プレミア天王山のマンチェスター・ダービーはシティに軍配! 新記録の14連勝で両軍のポイント差は11に拡大《プレミアリーグ》
2017.12.11 03:37 Mon
▽プレミアリーグ第16節、マンチェスター・ユナイテッドvsマンチェスター・シティの“マンチェスター・ダービー”が10日に行われ、1-2でシティが勝利した。
▽前節アーセナル戦をリンガードの2ゴールなどで3-1と勝利した2位のユナイテッド(勝ち点35)は、5日前に行われたチャンピオンズリーグ(CL)のCSKAモスクワ戦を主力を温存して2-1と勝利し、首位通過を決めた。公式戦4連勝とした中、CSKAモスクワ戦のスタメンから6選手を変更。前節のアーセナル戦で一発退場となったポグバが出場停止となった他、マタやGKロメロらに代えて、リンガードやGKデ・ヘア、マルシャルにA・ヤングら主力がスタメンに戻った。
▽一方、前節ウェストハムに2-1と逆転勝利して首位を快走するシティ(勝ち点43)は、プレミアリーグのシーズン記録タイとなる13連勝を達成した。そのシティは4日前に行われた消化試合のCLシャフタール戦を敗戦。公式戦連勝が20試合で止まった中、シャフタール戦のスタメンから7選手を変更。温存されていたデ・ブライネやシルバ、スターリングにウォーカーら主力がスタメンに戻った。
▽立ち上がりからボールを動かして仕掛けたのはアウェイチームのシティ。デ・ブライネとシルバがバイタルエリアでボールを受けながら、自陣に引いてカウンターを狙うユナイテッドを崩しにかかった。すると16分にはスターリングがジェズスとのパス交換で枠内シュートを浴びせると、17分にもジェズスがロホをドリブルで外してオンターゲットを記録。
▽前半半ば以降も前がかるシティが押し込み続けると、フェルナンジーニョやオタメンディがミドルシュートを放って、ユナイテッドをけん制していく。
▽しかし前半追加タイム2分、ユナイテッドがすかさず同点に追いつく。左サイドからのロホのアーリークロスをオタメンディが被ると、後方のデルフは処理できず、ボックス右のラッシュフォードがダイレクトでゴール左にシュートを流し込んだ。
▽1-1で迎えた後半、ユナイテッドは前半に頭部を痛めていたロホに代えてリンデロフを投入。対するシティも負傷した影響か、コンパニに代えてギュンドアンを投入し、センターバックにフェルナンジーニョを下げた。
▽両チームが選手交代を行った中、54分にシティが勝ち越す。ボックス手前左からのシルバのFKをルカクのクリアが甘くなってルーズとなると、ゴール前のオタメンディがボレーで蹴り込んだ。
▽リードしたシティはジェズスに代えてマンガラをセンターバックに投入。フェルナンジーニョを中盤アンカーの位置に戻し、シルバが最前線に入った。
▽攻守のバランスを整えたシティは70分に決定機。バイタルエリア中央でボールを受けたデ・ブライネが持ち上がり、左足で一閃。強烈なミドルシュートがゴール左を捉えたが、GKデ・ヘアのファインセーブに阻まれた。
▽守護神のセーブに救われたユナイテッドは76分にチャンス。デルフの緩慢な対応を突いてボックス右に侵入したラッシュフォードのシュートがGKエデルソンを強襲した。勝負に出るユナイテッドはリンガードに代えてイブラヒモビッチを投入。すると79分、エレーラがボックス内でオタメンディのトラップミスを突いて倒されるも、オリバー主審はノーファウルの判定を下した。
▽微妙なジャッジで同点のチャンスを逸したユナイテッドは、84分にビッグチャンス。マタの浮き球パスをボックス左のマルシャルが折り返し、ルカクがボレー。しかし、GKエデルソンの顔面セーブに阻まれると、ルーズボールをプッシュしたマタのシュートもGKエデルソンのファインセーブに阻止された。
▽これ以降はシティがユナイテッドに反撃のチャンスを許さずに2-1で逃げ切り。ダービーを制してプレミア記録の14連勝を達成し、ユナイテッドとのポイント差を11に広げた。
▽前節アーセナル戦をリンガードの2ゴールなどで3-1と勝利した2位のユナイテッド(勝ち点35)は、5日前に行われたチャンピオンズリーグ(CL)のCSKAモスクワ戦を主力を温存して2-1と勝利し、首位通過を決めた。公式戦4連勝とした中、CSKAモスクワ戦のスタメンから6選手を変更。前節のアーセナル戦で一発退場となったポグバが出場停止となった他、マタやGKロメロらに代えて、リンガードやGKデ・ヘア、マルシャルにA・ヤングら主力がスタメンに戻った。
▽一方、前節ウェストハムに2-1と逆転勝利して首位を快走するシティ(勝ち点43)は、プレミアリーグのシーズン記録タイとなる13連勝を達成した。そのシティは4日前に行われた消化試合のCLシャフタール戦を敗戦。公式戦連勝が20試合で止まった中、シャフタール戦のスタメンから7選手を変更。温存されていたデ・ブライネやシルバ、スターリングにウォーカーら主力がスタメンに戻った。
▽前半半ば以降も前がかるシティが押し込み続けると、フェルナンジーニョやオタメンディがミドルシュートを放って、ユナイテッドをけん制していく。
▽水際で凌ぐユナイテッドに対し、ハーフタイムにかけても攻勢を続けたシティは43分に均衡を破る。デ・ブライネの右CKがルーズとなると、ゴール前のシルバが左足で蹴り込んだ。
▽しかし前半追加タイム2分、ユナイテッドがすかさず同点に追いつく。左サイドからのロホのアーリークロスをオタメンディが被ると、後方のデルフは処理できず、ボックス右のラッシュフォードがダイレクトでゴール左にシュートを流し込んだ。
▽1-1で迎えた後半、ユナイテッドは前半に頭部を痛めていたロホに代えてリンデロフを投入。対するシティも負傷した影響か、コンパニに代えてギュンドアンを投入し、センターバックにフェルナンジーニョを下げた。
▽両チームが選手交代を行った中、54分にシティが勝ち越す。ボックス手前左からのシルバのFKをルカクのクリアが甘くなってルーズとなると、ゴール前のオタメンディがボレーで蹴り込んだ。
▽リードしたシティはジェズスに代えてマンガラをセンターバックに投入。フェルナンジーニョを中盤アンカーの位置に戻し、シルバが最前線に入った。
▽攻守のバランスを整えたシティは70分に決定機。バイタルエリア中央でボールを受けたデ・ブライネが持ち上がり、左足で一閃。強烈なミドルシュートがゴール左を捉えたが、GKデ・ヘアのファインセーブに阻まれた。
▽守護神のセーブに救われたユナイテッドは76分にチャンス。デルフの緩慢な対応を突いてボックス右に侵入したラッシュフォードのシュートがGKエデルソンを強襲した。勝負に出るユナイテッドはリンガードに代えてイブラヒモビッチを投入。すると79分、エレーラがボックス内でオタメンディのトラップミスを突いて倒されるも、オリバー主審はノーファウルの判定を下した。
▽微妙なジャッジで同点のチャンスを逸したユナイテッドは、84分にビッグチャンス。マタの浮き球パスをボックス左のマルシャルが折り返し、ルカクがボレー。しかし、GKエデルソンの顔面セーブに阻まれると、ルーズボールをプッシュしたマタのシュートもGKエデルソンのファインセーブに阻止された。
▽これ以降はシティがユナイテッドに反撃のチャンスを許さずに2-1で逃げ切り。ダービーを制してプレミア記録の14連勝を達成し、ユナイテッドとのポイント差を11に広げた。
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