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レアル・マドリーは5月31日、
ジネディーヌ・ジダン監督の退任を電撃発表した。かつてレアル・マドリーを率いた
ファビオ・カペッロ氏が持論を展開している。イタリア『カルチョメルカート』が伝えた。
▽レアル・マドリーの下部組織で監督キャリアをスタートさせたジダン監督は、2016年冬に内部昇格。3度のチャンピオンズリーグ制覇を含む9つのタイトルをチームにもたらし、名将の仲間入りを果たした。
▽過去に2度率いたレアル・マドリーで2回のリーガエスパニョーラ優勝を果たしながら、それぞれわずか1年で辞任したカペッロ氏。『『スカイ・スポーツ・イタリア』でジダン監督の電撃退任劇について次のようにコメントした。
「私が思うに、彼はチャンピオンズリーグを3連覇していなかったから、今ごろ、フロレンティーノ(・ペレス会長)から解任されていただろう」
「ペレスは監督になりたがる。彼(ペレス)は勝っていれば幸せを感じ、そうじゃなければ誰かを咎める。そのサイクルに乗じて、私は解雇された」
「ジダンが別の仕事のために辞めたとは思えない。優勝した後にでもフロレンティーノに辞任の旨を伝えることを決めていたんだろう」
「この先、彼は他のクラブでも勝てることを証明しなければならない。だが、彼はレアル・マドリー史上最高の獲得の1人だったことは間違いない」
「彼の後任? 私ならグティを推す。それ以外なら、(チェルシーのアントニオ・)コンテか、(ナポリのマウリツィオ・)サッリだね」
