カシージャスの去り際は常に悲しみ帯びる…レアル・マドリーに続きポルトでも干される
2017.10.25 00:00 Wed
▽サッカー界でも屈指の守護神として知られる元スペイン代表GKイケル・カシージャス(36)だが、去り際は常にその栄誉に相応しくない悲しいものとなっている。
▽さらに、スペイン代表でもレアル・マドリーでの出場機会減少の影響でGKダビド・デ・ヘアの突き上げを受けた中で世代交代の波に抗った結果、2016年の代表引退時もあまり美しい形での去り際とはならなかった。
▽そんなカシージャスは現在、2015年に加入したポルトで3シーズン目を迎えているが、そのポルトでも厳しい去り際となる模様だ。
▽今季も開幕から正GKとしてリーグ5戦連続クリーンシートを達成するなど、安定したパフォーマンスで好調ポルトを支えてきたカシージャスだったが、17日に行われたCLのRBライプツィヒ戦でまさかのベンチスタートを味わうと、直近のリーグ戦パソス・フェレイラ戦でもスタメンから外された。
▽だが、ライプツィヒ戦で3失点を喫して今季CL初黒星の一因となったジョゼ・サに対して、カシージャスは今季も再三のビッグセーブでゴールに鍵をかけており、同指揮官の説明は明らかに的を射たものではない。
▽そして、スペイン『エル・パイス』は24日、カシージャスがポルトに干されている理由に関して明快な説明を行った。同紙の伝えるところによれば、現在ファイナンシャル・フェアプレーの問題を抱えているポルトは、少しでも財政面を改善するため、クラブ最高給の年俸500万ユーロ(約6億7000万円)を受け取っているカシージャスの放出を考慮しているという。
▽そして、カシージャスをこのまま飼い殺し状態にすることで今冬に自ら他クラブに移籍するよう仕向けているようだ。レアル・マドリー、スペイン代表を去る際には自身の強すぎるパーソナリティが影響した面もあったが、今回のポルトとの関係においては被害者という側面が強い。果たしてカシージャスは、レアル・マドリー、スペイン代表に続きポルトでも悲しい去り際となってしまうのか…。
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▽これまでクラブレベルでは3度のチャンピオンズリーグ(CL)制覇、5度のリーガエスパニョーラ優勝、スペイン代表では2010年南アフリカ・ワールドカップ、2度のユーロ制覇と多くの輝かしいタイトルを獲得してきたカシージャス。だが、下部組織からトップチームデビューを飾り、多くのタイトル獲得に貢献したレアル・マドリーでは2015年の退団時に当時の指揮官ジョゼ・モウリーニョ監督、フロレンティーノ・ペレス会長らとの確執により、偉大なレジェンドでありながら1人での退団会見を行う、悲しみの退団を味わった。▽そんなカシージャスは現在、2015年に加入したポルトで3シーズン目を迎えているが、そのポルトでも厳しい去り際となる模様だ。
▽今季も開幕から正GKとしてリーグ5戦連続クリーンシートを達成するなど、安定したパフォーマンスで好調ポルトを支えてきたカシージャスだったが、17日に行われたCLのRBライプツィヒ戦でまさかのベンチスタートを味わうと、直近のリーグ戦パソス・フェレイラ戦でもスタメンから外された。
▽その理由に関しては、カシージャスがここ最近の練習中に幾度も携帯電話を使用していたことが問題視されたとの報道があったが、セルジオ・コンセイソン監督はその後にこの噂を完全否定。さらに、カシージャスのパフォーマンスがポルトガル人GKジョゼ・サよりも劣っていると説明した。
▽だが、ライプツィヒ戦で3失点を喫して今季CL初黒星の一因となったジョゼ・サに対して、カシージャスは今季も再三のビッグセーブでゴールに鍵をかけており、同指揮官の説明は明らかに的を射たものではない。
▽そして、スペイン『エル・パイス』は24日、カシージャスがポルトに干されている理由に関して明快な説明を行った。同紙の伝えるところによれば、現在ファイナンシャル・フェアプレーの問題を抱えているポルトは、少しでも財政面を改善するため、クラブ最高給の年俸500万ユーロ(約6億7000万円)を受け取っているカシージャスの放出を考慮しているという。
▽そして、カシージャスをこのまま飼い殺し状態にすることで今冬に自ら他クラブに移籍するよう仕向けているようだ。レアル・マドリー、スペイン代表を去る際には自身の強すぎるパーソナリティが影響した面もあったが、今回のポルトとの関係においては被害者という側面が強い。果たしてカシージャスは、レアル・マドリー、スペイン代表に続きポルトでも悲しい去り際となってしまうのか…。
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