ユベントス、ローマ副主将獲得に動く
2018.06.03 20:20 Sun
▽ユベントスが、ローマのイタリア代表アレッサンドロ・フロレンツィ(27)の獲得に動くようだ。イタリア『IlBianconero』が伝えている。
▽フロレンツィはローマ出身のMF。2012-13シーズンにトップチームに定着し、その頃はセントラルMFを主戦場にしていたが、徐々にウイングやサイドで起用されるようになると、近年では右サイドバックに真価を見いだし、今季も右サイドのユーティリティプレイヤーとしてリーグ戦32試合に出場し1ゴール4アシストを記録した。
▽スイス代表DFステファン・リヒトシュタイナーの退団が確実視され、ちょうど右サイドの補強を目指すユベントスがフロレンツィに興味。同選手はローマとの契約を2019年までとしているが、契約延長は思うように進んでいないようだ。
▽だが、ユベントス側は、ジェノアの元イタリア代表GKマッティア・ペリン(25)の獲得を済ませてから、フロレンツィ獲得に着手したい模様。同選手とペリンの代理人が一緒であることが、有利に働くと見込んでいるという。
▽フロレンツィはローマ出身のMF。2012-13シーズンにトップチームに定着し、その頃はセントラルMFを主戦場にしていたが、徐々にウイングやサイドで起用されるようになると、近年では右サイドバックに真価を見いだし、今季も右サイドのユーティリティプレイヤーとしてリーグ戦32試合に出場し1ゴール4アシストを記録した。
▽スイス代表DFステファン・リヒトシュタイナーの退団が確実視され、ちょうど右サイドの補強を目指すユベントスがフロレンツィに興味。同選手はローマとの契約を2019年までとしているが、契約延長は思うように進んでいないようだ。
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