首位シティがアーセナルに3発快勝でリーグ戦9連勝《プレミアリーグ》

2017.11.06 01:39 Mon
Getty Images
▽プレミアリーグ第11節、マンチェスター・シティvsアーセナルが5日に行われ、3-1でシティが快勝した。
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▽前節WBA戦を3-2で競り勝ち、リーグ戦8連勝として首位を快走するシティ(勝ち点28)は、4日前に行われたチャンピオンズリーグ(CL)のナポリ戦を4-2で逆転勝利し、決勝トーナメント進出を決めた。そのナポリ戦のスタメンから2選手を変更。ギュンドアンとダニーロに代えてナポリ戦でベンチスタートだったシルバとウォーカーが先発に戻った。▽対するアーセナル(勝ち点19)は、前節のスウォンジー戦を2-1で勝利し、リーグ戦2連勝とした。そして、3日前に行われたヨーロッパリーグ(EL)のレッドスター戦をゴールレスドローで終え、決勝トーナメント進出を決めた。そのレッドスター戦からコクラン以外を入れ替えて、主力を投入した。
▽コクランを3バックの中央に、サンチェスを最前線に配す[3-4-2-1]で臨んだアーセナルに対し、開始2分にロングカウンターからアグエロが決定的なシュートを浴びせたシティがポゼッションを高めていくと、19分に先制する。

▽デ・ブライネのボレーシュートはGKチェフにセーブされるも、そのルーズボールを拾って二次攻撃に出た流れから、フェルナンジーニョとのワンツーでボックス左に侵入したデ・ブライネが左足で放ったシュートがゴール右に吸い込まれた。
▽先制後もシティがポゼッションする流れが続くと、38分に追加点のチャンス。ジャカのサイドチェンジをカットした流れから、右サイドのウォーカーのグラウンダークロスにアグエロが合わせた。決定的だったが、GKチェフのファインセーブに阻まれる。

▽一方、守勢に回り、攻め手のなかったアーセナルは追加タイム1分にこの試合初めてのビッグチャンス。ロングボールをうまく収めたサンチェスのラストパスを受けたボックス左のラムジーがシュートに持ち込んだ。だが、GKエデルソンのファインセーブに阻まれ、前半を1点ビハインドで終えた。

▽迎えた後半開始4分、シティがPKを獲得する。フェルナンジーニョのロングフィードに反応したスターリングがボックス右に侵入したところでモンレアルに倒された。このPKをアグエロが右ポスト内側に当たるシュートでゴールに流し込み、追加点を奪いきった。

▽2点を追うアーセナルは55分にイウォビのミドルシュートでGKエデルソンを強襲すると、コクランに代えてラカゼットを投入。4バックに変更した。対するシティはアグエロに代えてガブリエウ・ジェズスを投入した。すると65分、ラムジーのラストパスを受けたラカゼットがボックス右からシュートを流し込んだ。

▽1点差に詰め寄られたシティは68に左CKの流れからファーサイドのジェズスがシュートに持ち込むも、GKチェフの好守に阻止された。それでも75分、フェルナンジーニョのスルーパスをボックス右で受けたシルバの折り返しをジェズスが押し込んで3-1と突き放した。

▽これで試合の大勢は決し、シティが3-1のまま勝利。リーグ戦9連勝として首位の座を固めている。

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