1stレグ先勝もチェンバレン重症か…クロップが言及
2018.04.25 08:40 Wed
▽リバプールを率いるユルゲン・クロップ監督が、ローマ戦で負傷交代したイングランド代表MFアレックス・オックスレイド=チェンバレンについて口を開いた。クラブ公式サイトが伝えている。
▽リバプールは24日、チャンピオンズリーグ(CL)準決勝1stレグでローマをホームに迎えた。チェンバレンはこの一戦に先発し、序盤から果敢にミドルシュートを浴びせたが15分にスライディングタックルを仕掛けた際に右膝を負傷。プレー続行不可能となり、ワイナルドゥムとの負傷交代を余儀なくされた。その後リバプールは5-2と大量得点で先勝している。
▽試合後、クロップ監督はチェンバレンの負傷について言及。「おそらく本当に悪いケガ」だと軽症では済まないと予測している。
「オックスレイド(=チェンバレン)に関しては、おそらく本当に悪いケガだ」
「スキャンの前にそう言えるということは、決して良いニュースではない。それはもちろん我々にとって大きなダメージであるということを意味する」
▽リバプールは24日、チャンピオンズリーグ(CL)準決勝1stレグでローマをホームに迎えた。チェンバレンはこの一戦に先発し、序盤から果敢にミドルシュートを浴びせたが15分にスライディングタックルを仕掛けた際に右膝を負傷。プレー続行不可能となり、ワイナルドゥムとの負傷交代を余儀なくされた。その後リバプールは5-2と大量得点で先勝している。
▽試合後、クロップ監督はチェンバレンの負傷について言及。「おそらく本当に悪いケガ」だと軽症では済まないと予測している。
「スキャンの前にそう言えるということは、決して良いニュースではない。それはもちろん我々にとって大きなダメージであるということを意味する」
「まだいくつかとても重要な試合がある。メンバーがこれより多くなることはない。だから、これから数試合ではよりクリエイティブになる必要がある」
ユルゲン・クロップの関連記事
リバプールの関連記事
UEFAチャンピオンズリーグの関連記事
|
ユルゲン・クロップの人気記事ランキング
1
日本代表MF守田英正が夏にプレミアへ? スポルティングとの契約延長を断り、1月にも関心寄せたクラブへ移籍か
スポルティングCPに所属する日本代表MF守田英正(29)だが、夏にプレミアリーグに挑戦する可能性が浮上している。 川崎フロンターレでプロキャリアをスタートさせた守田は、2021年1月にサンタ・クララへと完全移籍。2022年7月にスポルティングに加入した。 ポルトガルへ移籍してもボランチとしてのポジションを確保した守田。サンタ・クララでは公式戦59試合で4ゴール3アシストを記録すると、名門・スポルティングでもポジションを掴み、ここまで公式戦109試合で10ゴール11アシストを記録している。 マンチェスター・ユナイテッドを指揮するルベン・アモリム監督からも重宝されていた守田。スポルティングとの契約は2026年夏までとなっている中、契約を延長しない意向であると報道。指揮を執るルイ・ボルジェス監督も噂について言及していた。 「準備はできていない…彼が去るとは誰も言っていなかった。私は守田を素晴らしい選手だと思っている。彼はスポルティングの監督ではなかった時からすでに好きな選手であったが、スポルティングの監督になってからはさらに好きになった」 「彼はクラブと契約を結んでおり、私が頼りにしている選手であり、とても好きな選手だ。だから、その意味では何も考える必要はない。我々は彼がチームを助けられるように復帰できるかを心配している」 現在負傷離脱中の守田の復帰を望むボルジェス監督は、残留を強く望んでいるが、移籍金によってクラブを金銭的に助けられる今シーズン終了後に市場に出るとの見解も示していた。 その守田に対して関心を持っているとされるのがウォルバーハンプトンだ。イギリス『Football Fancast』によれば、この1月にも関心を寄せていたウォルバーハンプトンが夏に再び動くとのこと。移籍金確保のためには売却しなければいけない状況となるため、より安価で獲得できる状況になったためだという。 日本代表としても中心選手としてプレーする守田。相棒であるMF遠藤航(リバプール)も30歳でプレミアリーグに挑戦し、出番が多い訳ではないがユルゲン・クロップ前監督、アルネ・スロット監督の信頼を手にしている。 守田は「過小評価されている」と現地では伝えられており、その能力に目をつけているウォルバーハンプトンが獲得できるのか。夏の動向に注目が集まる。 2025.02.28 13:12 Fri2
「リバプールは近年最高のチームの一つ」CL大一番を控えるPSG、エンリケ監督はチームの成長に自信「このレベルに上がれる能力があると示す機会」
パリ・サンジェルマン(PSG)のルイス・エンリケ監督が、チャンピオンズリーグ(CL)での大一番を前に意気込みを語った。クラブ公式サイトが伝えている。 CLプレーオフではブレストとの同国対決を2戦合計10発で圧倒し、ラウンド16に勝ち上がったPSG。悲願の優勝を目指すチームのラウンド16の相手は、プレミアリーグで絶好調のリバプールとなっている。 CLリーグフェーズも首位通過と、現在欧州クラブの中でも飛び抜けた好調さを見せる相手との対戦だが、PSGもまた現在公式戦10連勝中でリーグ・アン首位を快走しており、屈指の好カードとなるのは間違いない。 試合の前日記者会見に出席したエンリケ監督も、リバプールが屈指の強豪であると認めつつ、スタイルの似たチーム同士の戦いを楽しみたいと意気込んでいる。 「リバプールは近年ヨーロッパで最高のチームの一つだ。今シーズンのCLでも、ここまで最高のプレーを見せるチームとの対戦となる。彼らは最近も、CLで優勝しているからね。ユルゲン・クロップ時代の後でより良い成績を出すのは難しかっただろうが、アルネ・スロットはプレス、守備、攻撃の仕方を知っている完璧なチームを作り上げた」 「彼らは計算された攻撃とカウンターの作り方を知っている。非常に完成されたチームだが、それが我々のモチベーションにもなっている。これは、我々全員がこのレベルに上がれる能力があると示す機会になるだろう」 「我々は非常に若いチームだが、昨シーズンは準決勝まで進出できた。だから、経験値で不利になるとは思わない。今、我々はこのようなビッグマッチで感情を落ち着かせる必要性を知っている。負傷者はなく、全員がこの試合でプレーしたいと望んでいるのだから、これまでやってきたように、自然な形でプレーするよう努めるつもりだ」 「リバプールはヨーロッパでも最高の攻撃力を持つチームの一つだ。我々は切り替えであまり影響を受けないよう注意しなければならない。彼らには攻撃時に電光石火の速さを持つ選手が3人いるのだから、我々は彼らを遅れるようにしなければならない。明日の我々の目標は、相手よりも優れていることだ」 「我々は多くの面で支配する2つのチームだ。明日は、わずかに異なる2つのスタイルだが、相手を支配したいという同じ願望を持っている。試合に持ち込む激しさという点では、リバプールの方がフィジカル面では間違いなく優れているだろう。だが、我々も似たようなチームだ。理論上は、現時点のヨーロッパで見られる最高の試合の 1 つだと思う」 「パルク・デ・プランスの雰囲気は並外れている。私は対戦相手としてそれを経験したこともあるのだ。重苦しく、威圧的な雰囲気を放っている。チームが自分たちの試合を押し付けるのは簡単ではないが、我々はホームの利点を生かしていきたい」 2025.03.05 16:45 Wed3
「我々は“RB”」初陣で劇的勝利を収めたRB大宮、スタイルを見せ続けた先の歓喜に長澤徹監督「姿勢は良かった」…クロップ氏との交流は「めっちゃ喋りたいんですけど…」と明かせず
RB大宮アルディージャとしての初陣を劇的勝利で終えた中、長澤徹監督が試合を振り返った。 15日、明治安田J2リーグが開幕。新たなクラブ名となったRB大宮はホームにモンテディオ山形を迎えた。 2024シーズンはクラブ史上初のJ3を戦った大宮だが、しっかりと優勝を果たして1年で復帰。対する山形は、3シーズン連続でJ1昇格プレーオフに挑戦したが、またしても敗れてJ2を戦うこととなった。 昨シーズンの成績だけを見れば、J3の1位とJ2の4位と大きく離れた両者だったが、ホームのRB大宮は、いきなりらしさを見せつけた。 積極的な前線からのプレス、さらに強度も高く、運動量を落とさずにボールを奪いにいくスタイルを見せ、まさに“RB”のスタイルを見せつけた。しかし、何度か訪れたチャンスを生かせずにゴールレスで前半は終了。それでも52分に連続したCKから濱田水輝がヘディングで合わせて先制に成功。その後も押し込み続けた。 しかし、66分に左サイドを崩されると、最後は土居聖真に決められ同点に。その後も攻め立てるがゴールを奪えず、引き分けに終わるかと思われた中、後半アディショナルタイム7分にCKのこぼれ球をスクランブル投入されていた藤井一志が押し込み勝ち越しに成功。その後に試合は終了し、開幕戦で劇的勝利を収めることに成功した。 山形のファン・サポーターも含め、大観衆が訪れた試合。長澤監督はファン・サポーターにまずは感謝し、開幕戦特有の難しさも感じたとコメント。運が少し向いたことでの勝利だと振り返った。 「1万3400人ほどのサポーターの方が集まってくれて、昨シーズンからそうなのですが、本当に勝たせてもらったゲームだと思っています。ありがとうございます」 「試合の方は、今日は各地で開幕戦をやっていると思うのですが、“ザ・開幕戦”という形で少し硬かったかなと思います。前半に1つヘディングで叩かれた部分があったのですが、それ以外はソリッドに進められていたので、粘り強くいっていれば何か起こるかなと思っていました」 「やはり開幕戦なのでセットプレーを非常に重要視していましたが、NACK5でやるときはかなりセットプレーでアドバンテージを持っていて、昨シーズンは本当に厳しいJ3の中で手に入れたものなので、しっかりレスポンスできた選手は褒めてやりたいと思います」 「そこから当然しっかりゲームを進めながら、2つ目という戦いでしたが、結構決定機やファイナルプレーで「あれ?」っていうプレーとか、(小島)幹敏が入っていったプレーとかでちょっと逃していたので、大丈夫かな?と思っていたら、しっかりと山形さんは素晴らしいチームなので、その流れの裏側で得点を決められ、打ち合いという形で持っていきました」 「相手も一気に交代してきましたし、我々も交代選手を出してパワーをかけて行って、どちらに転んでもおかしくないゲームだったと思います。我々に少し運があって、山形さんに少し運がなかったのかなという結末だと思います」 試合を振り返った長澤監督だが、チームが見せた新たなスタンスに一定の手応え。この先も続けていきたいとした。 「ただ、山形さんとはもう1試合ありますし、ここからはリーグ戦の2試合目に入っていくので、しっかりと反省する部分は反省する。ただ、自分たちの立ち位置はしっかり決まっていて、ボールを持ってポゼッションしまくるわけでもなく、ドン引きしてカウンターを狙うわけでもなく、我々は“RB”なので、ボールを奪いに行って、必要であれば早く攻めるし、必要であればしっかりボールを握るという、第3の立ち位置としてしっかり構築していくことと、今日は立ち位置を確認できたので、自分たちのスタイルでしっかり進んでいきたいと思います」 チームが目指すやり方、“RB”としての戦い方も示せたRB大宮。初陣でしっかりと勝利できたことは、この先の戦いにとっても大きいと振り返った。 「チームというよりも、開幕戦とクラスをチェンジして上がってきたので、白星は凄く大事です。色々なことがあっても、リーグが進んでいく上で5試合ぐらい白星がないと当然別の戦い方になって、リーグ全般を通して開幕戦は結果が大事だと思っていました。内容が付けばもちろん良いですが、そうはいかないというのは山形さんが素晴らしいチームだとわかっていたので、その2点でしっかり白星を取れたことは、非常に前進できるかなと思います」 新体制発表のイベントでは「全てのゲームで襲い掛かります」と語っていた長澤監督だが、開幕戦からその片鱗を選手たちは見せていた。 「今を持っている力の部分では非常にインターセプトやルーズボールなどを拾えました。もちろん圧倒はまだまだできませんが、その姿勢に関しては、良しとします」 「今はまだ冬場なので、走らないと風邪ひいちゃいますし、よく走っていると思います。これをベースに戦うことは我々決めていますが、まだマックスではないです。ただ、今持っている力を出したと思います」 一定の評価を下した長澤監督。選手を交代してもその戦い方は変わらず、最終的には勝利をもぎ取ることに成功。「今シーズンは交代で入ってくる選手のスペックが非常に高いので、交代の準備をしてきました」と、選手総出で戦っていく準備はしていたという。 出色の出来を見せたのはキャプテンでもある新加入のガブリエウ。危険なシーンには必ず顔を出し、山形の攻撃の芽を摘んでいた。 「力は分かっていました。上のステージでやるに十分力を持っている選手です。我々のプロジェクトに共鳴してくれました」と語り、「彼自身が素晴らしいというか、彼の本当の能力は周りの能力を引き立たせる。それが一番素晴らしいことで、外国人選手としては珍しいと思います。自分の背中でも見せるし、コーチングでも見せるので、我々にとっては素晴らしい貢献です」と、RB大宮でのデビュー戦でもしっかりとその力を見せてくれたと称えた。 まずは良い一歩を踏み出したRB大宮。ただ、驕ることはなく、しっかりと地に足をつけて、積み上げていくと長澤監督は強調する。 「ミーティングで言ったのは、2年前19位で降格しているので、19位で帰ってきただけだと伝えました。こうやって皆さんが注目してくれたり、RBがしっかりサポートしてくれる体制はありますが、そこは勘違いせずにというか、やはり元に戻ったポジションから我々はどう戦っていくか。山形には挑戦しようと。それは揺るぎない事実です」 「RBもサポートはしてくれますが、アシストやヘルプではないので、我々の姿勢に対してサポートしてくれるという強い言葉をいただいているので、我々次第だと思います。J2は始まりましたが、しっかりやっていきたいです」 「勝って兜の緒を締めよ」とは言ったもの。開幕戦の劇的勝利に浮かれることなく、目線は次節のホームゲーム。勝ち点1に終わらず、勝ち点3にできたことを勢いに変えられるか注目だ。 なお、この試合にはレッドブルのフットボール部門の責任者に就任したユルゲン・クロップ氏が登場。RBとして日本での最初のゲームということもあり、キックオフセレモニーで姿を見せた。 ドルトムントやリバプールで指揮したこともあり、スタンドもどよめきが。長澤監督はクロップ氏とのやりとりがあったようだが、「めっちゃ喋りたいんですけど、試合のこと以外喋るなとめっちゃ言われているので、すいません(笑)。申し訳ないです」と、会見ではノーコメントに。ただ、チームバスの装飾や、レッドブルカーに先導されてのスタジアム入りなど、多くの変化が見られたことについては「選手は本当に幸せだなと思います。昨年、非常に厳しい環境の中で試合をやってきた選手が多いので、そういった意味では勝ち取った後に何があるかというのを感じられたと思います」と、しっかりと報いを受けられていることを喜んでいた。 <span class="paragraph-title">【動画】後半ATのラストプレーで藤井一志が劇的決勝ゴール!</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="IqySZQP2d-Q";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2025.02.15 21:25 Sat4
「第一印象は最高」初来日のクロップ氏がRB大宮に抱いた印象「全ての道のりが楽しみ」…レッドブルで目指す方向は「相手から嫌がられる特別なクラブ」
『レッドブル』のグローバルサッカー部門の責任者を務めるユルゲン・クロップ氏。2025シーズンの明治安田J2リーグの開幕戦に合わせて来日し、新たにレッドブル・グループの一員となったRB大宮アルディージャの開幕ゲームに登場した。 2024年10月に『レッドブル』の傘下に入った大宮。今シーズンからチーム名も変更されると、ホームゲームの様子も一変。開幕戦ではチームバスをレッドブルカーが先導するド派手なパフォーマンスを見せるなど、大きな変化が目に見えて感じられた。 初来日となったというクロップ氏はRB大宮、対戦相手のモンテディオ山形のファン・サポーターも目の当たりにし、日本サッカーの一端に触れた中、試合観戦後にインタビューに応じ、改めて日本サッカーへの印象を語った。 「日本のサッカーを十分体験できたとは言えないが、今回の仕事と観戦を組み合わせることで、前よりも全体像が見えてきた。とはいえ、まだ試合を見る必要がある。観戦の大半はテレビになるだろう。ドイツと日本は少し距離があるからね。今回の印象はとても良かった。スタジアムの雰囲気は非常に良く、サポーターも情熱的だった。第一印象は最高だ」 非常に盛り上がった試合。RB大宮は1-1で迎えたラストプレーで藤井一志がゴール。2-1で勝利を収めていた。 チームの印象についてクロップ氏は「全ての道のりが楽しみだ。素晴らしいアイデアだと思う。日本やアジアにおけるサッカー界との関係を築く素晴らしい方法だ」とコメント。「日本には沢山のサッカー選手がいるが、欧州でプレーしている選手は多くない。国内の選手数から考えると、欧州でプレーしている数は少ない。もちろん サッカーは世界中にあるが、ここが興味深い疑問点で楽しみなところだ」と語り、「RB大宮とはまだ始まったばかりだが、非常に楽しみだ。日本で様々な人に会い、現状の印象を持つことができた。このあとドイツへ戻り、何ができるのか考えていく予定だ。これがプランだ」と、自身が感じとったものを元に、考えていきたいと語った。 試合の観戦を終えたクロップ氏は、クラブハウスを訪れてトップチームとWEリーグを戦う大宮アルディージャVENTUSの選手たちと顔合わせ。さらにはアカデミーの施設も訪れていた。 監督としてもドルトムントやリバプールでタイトルを獲得するなど結果を残してきたクロップ氏。自身の哲学の伝え方についても明かした。 「監督時代は難しくなかった。選手と私の距離を近づけるだけだった。選手たちと親密な関係ができれば、メディアや他の意見より私の考えを重視するようになっていたこのような関係を選手全員と築いていたので、チーム一丸となって外の世界と戦うことができていた」 「このような一体感というか、チームスピリットが私は好きなので、今は完全に異なる仕事だが、同じ一体感を作ろうとしている。私は最高の監督ではないし 最強クラブを率いた経験もないが、度々最強相手に勝利できていた。相手から嫌がられる特別なクラブにすることが目標だ」 ドルトムントではブンデスリーガを連覇、リバプールではプレミアリーグ、チャンピオンズリーグ(CL)など数々のタイトルを獲得。また、香川真司、南野拓実、遠藤航と日本人選手も指導してきた。 その中で、監督業を離れて『レッドブル』入りを果たしたクロップ氏。その理由についても語った。 「自分に変化を加えたかった。監督の仕事は好きだった。激烈な日々だった。その生活を約24年続けたあと、変化を加えたくなった。監督の才能は自覚しているが、続けるには人生は短すぎると思っている。そして、自分にどんな選択肢があるのか見てみたかった」 「幸運なことに頃合いよく、オリバー・ミンツラフから話が来た。レッドブルはグローバルサッカーに以前から取り組んでいたが、彼らはビジネス側ではなくサッカー側の人間を加えたがっていた。その話を聞いて、すぐに興味を持った。これが経緯だ」 「また 以前から旅に興味があった。観光旅行も悪くないが、目的や仕事のための旅だ。私はそっちが好きだ。なぜなら様々な人と違うレベルで出会えるからだ。もちろん観光的に美しい建物や皇居も楽しむこともあるが、多くの人と会う中で共に働く方が、本気度が違うので、相手をよく理解できる。今はまさに、理解していく段階なので、大いに楽しんでいる」 「当然ながら、就任する前は自分が貢献できるかどうか熟考した。とはいえ 私は昔から自信がある方だ。もちろん、100%の自信ではないが、役立ち、好影響を与えられる感触がある。なので、気分が良く取り組めている」 「多くのレッドブル社員にも会ったが、全員情熱的だった。ブランドと会社を愛する社員が多いことは、私にとってとても重要な情報だ。楽しめている人が多いなら、良い環境のはずだからだ」 新たな一歩を踏み出し、新たなチャレンジを始めたクロップ氏。そのレッドブル・グループのチームとしてRB大宮も加わった中、日本以外にもブラジル、アメリカ、ヨーロッパで視察を重ね、レッドブルのサッカーを学んでいる。 「情熱的な人が多い。これは特別なことだと思う。当然ながら、私は年老いてきたが、なぜかいつも若者と仕事をしてきた。サッカー選手なので若いのは当然だが、レッドブルも、どのオフィスを訪れても情熱的な若者たちが私たちのために働いている。とてもクールなことだと思うし その理由も理解できる。レッドブルは世界一クールなブランドのひとつだからだ。実に素晴らしいことだと思う」 「ブラジル、米国、日本はそれぞれ異なるが、愛する気持ちは全員同じだ。では、このカルチャーをどう保つのか? このカルチャーをどう活用するのか? どこをどう微調整すれば良いのか?サッカーはドイツで一番人気のスポーツだが、アメリカと日本では違う。ブラジルは同じく一番人気だ。この違いはどこから来るのか? 私たちは各国の育成にどう寄与できるのか?やることは山積みだ」 「しかし、それらについて考える時間はない。実際、監督時代も体験を正しく処理できなかった。だから、帰国後にしっかり時間をかけて体験を処理していきたい。体験した直後にやるべきことや重要な点をきちんと整理するのは難しい。まずは体験するしかない。今はそれを続けていく」 国が違えば文化も異なり、サッカーが置かれている立場も大きく異なる。ただ、それぞれに合わせていくことが大きな仕事であり、クロップ氏に期待されていることだ。 初めて来日したクロップ氏。RB大宮がある以上、再び来日する機会はあるはずだ。最後に日本の印象についても語り、多くを味わえなかったが、良い印象を持ったようだ。 「日本は見られなかった。東京の一部を見たけど、東京も広いので 見ていないに等しいな。とはいえ、素晴らしかった。日本を知らない人にひとつ言えるのは、食べ物が最高ということだ。あれはすごい。100%自分好みの味だ。日本食は前から食べていたが、日本で食べるのは初めてだった。完全に別物で、本当に素晴らしかった」 「東京の活気もクレイジーだ。昨晩少し外出したが 雰囲気が気に入った。街の楽しげなムードが良かった。クールだった。東京がバーで有名かどうかは知らないが、昨晩立ち寄ったバーも良かった。自由時間は短かったが 多少は観光できたし、第一印象はまさに最高だった」 「以前は 知っている人から話を聞いて日本を想像するだけだった。つまり、シンジ、タクミ、ワタルから聞いて良いイメージを持っていた。そして今回初めて見て回ったが、素晴らしかった。どの国も同じで、住めば不満が出てくるだろう。しかし 数日訪れるだけなら日本は本当に特別だ」 新たな一歩を踏み出しているクロップ氏、そしてRB大宮。日本のサッカーに新たな風を呼び込んでいくことは間違いなさそうだ。 2025.02.28 21:50 Fri5
相模原がYS横浜や長野を指揮したシュタルフ悠紀氏を新監督に招へい…19日に戸田和幸監督を電撃解任
SC相模原は26日、シュタルフ悠紀氏(39)が新監督に就任することを発表した。 相模原は今シーズンの明治安田J3リーグで18試合を終えて5位。昇格プレーオフ圏内にいる中、19日に戸田和幸監督を電撃的に解任。大きな話題を呼んでいた。 そんな中、新監督にシュタルフ悠紀氏を招へい。これまでY.S.C.C.横浜、AC長野パルセイロとJリーグで指揮すると、U-20タイ代表、ブリーラム・ユナイテッドU-20の監督を務めていたが、こちらを退任していた。 シュタルフ悠紀氏はクラブを通じてコメントしている。 「SC相模原に関わる全ての方々、いつもお世話になっております。日本フットボール界の皆様、こんにちは。このたび、SC相模原の一員になることが決まりました。タイから突然帰国することになったばかりの私に、このタイミングで新しい《ご縁》を与えてくださったクラブ関係者の皆様に、心より感謝申し上げます」 「今年は、これまで5年間お世話になったJ3をはじめ、刷新されたルヴァンカップなど、日本のフットボールをタイから久しぶりに一ファンとして楽しませていただいておりました。次節で早くも折り返し地点を迎える今季のJ3には、大宮や金沢といった強豪クラブも加わり、これまで以上にタフで拮抗した戦いが繰り広げられていると感じています」 「中には、このタイミングでの監督交代や人選に不安を抱いている方がいらっしゃるかもしれません。これについては、尊敬するユルゲン・クロップ監督の言葉を借りたいと思います。「入ってきた時に人々がなんと思うかは重要ではない。去る時になんと思われるかの方がよほど重要だ」ご縁をいただいた以上、心機一転し、前任者たちがこれまで積み上げてきたものを活かしてクラブが掲げるエナジーフットボールにさらに磨きをかける。ライバルたちと火花を散らし、ホームタウンをより一層盛り上げていく着火剤となる。その覚悟の上に、アクセル全開で最大限の熱量を注ぎ込みながらのぞむ所存です」 「選手、スタッフ、サガミスタの皆様、パートナー企業の皆様、宿願を達成するためには皆様の力が何としても必要です。一丸となって共に闘いましょう!」 2024.06.26 12:01 Wedリバプールの人気記事ランキング
1
「重要なカメオ出演」「重要なタックルを決めた」10分強の出番ながら圧倒的な守備の存在感、遠藤航が高評価「流れを決定づけた」
リバプールの日本代表MF遠藤航が高い評価を受けている。 5日、チャンピオンズリーグ(CL)ラウンド16・1stレグでリバプールはアウェイでパリ・サンジェルマン(PSG)と対戦した。 ラウンド16でも注目のビッグカード。首位でリーグフェーズを終えていたリバプールがプレーオフを勝ち上がったPSGと対戦する中、遠藤はこの日もベンチスタートとなった。 試合は互いに譲らない展開となり、リバプールはGKアリソン・ベッカーのスーパーセーブなどで失点を免れていく。 こう着状態の中、79分に遠藤はライアン・グラフェンベルフとの交代でピッチに立つと、期待されているクローザーぶりを遺憾無く発揮。82分にはPSGがカウンターに転じようとした中、ジョアン・ネヴェスに鋭いチャージで潰すことに。その後もしっかりと守備で貢献すると、チームは87分にハーヴィー・エリオットのゴールが決まり、0-1で勝利した。 守備での貢献ぶりをこの試合でも見せた遠藤は、軒並み高い評価を受けている。 <h3>◆イギリス『This is Anfield』/ 8点(10点満点)</h3> 「出場からわずか数分後にカウンターでジョアン・ネヴェスの攻撃を阻止するスライディングタックルで流れを決定づけた」 「いつものように、より多くのチャンスに値する選手の重要なカメオ出演だった」 <h3>◆イギリス『リバプール・エコー』/ 7点(10点満点)</h3> 「PSGがプレッシャーをかけ続けたため、守備のクオリティが求められた」 <h3>◆イギリス『Liverpool.com』/ 7点(10点満点)</h3> 「彼にぴったりのゲームだった。残り時間が迫る中、彼は体を張って重要なタックルを何回か決めた」 <span class="paragraph-title">【動画】遠藤航はクローザーで勝利を呼び込む守備で貢献!</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="uBcYEvK5UAQ";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2025.03.06 17:20 Thu2
「登場した瞬間に勝利したようなもの」クローザーが定着した遠藤航は短い時間でも評価「伝統的な仕事をやり遂げた」
リバプールの日本代表MF遠藤航はまたもクローザーで起用された。 8日、プレミアリーグ第28節でリバプールはホームにサウサンプトンを迎えた。 プレミアリーグの首位チームと最下位チームの戦いに。遠藤はこの試合もベンチスタートとなる中、チームは前半終了間際にウィル・スモールボーンのゴールで先制を許す。 1点ビハインドで後半を迎えたリバプール。アルネ・スロット監督はハーフタイムで3枚替えを敢行すると、51分にダルウィン・ヌニェスのゴールで追いつくと、55分、88分とモハメド・サラーがPKを2つ決めて3-1で勝利を収めた。 遠藤は81分から途中出場。アディショナルタイムを含めて10分強のプレーとなった中、短い時間でもクローザーとしての働きが評価された。 <h3>◆イギリス『This is Anfield』/ 6点(10点満点)</h3> 「最近の他のカメオ出演ほどは目立っていないが、彼が登場した瞬間に試合は勝利したようなものだった」 <h3>◆イギリス『リバプール・エコー』/ 採点なし</h3> 「試合を最後まで終えるために投入された」 <h3>◆イギリス『Football Insider』/ 6点(10点満点)</h3> 「いつも通り、終盤に勝利を収めるための彼の伝統的な仕事をやり遂げた」 <span class="paragraph-title">【動画】遠藤航は最終盤に登場、リバプールが盤石の勝利</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="4_ZhrNLdkis";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2025.03.09 13:15 Sun3
「全てを物語っている」緊急登板のクローザー・遠藤航、CL延長戦でセンターバックとして出場「場違いなところを見せなかった」
リバプールの日本代表MF遠藤航が緊急登板でも落ち着いたプレーを見せていた。 11日、チャンピオンズリーグ(CL)ラウンド16・2ndレグでリバプールはホームでPSGと対戦した。1stレグを0-1で勝利していたリバプール。2ndレグでもしっかりと勝ち切りたかったが、12分にウスマーヌ・デンベレにゴールを許して2戦合計で追いつかれてしまう。 勝ち越しを目指したリバプールだったが、ゴールが遠く延長戦へ。それでも決着がつかずPK戦に突入すると、PSGのジャンルイジ・ドンナルンマが躍動。ダルウィン・ヌニェスのシュートを読み切ってセーブすると、カーティス・ジョーンズのシュートもセーブ。PK戦では1-4とリバプールは敗れ、ラウンド16で敗退となった。 遠藤は延長後半にスクランブル投入。DFイブラヒマ・コナテが筋肉系のトラブルによりプレー続行不可能となると、急遽センターバックとして投入。わずかな時間だったが、PSGの攻撃を耐え、PK戦に持ち込んでいた。 緊急登板となった遠藤は、落ち着いたプレーと怠らない準備が評価されている。 <h3>◆イギリス『This is Anfield』/ 6点(10点満点)</h3> 「チャンピオンズリーグの試合で延長戦の緊迫した局面でセンターバックを務め、場違いなところを見せなかったことが、この選手の全てを物語っている」 <h3>◆イギリス『リバプール・エコー』/ 採点なし</h3> 「緊急時のセンターバックとして必要だった」 <h3>◆イギリス『エクスプレス』/ 6点(10点満点)</h3> 「延長戦後半、コナテが退場したためセンターバックで投入された」 <span class="paragraph-title">【動画】白熱の激闘! PK戦までもつれこんだ試合はPSGに軍配</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="uTksUgqrIX0";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2025.03.12 14:00 Wed4
遠藤航も途中出場のリバプールが防戦一方のPSG戦で望外の先勝! 鬼神アリソンの再三ビッグセーブに途中出場エリオットが値千金弾【CL】
チャンピオンズリーグ(CL)のラウンド16・1stレグ、パリ・サンジェルマン(PSG)vsリバプールが5日にパルク・デ・プランスで行われ、アウェイのリバプールが0-1で先勝した。なお、リバプールのMF遠藤航は79分に途中出場した。 同国対決となったスタッド・ブレストとのプレーオフで圧勝しラウンド16進出を果たしたPSG。また、首位を快走するリーグ・アンでは直近のリール戦に4-1で快勝し、5連勝で今回の大一番を良い形で迎えた。ルイス・エンリケ監督は現状のベストメンバーを起用し、3トップは右からクワラツヘリア、デンベレ、バルコラの並びとなった。 一方のリバプールは全勝突破こそ逃すも、リーグフェーズを見事に首位通過。さらに、プレミアリーグでも2位以下に13ポイント差をつける独走劇を見せている。FAカップ敗退に伴い先週末に試合はなく、2-0で快勝のニューカッスル戦から中6日で臨んだアウェイゲームでは先発1人を変更。ツィミカスに代えてロバートソンを起用した。 戦前はリバプール優勢との見方が多かったが、試合は立ち上がりからホームのPSGが主導権を握った。球際の攻防で互角以上に渡り合うと、自慢のトリデンテがサイドを起点に相手守備陣に質的優位をもたらす。 そして、前線のチャンスメークからファビアン・ルイス、ネヴェスと中盤の選手が前向きな状態でフィニッシュに絡んでいく。20分にはボックス右でパスを受けたクワラツヘリアが見事な左足のコントロールシュートをゴール左隅に突き刺すが、これはかなり際どいオフサイド判定でノーゴールに。 先制を逃したものの、主導権は譲らないPSG。時おりリバプールのロングカウンターに晒されたが、強力な前線に仕掛けられる前に連動した守備でしっかりと対応。決定機はおろかシュートまで持ち込ませない。 攻撃に転じた際には流動的な前線が個人技、コンビネーションで相手の守備を効果的に揺さぶる。30分過ぎにはボックス内に抜け出したデンベレとGKアリソン・ベッカーとの一対一を起点に、連続で決定機を迎えたが、デンベレのシュートはアリソンのビッグセーブに阻まれ、バルコラが2度のシュートチャンスを活かせず。 37分にもゴール前の密集で鮮やかな局面打開を見せたクワラツヘリアがカットインから右足シュート。DFにディフレクトしたボールがニア下へ向かうが、これもブラジル代表GKが驚異的な反応で阻んだ。 試合内容は完全にPSGも、守護神アリソンの鬼神のごときゴールキーピングによってゴールレスで折り返した試合は後半も同様の展開で進んでいく。 相手陣内でハーフコートゲームを展開するホームチームは54分、ボックス手前の好位置で得たFKの場面でキッカーのクワラツヘリアが鋭いシュートを右隅に飛ばすが、ここはGKアリソンが指先で触って枠外にはじき出す圧巻のセーブで阻止。以降もクワラツヘリア、デンベレのコンビで相手守備を揺さぶり続けたが、ゴールをこじ開けられない。 ハーフタイムの修正が期待されたものの、後半に入っても防戦一方の展開は変わらずのリバプール。67分にはジョタとルイス・ディアスに代えてヌニェスとカーティス・ジョーンズを投入。だが、この交代策も攻撃を活性化させる一手とはならず、前半のシュート1本からシュート数が一向に増えず。これを受け、スロット監督は79分にグラフェンベルフを下げて遠藤を投入。0-0でのドローをより意識した戦い方にシフトした。 PSGはドゥエやゴンサロ・ラモスら異なる特徴のアタッカーを続けて投入し、以降もチャンスを作るが、最後の局面でレッズの守護神の牙城を破れない焦れる状況が続く。 そんななか、リバプールは86分にサラーを下げてエリオットを投入すると、逃げ切りの意識をより強める交代策が望外の結果を導いた。87分、GKアリソンからのロングフィードに反応したヌニェスが前線でDFマルキーニョスに競り勝ってボールを収めると、冷静にボックス右に走り込むエリオットにラストパス。これをファーストタッチのレフティーがゴール左隅へシュート。GKドンナルンマの手をはじいたボールがゴールネットに吸い込まれた。これでエリオットはCL出場3試合連続ゴールとなった。 守護神の献身に応える途中出場2選手の値千金のゴールで先制に成功したリバプールは、遠藤も存在感を示した試合終盤の守備でホームチームの反撃を凌ぎ切った。 この結果、PSGのシュート28本枠内9本に対して、シュート2本唯一の枠内シュートでゴールをこじ開けたリバプールが敵地で先勝に成功した。 パリ・サンジェルマン 0-1 リバプール 【リバプール】 ハーヴェイ・エリオット(後42) 2025.03.06 07:09 Thu5