スペイン、サウールの圧巻ハットで10人イタリア撃破! ドイツの待つ決勝行きを決める!《U-21欧州選手権2017》2017.06.28 05:51 Wed

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▽U-21欧州選手権2017準決勝のU-21スペイン代表vsU-21イタリア代表が27日に行われ、3-1で勝利したスペインが2大会ぶり7度目の決勝進出を決めた。

▽グループBを首位通過したスペインは、グループ最終節のU-21セルビア代表戦から先発全員を変更。[4-3-3]を採用したスペインはGKにケパ、4バックに右からベジェリン、メレ、バジェホ、ジョニー。中盤はアンカーにマルコス・ジョレンテ、インサイドハーフにダニ・セバージョスとサウール・ニゲス、3トップは右からデウロフェウ、サンドロ・ラミレス、アセンシオという並びとなった。

▽一方、グループCを首位通過したイタリアは、U-21ドイツ代表戦から先発2人を変更。[4-4-2]を採用したイタリアはGKにドンナルンマ、4バックは右からカラブリア、カルダーラ、ルガーニ、バレッカ。中盤は右からベナッシ、ガリアルディーニ、ペッレグリーニ、キエーザ、2トップはベルナルデスキとペターニャのコンビとなった。

▽開始3分に左サイドからカットインしたキエーザがファーストシュートを放つなど、イタリアが積極的な入りを見せる。その後もサイドを起点にシンプルな仕掛けを続けるイタリアは、ベルナルデスキやペッレグリーニがミドルレンジからのシュートでゴールを脅かすが、GKケパに阻まれる。

▽一方、時間の経過と共にペースを握ったスペインだが、相手の堅牢な守備を前に持ち味のパスワークは影を潜め、なかなか効果的な攻めを見せられない。それでも、31分にはカウンターから右サイドのセバージョスが折り返したボールをボックス左のデウロフェウが受けてフィニッシュに持ち込むが、このシュートはミラン同僚のGKドンナルンマを脅かすまでには至らず。

▽その後も攻め合う姿勢を見せた両者だったが、やや見せ場の少ない拮抗した前半はゴールレスで終了した。

▽迎えた後半、前半とは打って変わって早い時間帯にスコアが動く。53分、左サイドからドリブルで中央へ切り込んだセバージョスのパスを足元に受けたサウールがボックス手前中央で左足を振り抜くと、これがゴール右隅の絶妙なコースに決まった。

▽ビッグマッチで強さを発揮するサウールに仕事を許したイタリアは、57分に反撃のチャンス。右サイド深くでキエーザが上げたクロスをボックス左に走り込んだベナッシがワンタッチで折り返すが、逆サイドのペッレグリーニは反応が遅れてしまい、これをフィニッシュに繋げられない。すると58分、後半立ち上がりに1枚カードをもらっていたガリアルディーニが不用意にセバージョスを倒してしまい、2枚目の警告を受けて退場処分となった。

▽ビハインドに加えて数的不利を背負う絶体絶命の状況を強いられたイタリアだったが、頼れる10番の左足が同点ゴールをもたらす。62分、右サイドからDFジョニーを引き連れながら強引に切り込んだベルナルデスキがボックス手前左で左足を一閃。DFバジェホが出した右足に当たってわずかにコースが変わったシュートがゴール左に吸い込まれた。

▽一瞬の隙を突かれて試合を振り出しに戻されたスペインだったが、こちらもサウールの左足が火を噴く。65分、バイタルエリア中央でデウロフェウから短い横パスを受けたサウールが豪快に左足を振り抜くと、強烈な無回転ミドルがゴール右隅に突き刺さった。

▽追いついた直後に失点するまずい試合運びとなったイタリアは、キエーザに代えてロカテッリ、ペターニャに代えてチェッリを投入して流れを変えにかかるが、勢い付いたスペインを止められない。

▽すると74分、カウンターから左サイドを突破したアセンシオがボックス内に持ち込む。そして、中央に走り込む味方を確認して絶妙なマイナスの折り返しを送ると、これをまたしてもサウールが左足で左隅に流し込み、圧巻のハットトリックを達成した。

▽その後、サンドロ・ラミレス、デウロフェウ、セバージョスを下げてイニャキ・ウィリアムズ、デニス・スアレス、オヤルサバルと豪華な控えメンバーを投入して試合をクローズしたスペインが難敵イタリアに3-1の完勝。5得点で得点ランキングトップに立ったサウールの見事な活躍で勝ち切ったスペインが、2大会ぶり7度目の決勝進出を果たした。

▽なお、スペインは30日に行われる決勝でU-21イングランド代表を破ったドイツと対戦する。

◆準決勝
U-21スペイン 3-1 U-21イタリア
【U-21スペイン】
サウール・ニゲス(53)
サウール・ニゲス(65)
サウール・ニゲス(74)

【U-21イタリア】
ベルナルデスキ(63)

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