森岡亮太ベンチスタート…アンデルレヒト、クラブ・ブルージュ撃破《ジュピラー・プロ・リーグ優勝プレーオフ》
2018.04.16 08:40 Mon
▽日本代表MF森岡亮太が所属するアンデルレヒトは15日、ジュピラー・プロ・リーグ優勝プレーオフ第3節でクラブ・ブルージュをホームに迎え、1-0で勝利した。森岡は64分からピッチに立っている。
▽リーグ優勝プレーオフ1勝1敗同士の一戦は、ゴールレスで迎えた後半に動く。アンデルレヒトは52分、セットプレーからテオドルシュクのゴールで生まれ、先制した。
▽64分に森岡を起用したアンデルレヒトは81分にディアビの一発を浴びたかに思われたが、ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)の恩恵を受けて失点を回避する。
▽結局、クラブ・ブルージュの反撃を耐え凌いだアンデルレヒトが前節に続く白星で連勝を飾っている。
アンデルレヒト 1-0 クラブ・ブルージュ
【アンデルレヒト】
テオドルシュク(後7分)
▽リーグ優勝プレーオフ1勝1敗同士の一戦は、ゴールレスで迎えた後半に動く。アンデルレヒトは52分、セットプレーからテオドルシュクのゴールで生まれ、先制した。
▽64分に森岡を起用したアンデルレヒトは81分にディアビの一発を浴びたかに思われたが、ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)の恩恵を受けて失点を回避する。
アンデルレヒト 1-0 クラブ・ブルージュ
【アンデルレヒト】
テオドルシュク(後7分)
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▽27日、ベルギー・ジュピラー・プロ・リーグの2018-19シーズンが開幕を迎える。今シーズンは多くの日本人選手がプレーすることでも注目を集めるリーグを紹介していく。 <span style="font-weight:700;">◆日本人も躍動した2017-18シーズン</span><div style="text-align:center;"><img src="http://image.ultra-soccer.jp/800/image/get20180727belgium_tw2.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div>▽2017-18シーズンは、MF森岡亮太(アンデルレヒト)、FW久保裕也(ヘント)がプレーオフ1に進出。タイトルを争った後、グラブ・ブルージュが優勝を成し遂げた。また、FW豊川雄太(オイペン)は、最終節に衝撃のハットトリックを達成し、チームの奇跡の1部残留に大きく貢献した。また、U-20日本代表DF冨安健洋(シント=トロイデン)はリーグ戦の出場はなかったものの、プレーオフ2で1分間出場機会を得た。 ▽森岡はシーズン前半をベベレンでプレーしていたが、リーグ戦24試合に出場し7ゴール11アシストを記録。この活躍が認められ、1月にアンデルレヒトへ完全移籍。残りのリーグ戦も全てに出場し、アンデルレヒトでは6試合で3ゴール3アシストを記録した。 ▽プレーオフでも全10試合に出場し3ゴール1アシストを記録。チームは優勝を逃したものの、森岡はシーズンを通して高パフォーマンスを披露した。 ▽久保は、ヘント加入2シーズン目の昨シーズン、レギュラーリーグ全30試合に出場し7ゴール2アシストを記録。プレーオフでは7試合に出場し4ゴールをと気を吐いた。着実にステップアップを繰り返す久保は、今シーズンはトップでのプレーを希望。得点力に磨きをかけたいところだ。 ▽そして、短期間で衝撃的なパフォーマンスを見せたのが豊川だ。2018年1月に鹿島アントラーズからオイペンに完全移籍。長いJ2のシーズンを戦い抜いての移籍となった。加入直後は起用されなかったものの、残り4節の時点で出場機会を得ると、残留を懸けた大事な最終節で爆発。3ゴール1アシストと全得点に絡み、チームを残留へと導いた。ヨーロッパリーグ出場権をかけたプレーオフ2では、8試合に出場し4ゴールと活躍。シーズン終了後には契約延長を掴みとり、今季は開幕から大暴れが期待されている。 <span style="font-weight:700;">◆日本人が3名加わった新シーズン</span><div style="text-align:center;"><img src="http://image.ultra-soccer.jp/800/image/get20180727belgium_tw3.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div>▽欧州5大リーグへのステップアップの足掛かりとするためにプレーする選手が多いベルギーリーグ。そのリーグに、2018-19シーズンは日本人選手が新たに3名加わった。 ▽ロシア・ワールドカップにも日本代表として参加したDF植田直通は、鹿島アントラーズから昇格したセルクル・ブルージュへと加入。また、同じくワールドカップを経験したDF遠藤航は、浦和レッズからシント=トロイデンへと加入した。また、シント=トロイデンには、インゴルシュタットからMF関根貴大がレンタル移籍で加入。冨安を含め、3選手が同じチームに所属することとなった。 ▽かつては、スタンダール・リエージュに日本代表GK川島永嗣(2012-15)、FW永井謙佑(2013-14)、FW小野裕二(2013-15)が在籍。FW小野裕二は2015-16シーズンは、シント=トロイデンに在籍していた。さらには、元日本代表FW鈴木隆行氏がヘンク(2002-03)、ヒュースデン=ゾルダー(2003-04/現在は解散)に在籍していた。そのほか、FW指宿洋史(現ジェフユナイテッド千葉 )がオイペンに、MF坂井大将(現アルビレックス新潟)がテビュズ、GK林彰洋(現FC東京)がシャルルロワに在籍していた。 ▽中盤から前線の攻撃的な選手が欧州でプレーすることはこれまで多かったが、植田、遠藤、そして冨安とセンターバックやボランチでプレーする選手がどのような成長を見せるのか。今後の日本代表の強化を考えても、守備の選手たちの活躍には注目だ。 ▽また、シント=トロイデンは日本企業のDMMグループが2017年11月から経営権を取得。今シーズン3名の日本人選手が所属していることにも影響している。欧州クラブ移籍のキッカケを作っているこの状況は、新たな日本人選手のルートになる可能性は高い。 <span style="font-weight:700;">◆特殊なリーグ構成</span> ▽前述のとおり、16チームでレギュラーシーズンを戦い、上位6チームがプレーオフ1、7位から15位の9チームがプレーオフ2に進出。最下位の16位が2部に降格する。 ▽プレーオフ1では、シーズンの優勝を決めるとともに、翌シーズンのチャンピオンズリーグ出場権を争う。また、プレーオフ2ではヨーロッパリーグ出場権を争うが、1部の9チームに、2部の上位3チームを加えた12チームで戦うこととなる。 ▽一時期Jリーグでも導入されていたチャンピオンシップとは異なる形式だが、シーズンを2つに分けて戦う特殊なリーグとなっている。 ▽また、外国人枠やEU外選手枠などはなく、逆にベルギー国内で育成された選手が6名以上登録されていなくてはいけない、ホームグロウン制度を採用。アフリカの選手などもベルギーリーグを足掛かりに、欧州5大リーグやビッグクラブへと移籍していくケースが大きい。 ▽アーセナルは2001年から2006年までベベレンと提携、マンチェスター・ユナイテッドはロイヤル・アントワープと長期提携を結んでいる。チェルシーは下部リーグだが、KVCウェステルローとベルギークラブを傘下に置いている。出場機会のない若手選手のローン先としても活用するパターンもあり、リーグそのもののレベルは決して低いものではない。 <span style="font-weight:700;">◆ベルギーリーグを観るためには?</span> ▽2018-19シーズンのベルギー・ジュピラー・プロ・リーグは、日本でも視聴が可能だ。今シーズンは、『スカパー!』で日本人所属クラブの試合を生中継する予定だ。 ▽開幕戦となるスタンダール・リエージュvsヘント(27日27時30分キックオフ)の一戦を皮切りに、第1節はコルトレイクvsアンデルレヒト(28日25時キックオフ)を生中継する。 ▽また、第1節では日本人選手所属クラブ同士が対戦。冨安、関根、遠藤が所属するシント=トロイデンと植田が所属するセルクル・ブルージュが対決する。また、豊川が所属するオイペンは、アウェイでクラブ・ブルージュと対戦。日本人の活躍から目が離せない。 <span style="font-weight:700;">【第1節日程】</span> ▽7月27日(金) 《27:30》 スタンダール・リエージュ vs ヘント ※ヘント:久保裕也 ▽7月28日(土) 《25:00》 コルトレイク vs アンデルレヒト(森岡亮太) ※アンデルレヒト:森岡亮太 《27:00》 シント=トロイデン vs セルクル・ブルージュ ※シント=トロイデン:冨安健洋、関根貴大、遠藤航 ※セルクル・ブルージュ:植田直通 ズルテ・ワレヘム vs ベベレン 《27:30》 オーステンデ vs ムスクロン ▽7月29日(日) 《21:30》 クラブ・ブルージュ vs オイペン ※オイペン:豊川雄太 《25:00》 シャルルロワ vs アントワープ ロケレン vs ゲンク 2018.07.28 01:30 Sat3
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海外により厳しい環境を求め、日々凌ぎを削る日本人選手。先週末における海外日本人選手の成績を紹介する。 シント=トロイデンは9日、ジュピラー・プロ・リーグ第25節でベベレンをホームに迎え、2-1の勝利。ベルギーデビューのFW木下康介は85分からピッチに登場すると、わずか3分後に決勝点をマークした。そのほか、アジアカップ帰りの日本代表MF堂安律は復帰後初先発。新天地ベシクタシュで衝撃の2ゴールデビューを飾ったMF香川真司は66分からプレーした。 ◆プレミアリーグ [レスター・シティ]岡崎慎司 A 1-3 トッテナム ● 88分からプレー⇒<a href="http://web.ultra-soccer.jp/news/view?news_no=346309">詳細ニュース</a> [ニューカッスル]武藤嘉紀 A vs ウォルバーハンプトン ※月曜開催 [サウサンプトン]吉田麻也 H 1-2 カーディフ ● ベンチ入りも出場せず⇒<a href="http://web.ultra-soccer.jp/news/view?news_no=346114">詳細ニュース</a> ◆リーガエスパニョーラ [ヘタフェ]柴崎岳 H 3-1 セルタ ◯ ベンチ入りも出場せず [アラベス]乾貴士 H vs レバンテ ※月曜開催 ◆ブンデスリーガ [ブレーメン]大迫勇也 H 4-0 アウグスブルク ◯ ケガのため欠場 [フランクフルト]長谷部誠 A 0-0 ライプツィヒ △ フル出場⇒<a href="http://web.ultra-soccer.jp/news/view?news_no=346096">詳細ニュース</a> [ニュルンベルク]久保裕也 A 0-2 ハノーファー ● 76分からプレー⇒<a href="http://web.ultra-soccer.jp/news/view?news_no=346097">詳細ニュース</a> [ハノーファー]浅野拓磨 H 2-0 ニュルンベルク ◯ ベンチ入りせず⇒<a href="http://web.ultra-soccer.jp/news/view?news_no=346097">詳細ニュース</a> [ハノーファー]原口元気 H 2-0 ニュルンベルク ◯ フル出場⇒<a href="http://web.ultra-soccer.jp/news/view?news_no=346097">詳細ニュース</a> [デュッセルドルフ]宇佐美貴史 H 3-0 シュツットガルト ◯ ベンチ入りせず ◆リーグ・アン [マルセイユ]酒井宏樹 A 2-1 ディジョン ◯ フル出場⇒<a href="http://web.ultra-soccer.jp/news/view?news_no=345972">詳細ニュース</a> [トゥールーズ]昌子源 H 1-1 スタッド・ランス △ フル出場 [ストラスブール]川島永嗣 H 1-2 アンジェ ● ベンチ入りせず ◆エールディビジ [ヘーレンフェーン]小林祐希 H 1-1 ズウォレ △ ベンチ入りも出場せず [フローニンヘン]堂安律 H 2-1 フィテッセ ◯ フル出場 [フローニンヘン]板倉滉 H 2-1 フィテッセ ◯ ベンチ入りも出場せず [ズウォレ]中山雄太 A 1-1 ヘーレンフェーン △ ベンチ入りも出場せず ◆ポルトガル [ポルティモネンセ]権田修一 H 0-1 リオ・アヴェ ● ベンチ入りせず [ギマラエス]深堀隼平 A 1-0 リオ・CDトンデラ ● ベンチ入りせず [ブラガ]安西海斗 H 2-1 チャベス ◯ ベンチ入りせず [ベンフィカ]小久保玲央ブライアン H 10-0 ナシオナル ベンチ入りせず ◆トルコリーグ [ベシクタシュ]香川真司 H 2-0 ブルサシュポル ◯ 66分からプレー [ガラタサライ]長友佑都 H 3-1 トラブゾンシュポル ◯ フル出場 ◆オーストリアリーグ [ザルツブルク]南野拓実 ※ウインターブレイク中 [インスブルック]財前淳 ※ウインターブレイク中 ◆ロシアリーグ [CSKAモスクワ]西村拓真 ※ウインターブレイク中 ◆ベルギーリーグ [ヘンク]伊東純也 H 2-0 スタンダール・リエージュ ◯ ベンチ入りせず [シント=トロイデン]遠藤航 H 2-1 ワースランド・ベベレン ◯ ケガのため欠場⇒<a href="http://web.ultra-soccer.jp/news/view?news_no=346152">詳細ニュース</a> [シント=トロイデン]鎌田大地 H 2-1 ワースランド・ベベレン ◯ フル出場⇒<a href="http://web.ultra-soccer.jp/news/view?news_no=346152">詳細ニュース</a> [シント=トロイデン]冨安健洋 H 2-1 ワースランド・ベベレン ◯ フル出場⇒<a href="http://web.ultra-soccer.jp/news/view?news_no=346152">詳細ニュース</a> [シント=トロイデン]関根貴大 H 2-1 ワースランド・ベベレン ◯ ベンチ入りも出場せず⇒<a href="http://web.ultra-soccer.jp/news/view?news_no=346152">詳細ニュース</a> [シント=トロイデン]小池裕太 H 2-1 ワースランド・ベベレン ◯ ベンチ入りせず⇒<a href="http://web.ultra-soccer.jp/news/view?news_no=346152">詳細ニュース</a> [シント=トロイデン]木下康介 H 2-1 ワースランド・ベベレン ◯ 85分からプレー、88分に移籍後初ゴールを記録⇒<a href="http://web.ultra-soccer.jp/news/view?news_no=346152">詳細ニュース</a> [シャルルロワ]森岡亮太 H 1-1 オーステンデ △ 84分までプレー [オイペン]豊川雄太 H 0-1 コルトレイク ● フル出場 [セルクル・ブルージュ]植田直通 H 2-2 クラブ・ブルージュ △ 61分までプレー 2019.02.11 12:05 Mon5
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セルティックがデンマーク代表GKカスパー・シュマイケル(37)を獲得するようだ。 同じくGKとしてマンチェスター・ユナイテッドで活躍したピーター・シュマイケルを父に持つシュマイケル。かつてはレスター・シティで岡崎慎司氏らとともに奇跡の優勝に貢献するなど、長らく守護神の立ち位置を守り、2022年夏のニース行きを挟み、昨季からアンデルレヒトに活躍の場を移した。 そのベルギーでは公式戦32試合でプレーしたが、1年延長オプションも見送られ、1年契約が先月をもって終了。先のユーロ2024でも全4試合に出場した代表ではここまで105キャップを刻み、依然として第一線で活躍を続けるが、所属先なしの状態だった。 そんなデンマーク守護神の行き先はスコットランドになる模様。移籍市場に精通するイタリア人ジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏によると、スコットランドの名門セルティック入りが見込まれ、契約は1年延長オプション付きの1年になるという。 セルティックでは在籍3年間で通算153試合の出場数を誇った元イングランド代表GKジョー・ハートが昨季限りで現役引退。そこで新たな守護神探しの動きが取り沙汰されるが、実績申し分なしながらフリーの元レスター守護神に白羽の矢が立ったとみられる。 2024.07.13 08:45 Sat4
アンデルレヒト移籍の後藤啓介、磐田と同じ背番号「42」の理由は「同じ気持ちで戦えるように」…思い描く将来像「いずれはみなさんが知っているようなクラブに」
ジュビロ磐田からアンデルレヒトへと期限付き移籍することが発表されたFW後藤啓介(18)が移籍会見を行った。 28日、磐田は後藤の期限付き移籍決定を発表。アンデルレヒトも加入を発表した。 磐田の下部組織で育ち、今シーズンからトップチームに昇格した後藤。明治安田生命J2リーグでは途中出場がメインながら33試合に出場し7特典を記録。チームは最終節で見事に勝利し、J1自動昇格を掴んでいた。 これまでもヨーロッパのクラブからの関心が伝えられていた後藤。記者会見では移籍を決断した理由について「いくつかオファーがあった中で、夏にもあったんですが、夏の期間では行けないと思っていて、アンデルレヒトから話があった」とコメント。半年待っての移籍になったと明かした。 ベルギーでは多くの日本人選手がプレーしており、ここからステップアップを果たした選手も多い。ベルギーについては「日本人も多くいますし、5大リーグでプレーするためのステップアップのリーグですがレベルも非常に高いです」と印象を語り、「自分が成長するためには凄く良いところかなと思います」と、ヨーロッパの玄関口として良い場所だと感じているようだ。 背番号は磐田時代も背負った「42」に決定した後藤。「ジュビロでつけた番号で色々な思い出に今年なったので、向こうでも同じ気持ちで戦えるように、同じ番号にしました」と、背番号を選んだ理由を語る。 191cmの長身でありながら、スピードを兼ね備えている後藤は高く評価。U-18日本代表としてもプレーしていた。 プロ1年目で早くも海外へ。この先の目標については「環境が変わって、言葉もうまく話せないですが、言葉の壁もあるので、まずは環境に慣れること。1日でも早くピッチに立って、ゴールを決めて、ファン・サポーターの皆さんに良い報告ができればと思います」とコメント。まずは慣れてから結果を出したいとした。 プロ入りと同じ年にヨーロッパへの移籍。冒頭にスポーツダイレクター(SD)を務める藤田俊哉氏も「ついこの間のよう」と語ったように、同じ年に入団会見と移籍会見をした後藤。このスピードには「全然思い描いてはいなかったですが、早く海外に行きたいと思っていたので、すごく良い半年でした」とコメント。「ラッキーな部分も多かったですが、常にこういうふうになるように準備していたので、早くなってよかったです」と、予想以上の早さではあったが、夢が実現したことを喜んだ。 来年はパリ・オリンピックも開催され、アンデルレヒトで結果を残せば出場の可能性もある状況。ただ、後藤の目標はクラブで結果を残すことだという。 「オリンピックは狙っていますが、まずはそこに行くためにアンデルレヒトで結果を残し続けなければいけないと思いますし、より多くの試合に出て活躍しなければいけないと思います。早く環境に慣れて、1日でも早く活躍するのが今の目標です」 それでも思い描いているものは多い。「どっちでプレーするかまだ分かりません」とセカンドチームかファーストチームかは不明だとしながらも、「どっちでプレーすることになっても自分でやることには変わりないので、自分の良さを発揮してセカンドからなら早くトップに上がることですし、トップなら試合に出て得点に絡み続けることです」とコメント。とにかく結果にこだわっていくという。 またこの先のプランについても「まずはアンデルレヒトで活躍しないと、5大リーグや良いクラブに行けないので、まずはアンデルレヒトで活躍すること」と語りながらも、「いずれはみなさんが知っているようなクラブに行きたいですし、そこで活躍したいです」と、ビッグクラブへの移籍を将来は果たしたいという。 その中で今回の移籍は「不安は多い」と語る後藤だが、「それも楽しめたらと思う」とポジティブに捉えている後藤。後押ししたのは、ベルギーのシント=トロイデンでプレー経験がある先輩のDF松原后だったという。 「后くんがベルギーにいたので、オファーが来た時には后くんに聞いて、どういう街で、どれぐらいサポーターが入るのかとかを聞いて、それを含めて決めました」と語った後藤。「后うくんのお陰です」と移籍決断を後押しされたという。 松原はベルギーについて「ステップアップするには良い」と語っていたとのこと。「アンデルレヒトはビッグクラブ。行けるなら行ったほうが良い。すごく良いチーム」と言っていたという。先輩の言葉も大きく影響したようだ。 アカデミー時代を含めて10年間在籍した磐田。トップチームではわずかな時間となったが、後藤はクラブへの感謝の気持ちを語っている。 「スクールからトップまで色々なコーチに教わってきたので、そのコーチの方々、クラブ関係の人にはすごく感謝しています」 「ずっと見てきたクラブ、ずっと応援してきたクラブだったので少し寂しい気持ちもありますが、自分が決めた道なので頑張りたいです」 また、ファン・サポーターについても言及。応援してもらいたいと願った。 「ユースから応援してくれている人もいますし、自分が小学校の時から知っていて応援してくれている人もいて、今シーズンから応援してくれる人もいる中で、ジュビロでプレーする期間はあっという間でしたけど、こんなにたくさんの人に応援してもらえるという幸せを実感できたのはみなさんのおかげですし、そのみなさんに、活躍している姿、頑張っている姿をたくさん届けたいと思います。応援してくれたら嬉しいなと思います」 大型ストライカーとして伸び代十分な後藤。ベルギーで揉まれてどこまで成長するのか、アンデルレヒトでのプレーに注目だ。 2023.11.29 16:55 Wed5
