ファン・ペルシが広島に電撃移籍か…フェネルバフチェは移籍金8億円要求

2017.02.02 19:00 Thu
Getty Images
▽フェネルバフチェに所属するオランダ代表FWロビン・ファン・ペルシ(33)にサンフレッチェ広島移籍の可能性が急浮上した。『INTERNETSPOR』などトルコの複数メディアが報じている。

▽ファン・ペルシは、これまでフェイエノールト、アーセナル、マンチェスター・ユナイテッドでプレー。オランダ代表として歴代最多50ゴールの記録を持つ他、過去に2度のプレミアリーグ得点王に輝くなど、名実ともにワールドクラスだ。
▽伝えられるところによれば、広島側は代理人を通じて、フェネルバフチェにファン・ペルシへの関心を伝達。フェネルバフチェ側は、ファン・ペルシの獲得を狙う広島に対して、移籍金650万ユーロ(約7億9000万円)を要求しているという。

▽なお、Jリーグ参戦から急浮上したファン・ペルシは、今シーズンのここまでフェネルバフチェで公式戦22試合9ゴール2アシストを記録。左足から繰り出される強烈なシュートに加え、研ぎ澄まされた得点感覚は未だ健在だ。
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「日本をもっと強くしたい」ケガを克服し復帰したGK大迫敬介、正守護神奪取へ意欲「まだまだ成長できる」

日本代表に復帰したGK大迫敬介(サンフレッチェ広島)が、改めて日本代表として戦うことへの思いを語った。 18日、2026年の北中米ワールドカップ(W杯)アジア2次予選の北朝鮮代表戦に向けた連戦に向けトレーニングキャンプがスタート。初日は、12名が参加。5名はジムでのトレーニングメニューをこなしていた。 大迫は前川黛也(ヴィッセル神戸)と共に初日から合流。ランニングをした後に、GKトレーニングを行った。 広島の正守護神としてプレーしていた大迫だが、負傷の影響でアジアカップは不参加。11月以来の招集となった中、「嬉しく思いますし、ケガを乗り越えて帰ってこれたので、評価してもらえたのは嬉しいです」と、再び招集を受けたことを喜んだ。 大迫は昨シーズン終盤に違和感があった右手首の検査を受けたところ、骨折が判明。シーズン終了後に発覚し、悩んだ結果、手術を選択。アジアカップを棒に振ることにはなったが、新シーズン開幕に間に合わせた。 「色々な医師に相談して、保存療法で治すこともあったんですが、治る確率と悪化する確率とリスクがどちらにもあったんですが、完治させるには手術した方が良いという風に言われたので、それがオフシーズンだったというタイミングと開幕には間に合うと言われたので、手術を決断しました」 手術を決断し、現在は100%の状態になった大迫。中途半端なコンディションでアジアカップに出るべきではないと判断したが、その決断は誤りではなく、広島は開幕4試合負けなし、失点も最少の「1」と存在感を発揮している。 ケガの影響については「思い切りプレーできているので、痛みがなくプレーできる幸せを感じています」と笑顔で語る大迫。「まだまだ課題も多くありますし、昨年の故障を抱えてやっている時期から比べると思い切りプレーできています。まだまだ成長できると思います」と、さらにパフォーマンスを上げられると語った。 自身は不参加だったアジアカップ。全試合でゴールを守ったGK鈴木彩艶(シント=トロイデン)には失点の責任を問う声が多く上がり、批判が殺到する事態となった。 大迫は「僕もテレビを通してでしか見ていないですけど、あのピッチに立たないと分からない部分はありますし、外から言うことは簡単ですけど、GKとしてどうするかなと考えて見ていました」とコメント。その中で「アジアを勝ち抜いていくことはそう簡単ではないなと思いました」と語り、「フィジカルが優れているチームもありましたし、ロングボールを使ってフィジカルを生かして戦う相手に対しての課題というのは見えたと思います」と、課題を感じる部分もあったという。 自身が考える対策としては「相手の対策もそうですが、自分たちの武器やスタイルを磨く必要があると思います」とコメント。「大会を通して失点が続いてしまったのはチームとしての課題だと思うので、そこを改善できればもっと上に行けるキッカケになると思います」と、どう失点を減らすかが肝心だとした。 特に脆さを見せてしまったセットプレーについては「もちろん日本のチームにも空中戦に強い選手はいますけど、こぼれ球だったり、細かいところの勝負だと思います」と語り、「GKを含めて課題が1つ見えたと思いますし、上に行くキッカケができたと思います」と、ここも改善ポイントだと振り返った。 ベスト8で敗退したことを受け、不安視する声も多い中、再び代表に呼ばれた大迫。「アジアカップを外から見ることで、もう1度日本代表に入って、ピッチでプレーしたいという思いが強くなりました」と意欲に満ち溢れているとし、「アジアカップで日本があそこで負けてしまったというのを見て、日本をもっと強くしたいという事をより感じたので、色々な思いを背負ってプレーしています。今回自分のプレーを評価してもらえたことは嬉しいですけど、さらに競争に勝ってピッチに立ちたいです」と、再び正守護神になる競争を歓迎した。 連戦となる北朝鮮については「間違いなく強いですし、プレーの荒さ、球際の激しさがついてくると思うので、賢くプレーする必要があると思います」と警戒。アウェイでの試合については「環境含めていかに短い時間でフィットするのかが大事。こういう時こそ、日本が一丸となってやることが重要だと思います」と、チームとして1つになることが大事だとした。 2024.03.19 13:25 Tue

【日本代表選手紹介】攻守のカギを握るDMF&IH、北朝鮮との2連戦に挑む26選手の現状と期待

日本代表は14日に2026年の北中米ワールドカップ(W杯)アジア2次予選・北朝鮮代表との2連戦に向け、招集メンバー26名を発表した。ベスト8で涙のアジアカップからのリスタートになる今活動のスカッドは前回から7選手が変更。ここではサバイバルでもある26選手の「現状」と「期待」をテーマに守備的MF陣を紹介していく。 <span class="paragraph-subtitle">MF遠藤航(31)</span> 所属先:リバプール(イングランド)<div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/news_wataru_endo_20240317_tw.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div>■今季公式戦(アジアカップ後) ※3/15 時点 成績:33試合3得点(8試合0得点) 先発出場/途中出場:25/8(7/1) 代表での主戦場:DMF 代表通算:60試合3得点 日本代表のキャプテンとしてチームを牽引する遠藤。今シーズンから加入したリバプールでは、当初は年齢を含めて懐疑的な目を向けられていた。それでもユルゲン・クロップ監督の信頼は厚く、昨年12月からポジションを確保すると一気に評価を上げ、今では欠かせない存在とファンからも称賛を受ける。10日のマンチェスター・シティ戦のハイパフォーマンスは現地でも絶賛され、POTMにも選出された。 北朝鮮代表との連戦においても遠藤の役割は非常に重要になる。キャプテンとしての精神的支柱になるほか、ハードなプレーが求められるであろう戦いで、いかに中盤を制圧できるか。奇しくもA代表のデビュー戦の相手が北朝鮮戦という遠藤。当時はサイドバックでのプレーだったが、今のプレミアリーグで見せているパフォーマンスを見せて、チームに安定をもたらせてもらいたい。 <span class="paragraph-subtitle">MF守田英正(28)</span> 所属先:スポルティングCP(ポルトガル)<div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/news_hidemasa_morita_20240317_tw.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div>■今季公式戦(アジアカップ後) ※3/15 時点 成績:28試合2得点(9試合1得点) 先発出場/途中出場:24/4(6/3) 代表での主戦場:DMF、IH 代表通算:32試合3得点 ポルトガルの名門・スポルティングCPでは欠かせない中盤のキーマン。加入してすぐにレギュラーとなると、2年目の今シーズンもリーグ戦ではアジアカップ期間を除けば欠場したのは1試合のみ。途中出場も1試合という状況だ。アジアカップから復帰後も変わらないパフォーマンスを見せ、1ゴール1アシストを記録。ヨーロッパリーグ(EL)はラウンド16で敗退となったが、リーグ優勝に向けて重要な役割は変わらない。 日本代表では[4-1-4-1]ではインサイドハーフがメインに。[4-2-3-1]ではダブルボランチの一角を務め、遠藤とコンビを組む。守備での貢献度が高かった以前とは変わり、ポルトガルで成長した点は攻撃への積極的な関与。ボックス内に飛び出す動きは日本代表でも脅威となっており、W杯予選では1アシストを記録。クレバーなポジショニングと思い切りの良い飛び出しで、バランス取りながらも攻守に特徴を発揮することが求められている。 <span class="paragraph-subtitle">MF田中碧(25)</span> 所属先:デュッセルドルフ(ドイツ)<div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/news_ao_tanaka_20240317_tw.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div>■今季公式戦(アジアカップ後) ※3/15 時点 成績:29試合7得点(7試合2得点) 先発出場/途中出場:24/5(7/0) 代表での主戦場:DMF、IH 代表通算:25試合7得点 ドイツ2部を戦うデュッセルドルフで研鑽を積む田中。常にステップアップの噂がある中、今シーズンはデュッセルドルフでプレーをすることが確定した。シーズン序盤はパフォーマンスの低さに批判が集中も、10月の日本代表活動でゴールを決めてから本領発揮。大事な試合でもゴールを重ね、代表合流直前の試合では1ゴール1アシストを記録。チームの1部昇格の原動力として期待が大きい。 元日のタイ代表戦には出場もアジアカップはメンバー外。意外な結果は驚きを与えたが、噂された移籍もなし。2部リーグを戦うチームを支え、2月以降は2ゴール3アシストをリーグ戦で記録している。インサイドハーフやボランチでのプレーとなるが、期待されるのはやはり攻撃面。ゲームメイク力に加え、自らもゴールをに絡んでいく姿勢は強く出してもらいたいところ。大事な試合で光る得点力も期待される。 <span class="paragraph-subtitle">MF川村拓夢(24)</span> 所属先:サンフレッチェ広島<div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/news_takumu_kawamura_20240317_tw.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">©︎超ワールドサッカー<hr></div>■今季公式戦(アジアカップ後) ※3/15 時点 成績:3試合1得点(3試合1得点) 先発出場/途中出場:3/0(3/0) 代表での主戦場:DMF、IH 代表通算:1試合1得点 今シーズンもサンフレッチェ広島ではレギュラーとしてプレーする川村。[3-4-2-1]のダブルボランチの一角として開幕3試合連続フル出場を果たしている。9日に行われた第3節のサガン鳥栖戦ではシーズン初ゴールを記録。思い切りの良いプレーと、左利きという特徴を活かしたプレーが特徴。本来は攻撃的な選手だが、ボランチでもプレーができ、前に飛び出していく力も持っている。 日本代表としては過去にも招集を受けたが、デビューしたのは1月1日のタイ代表戦。終盤に起用されると、代表初ゴールも記録した。攻撃に関与できること以外でも、対人プレーの強さを持ち合わせ、運動量もある。また、ドリブルで持ち上がることもでき、キックの精度も高いため、流れを変えたい時のアクセントとしての期待も寄せられている。 <span class="paragraph-subtitle">MF佐野海舟(23)</span> 所属先:鹿島アントラーズ<div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/news_kaishu_sano_20240317_tw.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">©︎J.LEAGUE<hr></div>■今季公式戦(アジアカップ後) ※3/15 時点 成績:3試合0得点(3試合0得点) 先発出場/途中出場:3/0(3/0) 代表での主戦場:DMF 代表通算:4試合0得点 鹿島アントラーズで2年目を迎える佐野。[4-4-2]で戦うチームの中盤を支え、昨シーズンから継続して高いパフォーマンスを見せている。日本代表選手としての自覚も徐々に芽生えてきたか、ハードな守備とチームを前に向かわせる推進力をもち、常に前に向かう姿勢を崩さない。体制が変わった鹿島でもキーマンであることは変わりなく、チームの浮沈のカギをすでに握っていると言っても良いだろう。 日本代表には2023年11月に急遽追加招集されながらもいきなりW杯予選でデビュー。その後、アジアカップのメンバーにも入り、短い時間ではあったが2試合に出場した。まだまだこれから大きくなっていく佐野だが、チームを前に押し出すプレーには注目。ハードワークが守備だけにならず、常に重心を前に置く佐野の押し出しで日本はよりゴールに迫ることが可能になるだろう。 2024.03.17 18:30 Sun
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昨季王者vs首位はゴールレス決着…神戸と広島、互いに攻めるも決め手欠く【明治安田J1第4節】

16日、明治安田J1リーグ第4節のヴィッセル神戸vsサンフレッチェ広島がノエビアスタジアム神戸で行われ、0-0のドロー決着となった。 昨季王者の神戸(4位)と、神戸MF山口蛍から試合前に「いま一番強いチーム」と賛辞を贈られた首位広島。今節最大のビッグマッチと言っても過言ではない一戦が、神戸の本拠地で行われた。 両チームとも軒並み主力を並べつつ、広島は開幕4試合連続で同じ11人。また、神戸は前川黛也、広島は大迫敬介と、どちらも最新の日本代表メンバーに名を連ねる守護神がゴールマウスを守る。 立ち上がりから激しいボールの奪い合いがピッチ各所で繰り広げられるなど、集中力高くゲームに入った両チーム。神戸はまずはロングボール主体で先制点への糸口を探り、広島はしっかり繋いで丁寧に打開を図る。コントラストがくっきりだ。 そんななかでも広島は遠目からのシュートも積極的。8分はボックス外でルーズボールを確保した大橋祐紀が左足、16分にはセンターバックの塩谷司が右足ダイレクトでミドルを狙う。 神戸のGK前川は27分、広島のアーリークロスに対して果敢に飛び出しパンチング。神戸DF陣はクロスに合わそうとした広島のピエロス・ソティリウをフリーにしており、前川の咄嗟の判断で危機を回避…副審の旗が上がったとはいえ、前川は自身が日本代表GKたる所以を示した格好だ。 前半は互いに決定機を作れず、ゴールレスで終了。シュート数も神戸3-5広島と堅い45分間を終える。 後半立ち上がりの52分、膠着した展開を打開する一手として、広島の満田誠が35m級のロングシュートを狙う。しかし、枠へは飛ばせず。 60分に両チーム通じて最初の決定機。神戸は大迫勇也が左サイドからボックス内まで駆け上がり、ゴール正面の武藤へラストパス。武藤はシュートコースを確保したうえで左足を振ったが、広島のGK大迫敬が間一髪でスーパーセーブ…こちらも日本代表GKたる所以を示すビッグプレーだ。 武藤は79分にもビッグチャンス。大迫のふんわりとした左からのクロスを収めると、ゴール前で粘って左足を一閃…しかし、わずかにゴール左へ外す。 残り時間が少なくなっていくなか、デュエルも多い激しい展開からか、次第に疲労感が顕著になっていく昨季王者vs首位の一戦…アウェイ広島も懸命にゴール前まで迫るが、肝心の1点が遠い。 神戸も87分にCKから武藤がドンピシャヘディング弾、88分にもロングボールから大迫勇が豪快ボレーと立て続けにシュートを枠へ飛ばすが、いずれもGK大迫敬の真正面…スコアに変動はない。 最終盤に来ると今度はオープンな展開へと移行するも、やはり最後までネットは揺れず。昨季王者vs首位は、0-0のゴールレスドローに終わった。 ヴィッセル神戸 0-0 サンフレッチェ広島 2024.03.16 16:00 Sat

【J1注目プレビュー|第4節:神戸vs広島】シーズン序盤の分岐点、好調・広島が王者・神戸の撃破に挑む

【明治安田J1リーグ第4節】 2024年3月16日(土) 14:00キックオフ ヴィッセル神戸(4位/6pt) vs サンフレッチェ広島(1位/7pt) [ノエビアスタジアム神戸] <span class="paragraph-subtitle">◆首位を目指して【ヴィッセル神戸】</span> 前節はアウェイでFC東京と対戦し、大迫勇也のPK失敗もありながらも、汚名返上の直接FKを叩き込み、1-2で勝利を収めた。 ホーム開幕戦では柏レイソル相手に苦戦して敗れたものの、アウェイでは連勝スタート。早くホームでの白星が欲しいところだろう。 チームとしてケガ人なども出ていながら、昨シーズンの戦い方をベースに力を見せている状況。その中で、今季から加入した2人の力は目覚ましい。 1人はインサイドハーフの宮代大聖。FC東京戦では初先発を果たすと、相手との駆け引きで巧さを見せ、PK奪取、同点ゴール、エンリケ・トレヴィザンの退場など相手の脅威となっていた。 そして2人目は広瀬陸斗。鹿島アントラーズから加入したサイドバックだが、初先発したFC東京戦では左ウイングに抜擢。前線からの守備、プレスの連動には持ち味を発揮し、起点となるプレーもそつなくこなしていた。2人の奮起が、王者を加速させる。 ★予想スタメン[4-3-3] GK:前川黛也 DF:酒井高徳、山川哲史、マテウス・トゥーレル、本多勇喜 MF:山口蛍、扇原貴宏、宮代大聖 FW:武藤嘉紀、大迫勇也、広瀬陸斗 監督:吉田孝行 <span class="paragraph-subtitle">◆序盤戦の大一番、無敗継続を【サンフレッチェ広島】</span> 開幕戦は浦和レッズ、前節はサガン鳥栖と新ホームで連勝中の広島。開幕3試合で7得点1失点は非常に良い出来と言えるだろう。 勝ち点7で3チームが並ぶという展開の中、アウェイでも白星が早く欲しいところ。その相手は王者・神戸だ。 3年目を迎えたミヒャエル・スキッベ監督の下、戦い方は継続され、強度の高さと素早い攻撃に磨きをかけている。その牽引役の1人が、新加入のFW大橋祐紀。開幕戦で2得点を記録すると、第2節でもゴール。3試合連続ゴールはならなかったが、間違いなく広島を加速させている。 また、副産物としてMF満田誠をボランチにおけることができ、より攻撃に切り替える部分での推進力が増している。ハードワークを武器に、タレント軍団をどう抑え込むのか。盤石の守備陣が攻撃陣を封じ、前線はしっかりとゴールを奪っていきたい。 ★予想スタメン[3-4-2-1] GK:大迫敬介 DF:塩谷司、荒木隼人、佐々木翔 MF:中野就斗、満田誠、川村拓夢、東俊希 MF:大橋祐紀、加藤陸次樹 FW:ピエロス・ソティリウ 監督:ミヒャエル・スキッべ 2024.03.16 11:30 Sat

【日本代表選手紹介】大迫敬介復帰のGK陣は? 北朝鮮との2連戦に挑む26選手の現状と期待

日本代表は14日に2026年の北中米ワールドカップ(W杯)アジア2次予選・北朝鮮代表との2連戦に向け、招集メンバー26名を発表した。ベスト8で涙のアジアカップからのリスタートになる今活動のスカッドは前回から7選手が変更。ここではサバイバルでもある26選手の「現状」と「期待」をテーマにGK陣を紹介していく。 <span class="paragraph-subtitle">GK前川黛也(29)</span> 所属先:ヴィッセル神戸<div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/news_daiya_maekawa_20240315_tw.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">©︎超ワールドサッカー<hr></div>■今季公式戦(アジアカップ後) ※3/15 時点 成績:4試合3失点(4試合3失点) 先発出場/途中出場:4/0(4/0) 代表での主戦場:GK 代表通算:1試合0失点 アジアカップに続いて選出され、今や常連となりつつあるJ1王者の守護神は今季も所属先でその地位揺らがず。アジアカップ参戦でほぼ休みなしでのシーズンインだったが、昨季のチームで唯一だったフルタイム出場の2年連続達成に向け、191cmのサイズを生かした持ち味のシュートストップを引き続き光らせ、最後の砦となる。 今代表の立ち位置としてはキャップ数からしても、ほか2選手を追いかける構図に。ただ、守護神のポジションは今回も10キャップ未満の選手ばかりな上、先のアジアカップで一番手を担った鈴木彩艶が不安定さを拭えなかった点からも、開かれた争いになりそうだ。現状では鈴木と大迫の争いと見る向きがあるが、覆したい。 <span class="paragraph-subtitle">GK大迫敬介(24)</span> 所属先:サンフレッチェ広島<div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/news_keisuke_osako_20240315_tw.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">©︎超ワールドサッカー<hr></div>■今季公式戦(アジアカップ後) ※3/15 時点 成績:3試合1失点(3試合1失点) 先発出場/途中出場:3/0(3/0) 代表での主戦場:GK 代表通算:7試合6失点 昨年11月以来の代表返り咲きとなる広島の守護神は昨年末に右手骨折で手術を受けたことで、キャンプで別メニュー調整からのスタートになり、新スタジアムのこけら落としマッチも欠場したが、段階を踏んでシーズンイン。開幕から好発進に成功したチームの最後尾で自身も要所の好セーブで新たに継承した背番号「1」を輝かせる。 上述したように久々の代表だが、ポジションを争うのは同じく経験浅めな鈴木と前川とあって、出番が巡る可能性は大いにあり。2人と比べてブランクこそあるが、現在の調子ぶりを加味しても、アジアカップで粗さを露呈した鈴木に代わって一番手との期待が高まる。広島では円熟味も感じさせるが、代表でもその姿を見せられるか。 <span class="paragraph-subtitle">GK鈴木彩艶(21)</span> 所属先/シント=トロイデン(ベルギー)<div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/news_zaion_suzuki_20240315_tw.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">©︎STVV<hr></div>■今季公式戦(アジアカップ後) ※3/15 時点 成績:21試合34失点(5試合8失点) 先発出場/途中出場:21/0(5/0) 代表での主戦場:GK 代表通算:9試合8失点 昨夏にマンチェスター・ユナイテッドからの関心も取り沙汰されたなか、ベルギーを選び、研鑽を続ける若き守護神はアジアカップ後の所属先でも最後の砦としてプレー。5試合のうち、2試合で無失点だが、先週末の試合ではクロスをファンブルし、決勝点となった。所属先でもポテンシャルをのぞかせつつ、改めて課題も浮き彫りにする。 継続選出の今代表では真価を証明する活躍に期待したい。先のアジアカップ5試合では期待も込め、いずれも先発に抜てきされたが、チームとしての成績はもちろん、個人としても全試合で失点(8失点)。判断や精度だったり、細かい部分の荒さを露呈した。パリ五輪世代のホープは失意のアジアカップからのバウンスバックが求められる。 2024.03.15 19:00 Fri
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