判定に恵まれたマドリーがセルタ撃破で首位に浮上し5年ぶりの優勝に王手! C・ロナウドが欧州5大リーグ戦歴代最多ゴール記録を樹立《リーガエスパニョーラ》
2017.05.18 06:13 Thu
▽レアル・マドリーは17日、バライードスで行われたリーガエスパニョーラ第21節延期分でセルタと対戦し、4-1で勝利した。
▽リーガ制覇に向けて高いモチベーションを見せるマドリーが、立ち上がりから激しいハイプレスを仕掛け、攻勢を強めていく。イスコをトップ下に配した[4-1-3-2]の布陣で臨んだマドリーは10分、左サイドのマルセロが前線のイスコに縦パスを入れる。中央に切り込んだイスコの仕掛けはDFに阻まれるが、ボックス手前でこぼれ球を拾ったC・ロナウドが対面のDFを外して左足を振り抜くと、このシュートがゴール右隅に吸い込まれた。なお、C・ロナウドはこのゴールがキャリア通算のリーグ戦367ゴール目となり、かつてトッテナムやチェルシーで活躍した元イングランド代表FWジミー・グリーブス氏の記録を抜き、ヨーロッパ5大リーグ戦における歴代最多ゴール記録を樹立した。
▽エースの早い時間帯の先制点で勢いづくアウェイチームは、その後も攻勢を続けていく。26分にはモドリッチのスルーパスに抜け出したベンゼマが、ボックス左に走り込むC・ロナウドに決定的な折り返しを送るが、ここは直前でDFのクリアに遭う。その一方で、シストの突破やアスパスの仕掛けに手を焼くマドリーは、32分にボックス手前で与えたFKの場面でヴァスに強烈な無回転シュートでゴールを脅かされると、38分にはボックス左でジョナタン・カストロの対応にあたったDFヴァランが相手の浮かしたボールを手を使ってブロックするが、主審はセルタの猛アピールを無視してハンドを取らず。さらに抗議したアスパスにイエローカードが掲示された。
▽やや慌ただしい前半を1点リードで終えたマドリーは、後半も立ち上がりにゴールを奪う。48分、ロングカウンターから中央を突破したイスコのスルーパスに抜け出したC・ロナウドが冷静にGKとの一対一を制した。
▽すると、一連の流れでセルタの闘志に火をつけてしまったマドリーは、69分にイスコのボールロストからショートカウンターを浴び、グイデッティに1点差に迫るゴールを許してしまう。それでも、数的優位を生かすマドリーは直後の70分、カウンターからボックス左でマルセロが折り返したボールをゴール前のベンゼマが押し込み、再び点差を2点に戻した。
▽その後も危なげなく試合を運ぶマドリーは、C・ロナウドにハットトリックのチャンスが訪れるも、ポルトガル代表は弘法にも筆の誤りか、ゴール前での絶好機でイージーシュートを枠の左に外してしまう。その後、殊勲のイスコ、C・ロナウドを下げて試合を締めにかかるマドリーは、88分にもクロースに2試合連続ゴールが生まれ、4-1で快勝。やや判定に恵まれたものの、エースの勝負強さで勝ち切ったマドリーが、勝ち点90で首位に浮上し、最終節のマラガ戦で引き分け以上の結果を残せば、5年ぶりのリーグ制覇が決まることになる。
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▽今年2月開催予定も悪天候によるスタジアム屋根の破損で延期されていた試合。前節、4位セビージャとの上位対決に快勝し、5年ぶりのリーグ制覇に向けて残り4ポイントとなった首位マドリー(勝ち点87)は、マラガとの最終節を前に13位セルタ(勝ち点44)とのアウェイゲームに臨んだ。セビージャ戦からのメンバー変更は5人。左サイドバックにマルセロ、中盤にモドリッチ、カゼミロが戻り、前線はクリスティアーノ・ロナウド、ベンゼマ、イスコが並んだ。なお、累積警告のナチョは試合直前にクラブ側のアピールが成功し、前節のカードが取り消しとなり、ベンチに入った。▽エースの早い時間帯の先制点で勢いづくアウェイチームは、その後も攻勢を続けていく。26分にはモドリッチのスルーパスに抜け出したベンゼマが、ボックス左に走り込むC・ロナウドに決定的な折り返しを送るが、ここは直前でDFのクリアに遭う。その一方で、シストの突破やアスパスの仕掛けに手を焼くマドリーは、32分にボックス手前で与えたFKの場面でヴァスに強烈な無回転シュートでゴールを脅かされると、38分にはボックス左でジョナタン・カストロの対応にあたったDFヴァランが相手の浮かしたボールを手を使ってブロックするが、主審はセルタの猛アピールを無視してハンドを取らず。さらに抗議したアスパスにイエローカードが掲示された。
▽やや慌ただしい前半を1点リードで終えたマドリーは、後半も立ち上がりにゴールを奪う。48分、ロングカウンターから中央を突破したイスコのスルーパスに抜け出したC・ロナウドが冷静にGKとの一対一を制した。
▽この2点目で勝利を大きく近づけたマドリーは、さらに微妙な判定の影響で数的優位まで手にする。62分、ボックス内でDFセルヒオ・ラモスが後ろからアスパスを倒す。このプレーでPK献上かに思われたが、主審はアスパスのシミュレーションと判断し、既に1枚カードをもらっていたアスパスに2枚目のカードが掲示され、退場となった。この直後には同じようなシチュエーションでC・ロナウドがボックス内で倒されるも、主審は同選手のシミュレーションを取らず。このダブルスタンダードの判定に激昂するセルタは、アシスタントコーチが退席処分となる荒れた雰囲気となる。
▽すると、一連の流れでセルタの闘志に火をつけてしまったマドリーは、69分にイスコのボールロストからショートカウンターを浴び、グイデッティに1点差に迫るゴールを許してしまう。それでも、数的優位を生かすマドリーは直後の70分、カウンターからボックス左でマルセロが折り返したボールをゴール前のベンゼマが押し込み、再び点差を2点に戻した。
▽その後も危なげなく試合を運ぶマドリーは、C・ロナウドにハットトリックのチャンスが訪れるも、ポルトガル代表は弘法にも筆の誤りか、ゴール前での絶好機でイージーシュートを枠の左に外してしまう。その後、殊勲のイスコ、C・ロナウドを下げて試合を締めにかかるマドリーは、88分にもクロースに2試合連続ゴールが生まれ、4-1で快勝。やや判定に恵まれたものの、エースの勝負強さで勝ち切ったマドリーが、勝ち点90で首位に浮上し、最終節のマラガ戦で引き分け以上の結果を残せば、5年ぶりのリーグ制覇が決まることになる。
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