西野ジャパンがガーナに黒星…W杯本番に不安、最終23名発表へ《キリンチャレンジカップ》
2018.05.30 21:21 Wed
▽日本代表は30日、日産スタジアムで行われたキリンチャレンジカップ2018のガーナ代表戦に臨み、0-2で敗れた。
▽ロシア・ワールドカップ(W杯)開幕2カ月前に監督交代を決断した日本。本大会前国内最終戦のガーナ戦は、西野朗監督の初陣となる。注目の布陣は[3-4-2-1]。最後尾にGK川島、最終ラインに右から吉田、長谷部、槙野を置き、左右ウィングバックに原口と長友、ボランチに山口と大島を起用した。シャドーは本田と宇佐美。最前線を大迫が務めている。
▽日本は4分、左シャドーの位置でプレーする宇佐美が左サイドでボールを収め、オーバーラップを試みた長友にヒールパス。この流れで完全に左サイドを突破した長友のセンタリングから中央の大迫がワントラップしてシュートを放つ。だが、ボールは惜しくも相手GKの正面を突く。
▽3バック両脇のスペースを突かれて攻め込まれる時間が続く日本は、9分にピンチ。ほぼゴール正面の近距離でFKを与えると、キッカーのトーマスが右足で直接狙う。これが壁を抜け、川島の守るゴール右下に。アトレティコ・マドリーに所属するトーマスの一発を浴び、ガーナに先制を許す。
▽追う展開を強いられた日本は、サイドチェンジでピッチを大きく使った攻撃で応戦。17分、高い位置でのミスパスを拾った大島が広くスペースの空いたバイタルエリア左の宇佐美にパスを出す。これを受けた宇佐美が右足でゴールを狙うが、ボールはゴールマウスの左側に逸れてしまう。
▽日本は33分、本田の仕掛けから敵陣中央、ほぼゴール正面の位置でFK。キッカーの本田が左足のブレ球シュートを放つ。これがゴールマウスの左下に飛ぶが、相手GKに阻まれる。その流れで得た左CKから再び本田に決定機が巡ってくるが、左足のシュートも相手GKの好守に遭う。
▽ハーフタイム明けから酒井高徳、香川、武藤を投入した日本。攻撃の活性化を図ると、武藤や香川がゴールに迫る。ところが、49分にカウンターを許して川島がPKのチャンスを献上。これをエマニュエル・ボアテングに落ち着いて決められ、ガーナに引き離されてしまう。
▽早いうちにまず1点を返したい日本は59分、ベンチスタートの岡崎と柴崎をピッチへ。両ウィングバックの高い位置取りと、素早いテンポのパスワークでガーナ守備陣を揺さぶり続ける。だが、局面でガーナの身体能力を生かした守備に引っかかり、なかなかゴールをこじ開けられない。
▽その後もカウンター狙いの相手を一方的に押し込む日本だが、最後の部分で精彩を欠き続ける。その中で、76分に長谷部を下げて井手口を送り込み、4バックにして前に圧力を強めていくが、79分に巡ってきた千載一遇のチャンスも武藤が不意に。決定力に欠ける戦いが続く。
▽結局、日本は平日開催にも関わらず、6万人以上のファンが観戦に訪れた国内最終戦で完封負け。W杯に不安を残したまま翌31日の16時、遂に最終メンバー23名が決まる。
▽ロシア・ワールドカップ(W杯)開幕2カ月前に監督交代を決断した日本。本大会前国内最終戦のガーナ戦は、西野朗監督の初陣となる。注目の布陣は[3-4-2-1]。最後尾にGK川島、最終ラインに右から吉田、長谷部、槙野を置き、左右ウィングバックに原口と長友、ボランチに山口と大島を起用した。シャドーは本田と宇佐美。最前線を大迫が務めている。
▽3バック両脇のスペースを突かれて攻め込まれる時間が続く日本は、9分にピンチ。ほぼゴール正面の近距離でFKを与えると、キッカーのトーマスが右足で直接狙う。これが壁を抜け、川島の守るゴール右下に。アトレティコ・マドリーに所属するトーマスの一発を浴び、ガーナに先制を許す。
▽追う展開を強いられた日本は、サイドチェンジでピッチを大きく使った攻撃で応戦。17分、高い位置でのミスパスを拾った大島が広くスペースの空いたバイタルエリア左の宇佐美にパスを出す。これを受けた宇佐美が右足でゴールを狙うが、ボールはゴールマウスの左側に逸れてしまう。
▽攻め手を見いだせずにいる日本は29分、宇佐美が個人技を披露。左サイドから中に切り込み、得意の角度から右足コントロールシュートを放つ。しかし、これもコースが甘くなり、相手GKに難なくキャッチされてしまう。続く30分にも宇佐美の突破からゴールに迫るがモノにできない。
▽日本は33分、本田の仕掛けから敵陣中央、ほぼゴール正面の位置でFK。キッカーの本田が左足のブレ球シュートを放つ。これがゴールマウスの左下に飛ぶが、相手GKに阻まれる。その流れで得た左CKから再び本田に決定機が巡ってくるが、左足のシュートも相手GKの好守に遭う。
▽ハーフタイム明けから酒井高徳、香川、武藤を投入した日本。攻撃の活性化を図ると、武藤や香川がゴールに迫る。ところが、49分にカウンターを許して川島がPKのチャンスを献上。これをエマニュエル・ボアテングに落ち着いて決められ、ガーナに引き離されてしまう。
▽早いうちにまず1点を返したい日本は59分、ベンチスタートの岡崎と柴崎をピッチへ。両ウィングバックの高い位置取りと、素早いテンポのパスワークでガーナ守備陣を揺さぶり続ける。だが、局面でガーナの身体能力を生かした守備に引っかかり、なかなかゴールをこじ開けられない。
▽その後もカウンター狙いの相手を一方的に押し込む日本だが、最後の部分で精彩を欠き続ける。その中で、76分に長谷部を下げて井手口を送り込み、4バックにして前に圧力を強めていくが、79分に巡ってきた千載一遇のチャンスも武藤が不意に。決定力に欠ける戦いが続く。
▽結局、日本は平日開催にも関わらず、6万人以上のファンが観戦に訪れた国内最終戦で完封負け。W杯に不安を残したまま翌31日の16時、遂に最終メンバー23名が決まる。
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