【質疑応答】東京五輪世代率いる森保監督「タフな日程でチーム、選手が成長できるように」《パラグアイ遠征》
2018.03.13 18:40 Tue
▽日本サッカー協会(JFA)は13日、パラグアイ遠征に臨むU-21同国代表メンバー23名を発表した。
▽メンバー発表会見に出席した森保一監督は、冒頭で「このパラグアイ遠征は非常にタフな日程で活動します。その中で選手が成長、そしてチームが成長できるように良い経験を積んで前進できればと思います」と意気込みをコメント。その後、質疑に応じた。
――今回選手に求めるものは?
「前回の中国でのU-21の活動で出た課題を改善して、さらにチームとしても、個のレベルとしてもレベルアップできるように、このパラグアイでの遠征をやっていきたいと思います。また、今回も前回の活動から多くの選手を入れ替えておりますので、個性を見つつ、足りないところは改善するように。特徴の部分は伸ばしてもらえるように、働きかけをしたいと思います」
――先日発表されたU-19代表メンバーとの棲み分けを教えてください
「視察の段階では多くの選手を見てきましたが、今回のチーム編成は1997年、1998年生まれの選手で構成しています」
――J1で長い時間プレーしている選手に関して、代表監督としての見解は?
「非常に選手個人にも、Jクラブにとっても、代表にとってもこの年代の選手がJリーグの公式戦の場で試合経験を積んでいるということは、現段階でも色々なポジションを獲得していて、獲得し続けるためにプレーできているということは、凄く良いことだと思っています。代表に招集させていただいて、活動の中で良い経験をしてもらって短い期間でも成長してもらいたい。大切なのは、日常でどれだけ自分のパフォーマンスを上げていけるかということです。代表の経験からそれが生まれてもらえばと思います。若い選手がチームで自分のポジションで試合に出続けるということは、代表にとっても非常に大きな財産になります」
「センターバックや、左右のウィングバックでも守備的に起用できると思っています。去年の代表の時はサイドバックで出場していたと思いますが、視察の段階でセンターバックだったりのプレーは見ていますし、守備の部分で彼が持っている身体能力の高さや当たりの強さ、攻撃に転じていけるところを見せてもらいたい」
――東京五輪までの大枠のプランは? 何処までが第一段階と考えているか
「段階的かはわかりませんが、東京オリンピックに向けて代表でプレーできるこの年代の選手をできるだけ多く把握したいということで、私も含めてスタッフ全員で広く見ているところです。そこから、少しづつチームとしてコンセプトを固めていきたいと思っています。
「まだ、広く見てコアを固めてくという部分では、招集に制限もあります。今はこの状況の中で少しでも選手を発掘していき、レベルアップできる経験をしてもらいたい。東京五輪が近づいた時にどこの部分が武器になるかが、我々が広く見たことの大きな成果となると思います」
――ハンブルガーSVのMF伊藤達哉の印象は? A代表も同じ時期にありますが、招集に向けてどのようなやり取りがありましたか
「伊藤選手について、私は呼んで欲しいと技術委員会に話しただけなので、招集のやり取りはお伝えできません。彼のプレーは去年、生で見てきました。そして、映像でもチェックしながら、我々の代表に入れる選手として見てきています」
「前線でボールを受けて、そこから本当にどん欲に相手のゴールに向かっていく。目の前に相手がいても、そこを何とか突破してチャンスに繋げていく、ゴールに繋げていく。そういう姿勢を示せる選手だと思うので、攻撃の所でどん欲な部分を見せてもらいたいと思っています」
▽メンバー発表会見に出席した森保一監督は、冒頭で「このパラグアイ遠征は非常にタフな日程で活動します。その中で選手が成長、そしてチームが成長できるように良い経験を積んで前進できればと思います」と意気込みをコメント。その後、質疑に応じた。
――今回選手に求めるものは?
「前回の中国でのU-21の活動で出た課題を改善して、さらにチームとしても、個のレベルとしてもレベルアップできるように、このパラグアイでの遠征をやっていきたいと思います。また、今回も前回の活動から多くの選手を入れ替えておりますので、個性を見つつ、足りないところは改善するように。特徴の部分は伸ばしてもらえるように、働きかけをしたいと思います」
「視察の段階では多くの選手を見てきましたが、今回のチーム編成は1997年、1998年生まれの選手で構成しています」
――J1で長い時間プレーしている選手に関して、代表監督としての見解は?
「非常に選手個人にも、Jクラブにとっても、代表にとってもこの年代の選手がJリーグの公式戦の場で試合経験を積んでいるということは、現段階でも色々なポジションを獲得していて、獲得し続けるためにプレーできているということは、凄く良いことだと思っています。代表に招集させていただいて、活動の中で良い経験をしてもらって短い期間でも成長してもらいたい。大切なのは、日常でどれだけ自分のパフォーマンスを上げていけるかということです。代表の経験からそれが生まれてもらえばと思います。若い選手がチームで自分のポジションで試合に出続けるということは、代表にとっても非常に大きな財産になります」
――DFアピアタウィアは大学ではSBをやっていますが、どのような起用を考えていますか?
「センターバックや、左右のウィングバックでも守備的に起用できると思っています。去年の代表の時はサイドバックで出場していたと思いますが、視察の段階でセンターバックだったりのプレーは見ていますし、守備の部分で彼が持っている身体能力の高さや当たりの強さ、攻撃に転じていけるところを見せてもらいたい」
――東京五輪までの大枠のプランは? 何処までが第一段階と考えているか
「段階的かはわかりませんが、東京オリンピックに向けて代表でプレーできるこの年代の選手をできるだけ多く把握したいということで、私も含めてスタッフ全員で広く見ているところです。そこから、少しづつチームとしてコンセプトを固めていきたいと思っています。
「まだ、広く見てコアを固めてくという部分では、招集に制限もあります。今はこの状況の中で少しでも選手を発掘していき、レベルアップできる経験をしてもらいたい。東京五輪が近づいた時にどこの部分が武器になるかが、我々が広く見たことの大きな成果となると思います」
――ハンブルガーSVのMF伊藤達哉の印象は? A代表も同じ時期にありますが、招集に向けてどのようなやり取りがありましたか
「伊藤選手について、私は呼んで欲しいと技術委員会に話しただけなので、招集のやり取りはお伝えできません。彼のプレーは去年、生で見てきました。そして、映像でもチェックしながら、我々の代表に入れる選手として見てきています」
「前線でボールを受けて、そこから本当にどん欲に相手のゴールに向かっていく。目の前に相手がいても、そこを何とか突破してチャンスに繋げていく、ゴールに繋げていく。そういう姿勢を示せる選手だと思うので、攻撃の所でどん欲な部分を見せてもらいたいと思っています」
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森保監督続投で歴代最長監督はというと…/六川亨の日本サッカーの歩み
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6番+8番+10番。鎌田大地がボリビア戦で示した“シン・ボランチ像”
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U-23日本代表のDF大畑歩夢(浦和レッズ)が、メディア取材に応じ、地元で行われるU-23ウクライナ代表戦へ意気込みを語った。 22日に京都でU-23マリ代表と対戦したU-23日本代表。パリ・オリンピックへの出場が決定している相手に1-3で敗れていた。 翌日、試合会場の北九州へとチームは移動。試合会場の北九州スタジアムでトレーニングを行った。 22日の試合に先発出場した11名と、後半頭から出場した細谷真大、染野唯月はリカバリーを実施。大畑はフルメニューをこなした。 大畑は北九州市出身で、小倉南FCからサガン鳥栖U-18に加入していた。FW植中朝日(横浜F・マリノス)とは小学校時代にチームメイト。代表として2人揃って地元に凱旋することとなる。 地元での試合について大畑は「このスタジアムは初めてなので、見たこともなかったです。芝の感じもやりやすいなと思いますし、楽しみです」とコメント。初めて立った北九州スタジアムの印象を語った。 家族や友人も試合を観戦に来るという大畑。植中と共に北九州で日本代表として戦うことについては、「一緒の地元で、小学校時代のチームメイトで、中学校の時もオフにはサッカーをしていたので、それが代表で一緒にプレーできることは嬉しいですね」とコメント。植中は「大畑のクロスからゴールできたら」と語っていたが、「できたら良いですね」とコメントしている。 小学生時代から植中は飛び抜けていたようで、大畑は中学でも小倉南FCでプレーしていたが、植中はJFAアカデミー福島U-15に加入。2人は別のチームでプレーすることとなった 「植中選手は小学校の時から飛び抜けていて、1人だけ全然違って、自分は『天才』だと思ってたので、自分が追いついた感じです」 「入ってきた時から1人だけリフティングがめちゃくちゃできて、ドリブルも絶対剥がせて、シュートも打てて、本当に天才だなと思っていました」 小学生の頃から図抜けていた植中を追いかけ、追いつこうと思っていたという大畑。パリ・オリンピックを目指すチームで共にプレーするまでになっている。 そのオリンピックについては「この年代で一番目指す大きな目標です。僕たちの世代はそこを目指してやってきていると思いますし、出ることが夢なので頑張っていきたいです」とコメント。アジア相手の厳しい最終予選が残っているが、「そんなに簡単にはいかないと思いますし、グループリーグも突破できるかは分からないぐらい難しい試合になると思います」と簡単ではないとの見解を示した。 2024.03.23 21:55 Sat3
【日本サッカー見聞録】五輪OA枠5人の候補を絞ってみた
▽今日のスポーツ紙でリオ五輪OA(オーバーエイジ)枠の候補5人の名前が取り上げられていた。G大阪のDF藤春、広島のDF塩谷、川崎FのFW大久保、ハノーファー96からセビージャへの移籍が噂されるMF清武、そしてFCケルンのFW大迫だ。 ▽藤春と塩谷の招集理由は簡単だ。トゥーロン国際大会で左SB亀川(福岡)が負傷。本大会には間に合うというものの、まだJリーグに復帰できていないだけに不安がつきまとう。このための藤春招集だろう。そして右SBの松原(新潟)は5月29日の仙台戦で復帰こそ果たしたものの、万全のコンディションか疑わしい。さらにCB奈良(川崎F)はJリーグで骨折、CB岩波(神戸)もトゥーロン国際大会で左膝を傷めて、本大会に間に合うかは微妙だ。そこで右SBもCBもできる塩谷という人選になったのだろう。 ▽23歳以下ではMF遠藤(浦和)とMF橋本(FC東京)もCBや右SBでプレーできるものの、やはり彼らはボランチで起用したいというチーム事情もありそうだ。そこでDF陣は松原、植田、三浦(か岩波)、亀川の4人に加え、OA枠として藤春と塩谷の6人という顔ぶれになる。最終予選では主力として活躍した右SB室屋(FC東京)は、チームの全体練習に部分合流しているので、彼の回復次第では松原との競争になりそうだ。 ▽MF陣は遠藤、橋本に手倉森ジャパンの常連である矢島(岡山)、南野(ザルツブルク)の4人は当確。FW陣も浅野(広島)、富樫(横浜FM)、久保(ヤングボーイズ)の3人は決まりだろう。残る枠はMF陣が2人、FW陣が1人ということになる。MF枠の候補は大島(川崎F)や野津田(新潟)がいるし、FW枠にはこちらも復帰組の鈴木(新潟)がいるし、オナイウ阿道(千葉)もトゥーロン国際大会では活躍した。ここに残り1枠のOA枠をどちらで使うかということになる。 ▽大迫の去就は未定だが、海外組にとって事前キャンプの始まる7月中旬は新シーズンに向けて準備を始める時期だけに、コンディション調整に問題はないだろう。逆に34歳の大久保は、梅雨明けの蒸し暑い時期を過ごした後での調整となるだけに、体力的な不安がつきまとう。3人ともブラジルW杯のメンバーだったため、黄熱病の予防接種をする必要がないのは利点だが、手倉森監督も最後の最後までラスト1枠で頭を悩ませるのではないだろうか。 ▽個人的には、遠藤と橋本のダブル・ボランチに、MF陣は右から野津田、清武、南野と並べ、久保の1トップがベスト布陣ではないだろうか。このため最後のOA枠は、リオ五輪出場が可能であれば清武を推したい。キリンカップを見た後では、余計にその印象が強くなったのも事実である。 2016.06.09 20:00 Thu4
日本代表対決のスタメン発表! OAの3名はベンチスタート
3日、日本代表vsU-24日本代表の一戦が札幌ドームで行われる。 キリンチャレンジカップ2021のジャマイカ代表戦が、ジャマイカ代表が来日できなかったことを受けて急遽中止に。その後、対戦相手にU-24日本代表を指名し、異例の日本代表対決が実現した。 カタール・ワールドカップ(W杯)アジア2次予選を戦う日本代表と、東京オリンピック出場に向けてメンバー選考を続けるU-24日本代表の一戦。互いに主力選手を起用して臨む。 日本代表はDF長友佑都(マルセイユ)、MF鎌田大地(フランクフルト)、MF南野拓実(サウサンプトン)、FW大迫勇也(ブレーメン)と日本代表の主軸を先発起用した。 一方のU-24日本代表はオーバーエイジの3名はベンチスタート。MF久保建英(ヘタフェ)、MF中山雄太(ズヴォレ)、MF板倉滉(フローニンヘン)らが起用された。 今回の試合は、フィールドプレーヤーが7名、GK1名が交代可能なレギュレーション。後半の交代枠は3回までとなるが、負傷交代の場合は含まれない。 ★日本代表スタメン[4-2-3-1] ※並びは予想 GK:シュミット・ダニエル DF:室屋成、植田直通、谷口彰悟、長友佑都 MF:橋本拳人、守田英正 MF:原口元気、鎌田大地、南野拓実 FW:大迫勇也 監督:森保一 ★U-24日本代表スタメン[4-2-3-1] ※並びは予想 GK:大迫敬介 DF:菅原由勢、橋岡大樹、町田浩樹、旗手怜央 MF:中山雄太、板倉滉 MF:三好康児、久保建英、遠藤渓太 FW:田川亨介 監督:横内昭展 2021.06.03 18:42 Thu5
