エバートン、ウォルコット獲得を発表! クラブ在籍12年でアーセナルに別れ

2018.01.18 02:47 Thu
Getty Images
エバートンは17日、アーセナルからイングランド代表FWセオ・ウォルコット(28)を完全移籍で獲得したことを発表した。契約期間は2021年6月30日までの3年半となる。

▽なお、移籍金は公表されていないが、イギリス『スカイ・スポーツ』は2000万ポンド(約30億5000万円)と推定。また、背番号はオリンピアコスにレンタル移籍したベルギー代表FWケビン・ミララスが着用していた11番を着用する見込みだ。

▽アーセナルを離れてエバートン加入を決断したウォルコットは、クラブ公式サイトで以下のようなコメントを残している。
「僕はとても野心的で、このクラブを次のレベルに押し上げるためにここに来た」

「ここで新たな章を始められることに興奮しているし、ここが自分にとって正しい場所だと感じているよ」
「エバートンは素晴らしい歴史を持っており、サポーターはいつも情熱的で素晴らしいね。僕はこれまで対戦相手として、ここでプレーしたときはいつも厳しいプレーを強いられていたよ」

「これまでクラブはトロフィーを獲得してきたけど、僕はこれから新たなトロフィーを獲得したい。監督もトロフィーに飢えているし、僕たちにとって必要なものだ」

「個人的に自分の全てをチームに捧げるつもりだ。それはこれまでと同じことだよ」

「アーセナルから移籍するべきときが来たと感じていたんだ。もちろん、それは悲しいことだけど、それは同時にエキサイティングなことでもあるんだ。自分のキャリアを再点火させ、エバートンが再び過去に手にしてきた栄光を掴むためチームを押し上げていきたい」

▽2006年1月に16歳でサウサンプトンからアーセナルに加入したウォルコットは、卓越したスピードとドリブルテクニックを武器に在籍12年で公式戦396試合に出場し108ゴールを記録するなど、長年ガナーズの両翼を支えてきた。また、在籍期間には3度のFAカップ制覇を成し遂げていた。

▽クラブ生え抜きではないものの、元オランダ代表MFデニス・ベルカンプ氏、元フランス代表MFパトリック・ヴィエラ氏に次ぐアーセン・ヴェンゲル監督率いるスカッドで3番目のプレミアリーグ出場数を誇る最古参のウォルコットは常々クラブ愛を語ってきた。しかし、今季のプレミアリーグ出場が6試合のみという出場機会の少なさ、6月に行われるロシア・ワールドカップのメンバー入りを考慮し、愛するクラブを旅立つ決断をした。

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