したたかに神戸を退けたG大阪が4季連続の4強! 準決勝でC大阪と激突《YBCルヴァンカップ》
2017.09.03 20:55 Sun
▽3日に市立吹田サッカースタジアムで行われた2017Jリーグ YBCルヴァンカップ準々決勝第2戦のガンバ大阪vsヴィッセル神戸は、ホームのG大阪が2-0で勝利した。この結果、G大阪の4シーズン連続となるベスト4進出が決定している。
▽8月30日に神戸のホームで行われた第1戦はゴールレスドロー。互いに勝ち上がりのチャンスを残したまま第2戦を迎えた。4年連続の4強入りを狙うG大阪は、第1戦から米倉、市丸、ファン・ウィジョに代えて、遠藤、アデミウソン、長沢を起用。一方、2年ぶり2度目のベスト4進出を見据える神戸は、前回対戦と同じ11名がスタメン入りを果たした。
▽試合は序盤からボールの主導権が激しく入れ替わる展開となる。ただ、互いに要所を締めたことで、こう着状態に。その中で、徐々にボールを支配した神戸だが、ボックス内の枚数が足りず、ゴールをこじ開けられない。すると、G大阪も鋭いカウンターで応戦。アデミウソンがゴールに迫るなどシュートの形を見いだすが、いずれも枠に飛ばせない。
▽張り詰めた空気が漂うままゴールレスで迎えた試合は、後半早々のセットプレーから動く。46分に左CKのチャンスを得たG大阪は、キッカーの遠藤が右足でクロスを供給。ボールがニアサイドを突くと、そこに今野と長沢が飛び込む。GK徳重の前に潜り込んだ長沢が頭で遠藤のクロスを押し込み、G大阪が均衡を破った。
▽追いつけばトータルスコアで形勢逆転の神戸は中坂に代えてハーフナー・マイクを投入するが、試合はG大阪ペース。64分には、遠藤のボール奪取からカウンターで追加点を奪う。右サイドから上がったオ・ジェソクのアーリークロスが途中出場のファン・ウィジョの前を通過。ファーサイドでフリーの泉澤が難なく沈め、G大阪が引き離した。
▽8月30日に神戸のホームで行われた第1戦はゴールレスドロー。互いに勝ち上がりのチャンスを残したまま第2戦を迎えた。4年連続の4強入りを狙うG大阪は、第1戦から米倉、市丸、ファン・ウィジョに代えて、遠藤、アデミウソン、長沢を起用。一方、2年ぶり2度目のベスト4進出を見据える神戸は、前回対戦と同じ11名がスタメン入りを果たした。
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▽後がなくなった神戸は、最後の交代枠でピッチに送り込んだ田中順也を左ウィングバックに配置。リスクを冒した攻めでG大阪ゴールに襲いかかる。だが、経験値で上回るG大阪がしっかりと試合をコントロール。2-0で試合を終わらせたG大阪が4年連続の準決勝進出を果たしている。なお、準決勝では浦和レッズを下したセレッソ大阪と対戦する。
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