ネスタ氏がペルージャ監督就任…POでセリエA昇格を目指す

2018.05.15 02:00 Tue
Getty Images
▽セリエBのペルージャは14日、かつてイタリア代表でも活躍したアレッサンドロ・ネスタ氏(42)がトップチームを率いることを発表した。2018年6月30日までとなる。

▽かつては日本代表としても活躍した中田英寿が所属したことでも知られているペルージャ。2005年に破産すると、2010年にはクラブ破綻となり、セリエDへと降格。そこからASDペルージャとして再建。2011年にはACペルージャ・カルチョに改称し、順調に昇格を繰り返した。

▽2016-17シーズンにはセリエBで4位となるも、プレーオフで敗れセリエA復帰はならず。今シーズンは、最終節を残してセリエBで8位に。しかし、最終節を残して12日にロベルト・ブレダ監督を解任していた。
▽なお、ペルージャは3位〜8位で争う昇格プレーオフへの進出をほぼ確実としており、2シーズン連続でセリエA昇格に挑む。

▽そんな大事なチームを任されたネスタ氏は、ラツィオでキャリアをスタートさせると、ミランでもプレー。その後は、メジャーリーグ・サッカー(MLS)のモントリオール・インパクト、インド・スーパーリーグのチェンナイインでプレーし、2015年1月に引退。引退後は、NASL(北米サッカーリーグ)のマイアミFCで指揮を執っていた。
▽なお、15日に就任会見が行われるとのことだ。

アレッサンドロ・ネスタの関連記事

モンツァが10日、アレッサンドロ・ネスタ氏(48)の指揮官復職を発表した。 現役時代は黄金期セリエAで世界最高のセンターバックと称えられたネスタ氏。ラツィオ、ミランでスクデットに輝き、チャンピオンズリーグ(CL)優勝は通算2回…イタリア代表としては2006年ドイツW杯の優勝メンバーである。 指導者業転身を経 2025.02.10 20:48 Mon
モンツァが12月に解任したアレッサンドロ・ネスタ前監督(48)の呼び戻しを検討しているようだ。イタリア『スカイ』が報じている。 モンツァは、昨夏に就任したネスタ体制で今シーズンに臨んだが、セリエA17試合でわずか1勝に終わり、昨年12月23日に同監督を解任。後任にはサルバトーレ・ボッケッティ氏を招へいしたが、就任 2025.02.10 14:00 Mon
モンツァが3日、ミランからU-20イタリア代表MFケビン・ゼロリ(19)のレンタル加入を発表。契約期間は今季いっぱいとなり、買い取り条項はないものと伝えられている。 ゼロリはナイジェリア系のセントラルハーフで、ミランには少年時代から在籍。今季序盤戦の1試合を含め、すでに何試合かトップチームを経験しているなか、主戦 2025.02.04 14:37 Tue
モンツァは23日、サルバトーレ・ボッケッティ氏(38)を新指揮官に招へいしたことを発表した。契約期間は2027年6月までとなっている。 モンツァでは同日、セリエAで1勝7分け9敗の最下位と低迷していたことを受け、アレッサンドロ・ネスタ前監督(48)を解任していた。 現役時代センターバックでイタリア代表歴のあ 2024.12.24 07:30 Tue
モンツァは23日、アレッサンドロ・ネスタ監督(48)の即時解任を発表した。 現役時代はラツィオやミランなどでプレー。イタリア代表としても活躍したネスタ監督は、引退後にマイアミFC、ペルーじゃ、フロジノーネ、レッジャーナで監督を務めてきた。 今シーズンからセリエAのモンツァで監督を務めると、ここまで17試合を 2024.12.23 23:10 Mon

アレッサンドロ・ネスタの人気記事ランキング

1

トッティ獲得失敗のマイアミFC監督のネスタ、「彼の未来はローマのディレクター」

▽アメリカのマイアミFCを率いるアレッサンドロ・ネスタ監督が、獲得交渉が報じられていた元イタリア代表FWフランチェスコ・トッティ(40)に関して言及した。イタリア『コッリエレ・デッラ・セーラ』が伝えている。 ▽昨季限りで下部組織時代を含めて28年間を過ごしたローマを退団したトッティには、現在現役を引退して予てよりクラブが6年契約をオファーしていたディレクターに就任してフロント入り。あるいは獲得交渉が報じられているJ2の東京ヴェルディや、同胞ネスタ監督が率いるマイアミFCなどで、現役を続行する、という2つの選択肢がある。 ▽ネスタ監督は、かつてアッズーリで共にプレーしたトッティの獲得に動いていたことを認めながらも、同選手がローマでディレクターに就任するため、マイアミ入りを固辞したことを明かした。 「トッティがマイアミに来るかって? 我々は直接話をした。しかし、彼には(ローマの)ディレクターとしての未来が待っている」 「(ローマ退団セレモニーで)彼が未来を恐れていると言った? 新たなシーズンが始まったとき、そこに自分の姿がないことは厳しいことだ。もし、フットボール以外に何も興味を引くことがなければ、ピッチやロッカールームがより恋しくなるはずだ」 「子どもと過ごす時間や妻と買い物に出かけたりすることが多くなると思うが、我々は様々な感情を抱くことに慣れていかなければならない。フランチェスコが言ったことはそういう意味だと理解している」 ▽今回のネスタ監督の発言は、先日に東京Vの羽生英之社長が「今、代理人の方から聞いてるのは、最後2択になりましたと。ローマに残るのか、ヴェルディで現役を続けるのかの2択になって、アメリカの線は消えたというのは聞いてます」との発言を裏付けるものとなった。しかし、ネスタ監督の発言が全て事実であれば、トッティの未来はやはりローマの幹部入りなのか。 2017.07.13 00:12 Thu
2

ユベントスで残念な終わり方も…引く手数多な様子のアッレグリ氏

ユベントスを去ったマッシミリアーノ・アッレグリ氏(56)。次なる指揮官職を希望するなら選択肢は少なくないようだ。 コッパ・イタリア決勝における投げやりな言動・行動で即刻解任されたアッレグリ氏。もとより今季着任のクリスティアーノ・ジュントリSDと関係が悪く、リーグ戦の不調ぶりも際立っており、シーズン後の解任ならある意味妥当だったろうが、やはり残念な終わり方である。 ともあれ、カルチョにおける長い指導者キャリアで培った人脈があり、次なる指揮官職を希望するなら選択肢は少なくない模様。 イタリア『コリエレ・デラ・セーラ』いわく、モンツァの最高経営責任者(CEO)を務めるアドリアーノ・ガッリアーニ氏が、ミラン時代の仲間に対し、ユベントスでの解任劇を笑い飛ばしながら「ウチの監督ポストが空くから頭に入れておいて」と電話をかけたという。 モンツァは躍進の立役者となったラッファエレ・パッラディーノ監督(40)が、来月の契約満了に伴う退任を決意。ガッリアーニCEOは水面下で後任を探し、アレッシオ・ディオニージ氏(44)、アレッサンドロ・ネスタ氏(48)とともに、アッレグリ氏も候補の1人とされる。 また、高待遇を求めるならサウジアラビア行きという選択肢も。つい先日、アッレグリ氏のマネージメントを担当する代理店が、リヤドでアル・イテハドとミーティング。会談内容の詳細こそ不明も同クラブはマルセロ・ガジャルド監督(48)との契約解除が確実視される。 アッレグリ氏の“師匠”であり、個人アドバイザーも担うイタリアサッカー界の長老、ジョバンニ・ガレオーネ氏は最近、自身の一番弟子について「欧州内でオファーがあるだろうけどね」とコメントしつつ、来季いきなりの現場復帰については否定的な見解を寄せた。 振り返ると、アッレグリ氏はユベントスで第1次政権を終えたあと、2年間のブランクを経て再登板。ここ10年、ユベントス以外で指揮を執ったことがない。 再登板後はユベンティーノにほとんど良い印象を与えなかったアッレグリ氏だが、純粋に、他クラブで指揮を執ってどのような采配を振るうか、見てみたい。 2024.05.27 20:50 Mon

NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly