復帰のベイルが2G演出! マドリーが3部相手にドローも16強進出《コパ・デル・レイ》
2017.11.29 07:37 Wed
▽コパ・デル・レイ4回戦2ndレグ、レアル・マドリーvsフエンラブラダが28日にサンティアゴ・ベルナベウで行われ、2-2のドローに終わった。この結果、2戦合計スコアを4-2としたマドリーの5回戦進出が決定した。
▽4シーズンぶりのコパ・デル・レイ制覇を狙うマドリーは、先月に敵地で行われたセグンダB(スペイン3部)に所属するフエンラブラダとの初戦を2-0で快勝。アドバンテージを得て臨んだホームでの2ndレグに向けては、3-2で勝利した直近のマラガ戦から先発全員を変更。守護神ケイロル・ナバス、コバチッチが負傷明け初の先発復帰を果たしたほか、フランチュ、オスカル、A・テヘロなどのカンテラーノが抜擢された。また、負傷明けのベイルが久々のベンチ入りを果たした。
▽控え選手とカンテラーノというメンバー構成の影響でややもたつく入りとなったマドリーは、サンティアゴ・ベルナベウでのプレーで高いモチベーションを見せるフエンラブラダの攻勢に晒される。それでも、時間の経過と共に押し返すと、19分にアクウラフ・ハキミのクロスからオスカルがシュートを放つなど、流れを掴み始める。
▽だが、先制点を奪ったのはフエンラブラダだった。25分、セットプレーの流れからペナルティアーク付近でクリアボールに反応したミジャが右足で弾丸ミドルシュート。ややコースは甘かったもののGKケイロル・ナバスの手を弾いたボールはクロスバー、ナバスの身体に続けて当たりネットに吸い込まれた。
▽3部相手にホームで先制を許すまさかの展開となったマドリーは、ここから攻勢を強めていく。40分過ぎにはダニ・セバージョスが続けてシュートを放てば、41分にはボックス手前中央でマジョラルからパスを受けたフランチュがゴール右隅を捉えたシュートを放つが、ここは相手GKの好守に遭い、前半のうちに追いつくことはできなかった。
▽あわや2戦合計スコアで追いつかれるような展開が続くマドリーは62分、フランチュを下げて負傷明けのベイルを投入。すると、ウェールズ代表MFが投入直後に早速仕事を果たす。右サイドで味方からのサイドチェンジを受けたベイルが左足アウトにかけた絶妙なクロスを供給。これをゴール前のマジョラルが頭で合わすと、クロスバーの内側を叩いたボールがゴールラインを割った。
▽投入直後のアシストでいきなり魅せたベイルは、70分にもゴールを演出する。ボックス中央でルーズボールに反応すると、やや後方に落ちたボールを巧みな左足のタッチで自身の頭上を通し、ゴール至近距離から左足でシュート。これはGKに阻まれるも、こぼれ球を回収したマジョラルが冷静に流し込み、逆転に成功した。
▽ベイルが格の違いを見せ付ける活躍で試合を引っくり返したマドリーは、81分にコバチッチを下げて試合を締めにかかる。だが、試合終了間際の89分にはそのコバチッチに代わって入ったセオアネの自陣でのボールロストからカウンターを許し、最後はポルティージャに同点ゴールを許した。それでも、1stレグのリードを守り切ったマドリーが2戦合計4-2でベスト16進出を決めた。
▽4シーズンぶりのコパ・デル・レイ制覇を狙うマドリーは、先月に敵地で行われたセグンダB(スペイン3部)に所属するフエンラブラダとの初戦を2-0で快勝。アドバンテージを得て臨んだホームでの2ndレグに向けては、3-2で勝利した直近のマラガ戦から先発全員を変更。守護神ケイロル・ナバス、コバチッチが負傷明け初の先発復帰を果たしたほか、フランチュ、オスカル、A・テヘロなどのカンテラーノが抜擢された。また、負傷明けのベイルが久々のベンチ入りを果たした。
▽控え選手とカンテラーノというメンバー構成の影響でややもたつく入りとなったマドリーは、サンティアゴ・ベルナベウでのプレーで高いモチベーションを見せるフエンラブラダの攻勢に晒される。それでも、時間の経過と共に押し返すと、19分にアクウラフ・ハキミのクロスからオスカルがシュートを放つなど、流れを掴み始める。
▽3部相手にホームで先制を許すまさかの展開となったマドリーは、ここから攻勢を強めていく。40分過ぎにはダニ・セバージョスが続けてシュートを放てば、41分にはボックス手前中央でマジョラルからパスを受けたフランチュがゴール右隅を捉えたシュートを放つが、ここは相手GKの好守に遭い、前半のうちに追いつくことはできなかった。
▽迎えた後半も相手に押し込まれる入りとなったマドリーは、57分にM・バローゾに決定的なシュートを許すが、これはGKナバスのビッグセーブで凌ぐ。さらに60分には相手のCKからカタ・ディアスにクロスバー直撃のヘディングシュートを許す。
▽あわや2戦合計スコアで追いつかれるような展開が続くマドリーは62分、フランチュを下げて負傷明けのベイルを投入。すると、ウェールズ代表MFが投入直後に早速仕事を果たす。右サイドで味方からのサイドチェンジを受けたベイルが左足アウトにかけた絶妙なクロスを供給。これをゴール前のマジョラルが頭で合わすと、クロスバーの内側を叩いたボールがゴールラインを割った。
▽投入直後のアシストでいきなり魅せたベイルは、70分にもゴールを演出する。ボックス中央でルーズボールに反応すると、やや後方に落ちたボールを巧みな左足のタッチで自身の頭上を通し、ゴール至近距離から左足でシュート。これはGKに阻まれるも、こぼれ球を回収したマジョラルが冷静に流し込み、逆転に成功した。
▽ベイルが格の違いを見せ付ける活躍で試合を引っくり返したマドリーは、81分にコバチッチを下げて試合を締めにかかる。だが、試合終了間際の89分にはそのコバチッチに代わって入ったセオアネの自陣でのボールロストからカウンターを許し、最後はポルティージャに同点ゴールを許した。それでも、1stレグのリードを守り切ったマドリーが2戦合計4-2でベスト16進出を決めた。
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