スアレス&カバーニの両エース弾でウルグアイがチェコに完勝! ウェールズとの決勝へ《チャイナカップ2018》
2018.03.23 22:45 Fri
▽チャイナカップ2018準決勝、ウルグアイ代表vsチェコ代表が23日に行われ、2-0で勝利したウルグアイが決勝進出を決めた。
▽昨年に創設された『ワンダ・スポーツ・ホールディングス』が主催する国際トーナメントであるチャイナカップ。今大会は開催国の中国代表と招待国のウェールズ、ウルグアイ、チェコの合計4チームで争われる。準決勝では中国vsウェールズ、ウルグアイvsチェコのカードが組まれており、22日に行われた中国vsウェールズでは6-0でウェールズが大勝。このため、ウルグアイvsチェコの勝者がウルグアイと決勝で、敗者が3位決定戦で中国と対戦する予定となっている。
▽ロシア・ワールドカップ(W杯)・南米予選をブラジルに次ぐ2位で通過したウルグアイ。この試合でも、アトレティコ・マドリーの堅守を支えるDFコンビのゴディン、ホセ・ヒメネスや、バルセロナFWスアレス、パリ・サンジェルマンFWカバーニら主力を順当に起用した。
▽対するチェコは、ロシアW杯・欧州予選グループBでドイツ、北アイルランドの後塵を拝して敗退。仕切り直しを図る一戦、期待の新星であるローマFWシックら比較的若いメンバーを中心に起用した。
▽試合は序盤から大きく動きをみせる。ウルグアイは10分、味方とのワンツーでボックス内に侵攻したスアレスが、初出場のチェコGKパブレンカに倒されてPKを獲得。スアレスが自らキッカーを務めると、冷静に逆を突いて先制点とした。また、GKパブレンカにとっては手痛い代表での初失点となった。
▽その後も攻勢を続けるウルグアイはさらに37分、ショートカウンターが発動。チェコの最終ラインが崩れた状態でナンデスから浮き球のラストパスが送られると、ボックス内中央のカバーニがオーバーヘッドシュートを選択し、豪快に追加点を突き刺した。
▽試合は、ウルグアイの2点リードで折り返しを迎えることに。後半に入ると、チェコはボールを持ちつつウルグアイの牙城を崩そうと試みる。すると56分、ダリダのクロスにボックス中央のシックが反応。しかし、ボールは右に逸れていく。
▽それでもウルグアイはその後、持ち前の粘り強さでチェコに危険なシーンを作らせず。79分にはスアレスに代えてマキシ・ゴメスを、80分にはカバーニに代えてストゥアーニを投入し、両エースを立て続けに休ませる采配を行った。
▽すると結局、ウルグアイが老獪な試合運びをみせ、2-0のスコアが動かないまま終了の笛を聞くことに。この結果、ウルグアイはウェールズの待つ26日開催の決勝に進出。敗れたチェコは、26日に行われる開催国の中国との3位決定戦に臨むこととなった。
▽昨年に創設された『ワンダ・スポーツ・ホールディングス』が主催する国際トーナメントであるチャイナカップ。今大会は開催国の中国代表と招待国のウェールズ、ウルグアイ、チェコの合計4チームで争われる。準決勝では中国vsウェールズ、ウルグアイvsチェコのカードが組まれており、22日に行われた中国vsウェールズでは6-0でウェールズが大勝。このため、ウルグアイvsチェコの勝者がウルグアイと決勝で、敗者が3位決定戦で中国と対戦する予定となっている。
▽ロシア・ワールドカップ(W杯)・南米予選をブラジルに次ぐ2位で通過したウルグアイ。この試合でも、アトレティコ・マドリーの堅守を支えるDFコンビのゴディン、ホセ・ヒメネスや、バルセロナFWスアレス、パリ・サンジェルマンFWカバーニら主力を順当に起用した。
▽試合は序盤から大きく動きをみせる。ウルグアイは10分、味方とのワンツーでボックス内に侵攻したスアレスが、初出場のチェコGKパブレンカに倒されてPKを獲得。スアレスが自らキッカーを務めると、冷静に逆を突いて先制点とした。また、GKパブレンカにとっては手痛い代表での初失点となった。
▽先制に成功したウルグアイは16分にも相手陣内右サイドでFKを獲得してチャンスを迎える。デ・アラスカエタがボックス内に精度の高いクロスを供給すると、DFゴディンが強烈なヘディングシュートを放つ。しかし、ここはGKパブレンカがファインセーブを披露して凌いだ。
▽その後も攻勢を続けるウルグアイはさらに37分、ショートカウンターが発動。チェコの最終ラインが崩れた状態でナンデスから浮き球のラストパスが送られると、ボックス内中央のカバーニがオーバーヘッドシュートを選択し、豪快に追加点を突き刺した。
▽試合は、ウルグアイの2点リードで折り返しを迎えることに。後半に入ると、チェコはボールを持ちつつウルグアイの牙城を崩そうと試みる。すると56分、ダリダのクロスにボックス中央のシックが反応。しかし、ボールは右に逸れていく。
▽それでもウルグアイはその後、持ち前の粘り強さでチェコに危険なシーンを作らせず。79分にはスアレスに代えてマキシ・ゴメスを、80分にはカバーニに代えてストゥアーニを投入し、両エースを立て続けに休ませる采配を行った。
▽すると結局、ウルグアイが老獪な試合運びをみせ、2-0のスコアが動かないまま終了の笛を聞くことに。この結果、ウルグアイはウェールズの待つ26日開催の決勝に進出。敗れたチェコは、26日に行われる開催国の中国との3位決定戦に臨むこととなった。
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