アトレティコが敵地で圧倒もマノラス&アリソン好守連発のローマがしぶとく勝ち点1を拾う《CL》

2017.09.13 06:45 Wed
Getty Images
▽チャンピンズリーグ(CL)・グループC第1節、ローマvsアトレティコ・マドリーが12日にスタディオ・オリンピコで行われ、0-0のドローに終わった。

▽昨季プレミアリーグ王者のチェルシー(イングランド)、一昨季のCLファイナリストのアトレティコ(スペイン)、セリエA2位のローマ(イタリア)、カラバフ(アゼルバイジャン)という顔ぶれとなったグループCは、“死のグループ”と評される厳しい組み分けとなった。

▽2シーズンぶりのCL本選出場となるローマは、ディ・フランチェスコ新監督を新指揮官に招へい。先日の国内リーグでのホーム開幕戦でインテルに敗れたディ・フランチェスコ監督は自身のCL初陣でホーム初勝利を目指した。直近のサンプドリアとのリーグ戦が悪天候の影響で延期となったローマは、この一戦に向けて直近のインテル戦からファシオに代えてブルーノ・ペレスを起用した以外、同じメンバーで臨んだ。
▽一方、悲願のCL制覇を目指すアトレティコは、国内リーグでは開幕3試合のうち、2試合でドローとなるなど、厳しいスタートとなった。直近のバレンシア戦をゴールレスドローで終えたシメオネ監督率いるチームは、その試合から先発3人を変更。国内リーグ2試合を出場停止で欠場していたエースFWグリーズマンが復帰したほか、リュカに代えてゴディン、カラスコに代わってガビが復帰。中盤にセントラルMFタイプの4人が並ぶやや守備的なメンバー構成となった。

▽互いにインテンシティの高い入りとなった中、地力で勝るアトレティコが序盤から押し込んでいく。しかし、コケやグリーズマンのフィニッシュはローマゴールを脅かすまでには至らず。
▽その後は右ウイングのデフレルの個人技からローマが盛り返すも、アトレティコが主導権を握る形は変わらず。その流れの中で互いに決定的な場面を作り合う。ここまで劣勢のローマは32分、ボックス手前で得たFKの場面でコラロフの横パスをナインゴランが渾身の右足シュート。ゴール前の密集をすり抜けた低いシュートが枠の左隅を捉えるが、これはGKオブラクの圧巻のセーブに遭う。

▽すると、この直後にはアトレティコの鋭いカウンターから右サイドのサウールが折り返したボールをファーサイドでフリーのサウールがシュート。GKの脇を抜けたボールがゴールネットに吸い込まれるかに思われたが、ここはDFマノラスが決死のスライディングブロックで阻止するビッグプレーを見せた。

▽終始アトレティコペースもゴールレスで折り返した試合は、後半も大きな変化はなし。グリーズマンとビエットの質の高い動き出しに合わせてサウールやコケといったパサーが鋭いボールをローマ最終ラインの背後に通していく。56分にはボックス付近のビエットに絶好機も、ここはGKアリソンの好守に阻まれる。

▽押し込みながらも相手守備陣をあと一歩で崩し切れないアトレティコは、ビエットとガビに代えてコレアとカラスコという個で局面を変えられるタイプのアタッカーを早い時間帯に投入。対するローマはアタッカーのデフレルに代えて、DFファシオを投入。この交代でシステムを[3-5-2]に変更し、守備のテコ入れを図った。

▽試合終盤にかけては攻め疲れの見え始めるアトレティコに対して、ローマがペロッティやコラロフの仕掛けであわやPK獲得という場面を作るも、主審の笛はならず。逆に、猛攻を仕掛けるアトレティコはコレアやサウールが際どいシュートを放つが、序盤からの好セーブで完全に乗ったGKアリソンにことごとく阻まれる。後半アディショナルタイムにはCKからサウールが決定的なヘディングシュートを放つが、これもGKアリソンがビッグセーブ。さらに、こぼれ球をサウールが蹴り込むが、今度は右ポストを叩いた。

▽守備を特長とするアトレティコが押し込み、攻撃を特長とするローマが粘り強い守備で応戦する意外な内容となったビッグマッチは、ゴールレスドローに終わった。

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現役時代のシメオネ監督はどんな人物だった? かつての同僚が明かす

アトレティコ・マドリーのディエゴ・シメオネ監督について、現役時代のチームメイトたちが振り返った。スペイン『マルカ』が伝えている。 現役時代セビージャやアトレティコ、そしてインテルなどで活躍したシメオネ氏。特に現在監督を務めるアトレティコには1994年から1997年までの3年間と2003年から2005年1月までの1年半の2度在籍し、公式戦155試合出場29ゴールを記録した。 <div id="cws_ad"><div class="dugout-video dugout-embed-eyJrZXkiOiJKcDZqR25nZCIsInAiOiJ1bHRyYXNvY2NlciIsInBsIjoiIn0="></div><script type="text/javascript" src="https://embed.dugout.com/v3.1/ultrasoccer.js"></script></div> 監督としてピッチサイドで感情を全面に出したスタイルでチームを鼓舞するシメオネ氏だが、現役時代からこの情熱的なスタイルは一貫したもので、共にプレーした多くの選手たちに大きな印象を与えていたようだ。 アトレティコでのチームメイトだった元スペイン代表DFトニ・ムニョス氏は、選手時代のシメオネ氏の情熱を振り返っている。 「彼は全てにおいて情熱的で、ピッチ上でも自分が感じたことを表現していた。苦しむことを楽しんでいたし、全員に対して高い要求を持っていて、強いパーソナリティのある選手だった」 またムニョス氏は、シメオネ氏の優れた戦術眼が得点に繋がっていたと話す。 「戦術的にもとても優れていた。常に1シーズンで8から14ゴールくらいを決めていたが、それは彼がフリーキックや攻撃参加が上手かっただけでなく、試合を読む力に非常に長けていたからだ」 「彼のフットボールに対する思いはとても大きかった。私にシエスタすらさせてくれなかったよ。常にフットボールについて話していて、寝ていても起こされたものだ」 「彼のウォーミングアップは試合前のホテルから始まっていた。チームメイトに指示をして人を集めて、ランチやディナーの時、気付いたら相手がどういう風にプレーするのかという話をしていた」 またセビージャ時代のチームメイトである元スペイン代表DFマノーロ・ヒメネス氏も、シメオネ氏がピッチ上で見せる姿に感嘆していたと明かし、選手時代から名監督としての片鱗を見せていたと語った。 「彼は熱量に溢れていた。失敗した時には怒り、野心と高い要求を求める選手だった。彼はチームのみんなのリスペクトを勝ち取った。なぜなら、失敗しても自分の足でもう一度立ち上がることのできる、勇気ある選手だったからだ」 「彼はハードワーカーで、自分の持つ全てをピッチで出し尽くし、全てのボールを200%の力で追う、今で言うBox to Box タイプのMFだった」 「アグレッシブさとクオリティを兼ね備え、前線への攻撃参加もできた、完全な選手だった。彼が監督になる姿は容易に想像できた」 「選手の時も監督の時も、エル・チョロ(シメオネ愛称)は誇張して大袈裟に行動したりしない。あれが彼のそのままの生き方なんだ」 「彼はベンチで静かに座っているようなタイプではない。自分のメンタルの強さやウイニング・スピリットを常に示してきた人物で、それは彼のDNAの中にあるものなんだ」 また、同じくセビージャ時代の同僚でチームのCBであったホセ・ミゲル・プリエト氏も、シメオネ氏は選手時代からリーダシップを発揮していたと明かした。 「彼はよく試合の前、失敗はピッチに持ち込まずロッカールームに置いていけと私たちに言ったよ」 「常にフットボールのことを考えていて、その執着にも似た思いは今でも増していると思う」 「試合中は全てのプレーに関わっていたし、サッカーというものを理解していた。優れたMFがいれば、CBの力を引き出すことができる。私たちが活躍できたのは彼のおかげだ」 しかし、そんな情熱的なシメオネ氏だが、抜けている部分もあったとプリエト氏は語る。 「私たちはトレーニングに彼の車に乗って行ったことがあったが、車のタイヤがパンクしていたのにずっと変えていなかったんだ。だから私がタイヤの買い方を教えてやったんだ」 2020.06.10 12:45 Wed

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