アルゼンチン代表崩壊の真相…会議で「サンパオリを信用しない」と通達
2018.07.21 14:20 Sat
▽ロシア・ワールドカップ(W杯)でのアルゼンチン代表の崩壊の様子が明らかにされている。アルゼンチンのジャーナリスト、アリエル・セノシアイン氏の著書『Mundial es Historias』の情報を基に、スペイン『マルカ』が伝えた。
▽ロシアW杯の決勝トーナメント1回戦でフランス代表に敗れ、姿を消したアルゼンチン代表。大会前からチーム内部で混乱が広がっていると囁かれていたが、グループステージ第2節でクロアチア代表に0-3の完敗を喫した際、ピークを迎えていたようだ。
▽アリエル氏の『Mundial es Historias』によると、クロアチア戦後にFWリオネル・メッシとDFハビエル・マスチェラーノが、ホルヘ・サンパオリ監督とそのスタッフを呼びミーティングを開いたという。そのミーティングの目的は、選手たちがこれ以上サンパオリ監督を信用することはない、と伝えることだった。
▽選手たちが「あなたが何を言おうと関係ない。僕らはこれ以上あなたを信じないし、こちらにも考えがある」と主張すると、サンパオリ監督は驚きつつも「どのような要望があるか」と質問。すると、選手たちは「全てだ」と返答したそうだ。
▽また、過度な依存が疑問視されていたメッシ。当人も悩んでいたらしく、以下のようにサンパオリ監督に不満をぶつけた。
▽異様な光景を目にしたアルゼンチンサッカー協会(AFA)のクラウディオ・タピア会長は、選手側の意見を汲み取り、サンパオリ監督には受け入れるべきだと伝えた模様。アシスタントコーチの一人であるセバスティアン・ベカセセ氏がこれを受けて辞任の意向を示したが、サンパオリ監督によってそうさせて貰えなかったことも伝えられている。
▽なお、その後に行われた第3節のナイジェリア代表戦では、サンパオリ監督が「クン(セルヒオ・アグエロ)を投入しようか? 」とメッシに尋ねている様子がカメラに収められていたことが、『マルカ』に指摘されていた。
▽ロシアW杯の決勝トーナメント1回戦でフランス代表に敗れ、姿を消したアルゼンチン代表。大会前からチーム内部で混乱が広がっていると囁かれていたが、グループステージ第2節でクロアチア代表に0-3の完敗を喫した際、ピークを迎えていたようだ。
▽選手たちが「あなたが何を言おうと関係ない。僕らはこれ以上あなたを信じないし、こちらにも考えがある」と主張すると、サンパオリ監督は驚きつつも「どのような要望があるか」と質問。すると、選手たちは「全てだ」と返答したそうだ。
▽また、過度な依存が疑問視されていたメッシ。当人も悩んでいたらしく、以下のようにサンパオリ監督に不満をぶつけた。
「どのプレーヤーを起用して欲しいか、どのプレーヤーがそうでないか、あなたは10回は僕に尋ねてきた。そして、僕は決して名前を挙げることはしなかった」
▽異様な光景を目にしたアルゼンチンサッカー協会(AFA)のクラウディオ・タピア会長は、選手側の意見を汲み取り、サンパオリ監督には受け入れるべきだと伝えた模様。アシスタントコーチの一人であるセバスティアン・ベカセセ氏がこれを受けて辞任の意向を示したが、サンパオリ監督によってそうさせて貰えなかったことも伝えられている。
▽なお、その後に行われた第3節のナイジェリア代表戦では、サンパオリ監督が「クン(セルヒオ・アグエロ)を投入しようか? 」とメッシに尋ねている様子がカメラに収められていたことが、『マルカ』に指摘されていた。
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