守備崩壊の日本、ウズベキスタンに4発大敗…M-150カップ決勝のリベンジならず準々決勝敗退《AFC U-23選手権》

2018.01.19 19:05 Fri
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▽U-21日本代表は19日、AFC U-23選手権準々決勝でU-23ウズベキスタン代表と対戦し、0-4で大敗を喫した。

▽グループステージ3試合を全勝し、グループB首位でノックアウトステージに進出した森保一率いる日本は、2勝1敗でグループAを2位で通過したウズベキスタンと激突した。先日、タイで行われたM-150カップの決勝でPK戦の末に敗れて優勝を逃したウズベキスタンにリベンジを果たしたい日本はGKに小島亨介、最終ラインは右から原輝綺、立田悠悟、古賀太陽、中盤はダブルボランチを神谷優太と井上潮音が組み、右に藤谷壮、左に遠藤渓太が入った。前線3枚には右から髙木彰人、田川亨介、岩崎悠人を配置した。
▽試合前には、18日にカザフスタンで起こったバスの炎上事故により亡くなった乗客、運転手に黙とうが捧げられた。

▽試合は前から果敢にプレッシャーをかけてくるウズベキスタンに苦戦しながらも、日本が立ち上がりに右サイドで仕掛けた藤谷のクロスからゴールに迫る。しかし、時間の経過と共にウズベキスタンの力強い攻撃やインターセプト後のパスが繋がらず、やや押し込まれる展開となる。

▽思うようにボールを保持することができない日本は22分、ウズベキスタンの後方からのロングボールを立田が頭でクリア。これをウリンバエフにボックス左からダイレクトで合わせられるが、GK小島が冷静に対処する。
▽前半半ばを過ぎると、日本は不用意なパスミスや中途半端なディフェンスが散見。すると31分、ウズベキスタンの右CKが混戦になると、最後は落としを受けたシディコフにボックス手前やや右から左足で丁寧にコースを突かれ先制を許す。

▽今大会初めての失点を喫した日本は、ここから立て直すことができない。31分、GK小島からパス回しでボールを保持しようとすると、パスを受けた立田が奪われてはいけない自陣ボックス内でハムダモフに奪われ、そのまま決められた。さらに39分には、ボックス右でパスを受けたヤフシバエフの2度の切り返しから、ゴール左上に決められ、日本は0-3と試合を一気に難しくされる。

▽巻き返しを図りたい日本は、後半から髙木と岩崎に代えて、三好康児と旗手怜央を投入。しかし、後半立ち上がりに一本のロングボールでウズベキスタンにボックス内への侵攻を許すと、走り込んだヤフシバエフに追加点を許し、4点のビハインドとなってしまう。

▽アタッキングサードでウズベキスタンを自由にさせてしまう日本は、その後もボックス内からヤシバエフにバー直撃のシュートを放たれるなど、決定機を作られてしまう。一矢報いたい日本は76分、ボックス左手前の遠藤が旗手とのワンツーでボックス左に侵攻。グラウンダーのクロスを田川が左足で合わせるが、ゴール左外へと外れてしまう。

▽数少ないチャンスもモノにできない日本は、その後は失点こそなかったものの、攻撃で活路を見出だせないまま0-4で大敗。M-150カップ決勝のリベンジを果たすことができず、準々決勝で姿を消すこととなった。
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新理事会と残念だった西尾隆矢の報復/六川亨の日本サッカー見聞録

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【U-23日本代表プレビュー】連勝でグループ突破へ、中2日での試合で選手の入れ替えは?/vsU-23UAE代表【AFC U23アジアカップ】

19日、AFC U23アジアカップのグループB第2節が行われる。初戦のU23中国代表戦では、DF西尾隆矢(セレッソ大阪)が前半で一発退場となった中、70分以上を10人で戦った日本は、中国の攻撃をしっかりと封じて1-0で勝利を収めた。 AFC U23アジアカップで出場枠「3.5」を16カ国が争う中、グループの上位2カ国になれば突破が決定。ここで連勝を収めれば突破の可能性が高まるだけに、しっかりと結果を求めて行きたいところだ。 <span class="paragraph-subtitle">◆タイプの違う相手にどう立ち向かう</span> <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/japan20240419_tw1.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:0.9em;" id="cws_ad" class="desc">Getty Images<hr></div> 前述の通り、初戦の中国戦は早々に松木玖生(FC東京)のゴールで先制するも、西尾の退場により防戦一方の展開に。それでもしっかりとチームとして対応力を見せ、白星スタートを切った。 大岩剛監督は「選手たちが全力を尽くして勝ち点3を獲得した」と奮闘した選手たちのパフォーマンスを称えたが、中2日ですぐに試合がやってくる。ここで連勝できれば、場合によってはグループ突破が決定。波乱を起こさせたくないところだ。 中国は高さもあり、フィジカルの強さを武器にロングボール主体で戦ってきた相手だが、UAEは高さは脅威ではなく、スピードが武器。裏を狙う攻撃、そしてテクニックを駆使した攻撃で攻めてくるはずだ。 カウンターや局面での対応が求められる中、2年前にもアジアカップで対戦した相手。メンバーは違うが、ロングボールでも押し込まれることがあっただけに、しっかりと対応力を見せて行きたいところ。韓国が追い詰められたことを考えても、簡単な相手ではない。 <span class="paragraph-subtitle">◆初戦は悔しい敗戦、日本対策もバッチリか</span> <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/japan20240419_tw2.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:0.9em;" id="cws_ad" class="desc">Getty Images<hr></div> 対するUAEは、2012年のロンドン・オリンピック以来2度目の出場を目指す中、初戦は韓国と対戦。韓国対策をしっかりと行った影響もあり、拮抗した試合展開となったが、最終盤の後半アディショナルタイムに失点して1-0で敗れた。 マルセロ・ブロリ監督は「我々は非常に上手く組織化することで、韓国を非常に困らせることができた」と計画通りに試合を進められていたと手応え。韓国を自由にさせずにいたが、セットプレーで敗れることとなった。 監督が就任してから2カ月。まだまだ完成度は低いが、それでもプランを遂行する能力を選手たちが持っていることは初戦で示された。中2日とはいえ、日本戦に向けてもしっかりと対策はしているはず。「日本の長所と短所を特定し、弱点を突くように努める」と語っており、何をしてくるのか警戒しなければいけない。 <span class="paragraph-title">◆予想スタメン[4-3-3]</span> <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/japan20240419_tw3.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:0.9em;" id="cws_ad" class="desc">Getty Images<hr></div> GK:小久保玲央ブライアン DF:関根大輝、木村誠二、高井幸大、大畑歩夢 MF:松木玖生、藤田譲瑠チマ、山本理仁 FW:山田楓喜、藤尾翔太、佐藤恵允 監督:大岩剛 中2日でやってくる連戦。中国戦では数的不利の時間が長かったこともあり、選手たちの消耗はかなり気になるところ。もちろん相手も同じレギュレーションだが、コンディション面で遅れをとるとやられる可能性は高い。 GKに関しては出色のパフォーマンスを見せていた小久保玲央ブライアン(ベンフィカ)が継続して起用されるだろう。彼の活躍がなければ、中国戦は負けていてもおかしくなかった。2試合連続のクリーンシートに期待したい。 最終ラインだがセンターバックに関しては、西尾の出場停止が確定。試合数は未定だが、UAE戦には出場できず。代わりにピッチに立った木村誠二(サガン鳥栖)がそのまま起用されると予想。もう1枚は、安定したパフォーマンスを見せた高井幸大(川崎フロンターレ)となるだろう。 一方で、サイドバックは変更があると予想する。左は大畑歩夢(浦和レッズ)が起用されると予想。中国相手に守備で奮闘した内野貴史(デュッセルドルフ)は韓国戦に備えてベンチか。右に関しては高いパフォーマンスを見せていた関根大輝(柏レイソル)が継続されると予想。大会前に急性胃腸炎となった半田陸(ガンバ大阪)はコンディション次第では起用される可能性もありそうだが、万全を期して韓国戦まで温存と見る。 中盤に関しては、西尾の退場により早々に交代した山本理仁(シント=トロイデン)は問題なくプレーできるだろう。疲労も少なく、この試合ではチームを支えてもらいたい。また、藤田譲瑠チマ(シント=トロイデン)、松木玖生(FC東京)は中国戦でフル出場していたが、大事なこの試合でも先発すると予想。チームを支える2人はこの試合でも期待したい。 3トップは右は山田楓喜(東京ヴェルディ)と予想。左足のクロスから松木の先制点をお膳立てしたが、やはりFKからのゴールも見たいところ。セットプレーも大チャンスになるはずだ。また左は途中出場で精力的に動いた佐藤恵允(ブレーメン)と予想する。20分程度の出場ながら、強度の高いプレスでボールを奪い、カウンターのチャンスを何度か作っていた。勢いをもたらすプレーで、ゴールに迫りたい。 そして1トップは藤尾翔太(FC町田ゼルビア)と見る。佐藤同様に途中出場を果たし、右サイドに入ったがキープ力や接近戦での突破など、特徴は見せていた。今度見せてもらいたい特徴は、ゴールだろう。 日本の第2戦となるU-23UAE代表戦は19日の24時30分キックオフ。連勝でパリ・オリンピックへまた一歩近づくことができるのか。試合は、NHKとDAZNで中継される。 <span class="paragraph-title">【動画】苦戦も耐えながら勝利、U-23中国代表戦の舞台裏</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="hz_VAi7lfmc";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.04.19 14:30 Fri

オーストラリア敗退の危機、インドネシアに敗戦で最下位…開催国カタールは後半AT13分の劇的勝利でベスト8進出決定【AFC U23アジアカップ】

18日、AFC U23アジアカップのグループA第2節が行われた。 パリ・オリンピックの出場権を懸けたアジア最終予選も兼ねている大会。U-23日本代表はグループBに属しているが、突破すればグループAの相手と対戦する。 ライバルと目されるのは開催国のカタールとオーストラリアだったが、第1節はオーストラリアがヨルダン相手にゴールレスドロー、カタールはインドネシアに2-0で勝利していた。 そんな中行われた第2節。開催国のカタールはヨルダンと対戦。40分にカタールは右サイドを崩すと、ボックス内右にオーバーラップしたアブドゥラー・アル・ヤジディがGKの逆をつく見事なシュートを角度のないところから決めて先制する。 しかし、後半に入りPKを与えてしまうと、これをアレフ・アル・ハジが決めて、ヨルダンが同点に追いつく。 その後は互いに相手ゴールに迫るもスコアを動かせず。引き分けに終わるかと思われた中、ヨルダンはアディショナルタイム11分にビッグチャンス。左サイドを抜け出したアル・ハジがボックス内左に持ち込みシュートも枠外。するとアディショナルタイム13分、カタールは右サイドでFKを獲得するとジャッセム・アル・シャルシャニがゴール前へクロス。これをモハメド・アル・マナイがヘディングで合わせて土壇場で勝ち越しに成功。カタールが連勝でグループステージ突破を決めた。 もう1試合はインドネシアとオーストラリアの対戦に。互いに勝利が欲しい中で迎えた第2戦だったが、序盤からインドネシアが押し込んでいく。 何度もシュートチャンスを迎えるも、フィニッシュの精度を欠いてしまい得点を奪えず。すると25分にはハンドでオーストラリアにPKを与えてしまうことに。しかし、このPKをモハメド・トゥーレが蹴るもGKエルナンド・アリがセーブし、インドネシアは失点を免れる。 徐々にオーストラリアがペースを握り、何度となくゴールに迫るが、インドネシアは粘りの守備を見せ得点を与えない。すると迎えた45分、左CKからウィタン・スラエマンがクロスを入れると、ファーサイドでムハマド・フェラーリがヘディングで折り返し、ナタン・チョエ・ア・オンがボックス内でハーフボレー。これをコマン・トゥグがヘディングで合わせてインドネシアが先制する。 後半もオーストラリアがペースを握っていき、何度となくインドネシアゴールを襲うが、こちらもフィニッシュの精度を欠いてしまいゴールが遠い。GKの好守もあった中、そのまま試合終了。インドネシアは1点を守り切り勝利。オーストラリアは2試合で勝利なく、崖っぷちでカタールとの最終節を迎える事となった。 U-23ヨルダン代表 1-2 U-23カタール代表 0-1:40分 アブドゥラー・アル・ヤジディ(カタール) 1-1:52分 アレフ・アル・ハジ(ヨルダン) 1-2:90+13分 モハメド・アル・マナイ(カタール) U-23インドネシア代表 1-0 U-23オーストラリア代表 1-0:45分 コマン・トゥグ(インドネシア) ◆グループA順位表(第2節終了時) 1位:カタール 勝ち点6/+3 2位:インドネシア 勝ち点3/-1 3位:ヨルダン 勝ち点1/-1 4位:オーストラリア 勝ち点1/-1 <span class="paragraph-title">【動画】1-0でインドネシアがオーストラリア撃破! </span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="9Z26PBqJFTA";var video_start = 317;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.04.19 11:02 Fri
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