シャルケと好調同士の対決に臨むRBライプツィヒ、監督はアーセナル報道を一蹴

ブンデスリーガ首位のRBライプツィヒは3日、シャルケをホームに迎える。1部昇格後負けなしのクラブを率いるラルフ・ハーゼンヒュットル監督は、シャルケ戦を「一番難しい試合」と予想し、警戒心を覗かせている。また自身を取り巻くイギリスメディアの報道にも言及した。

昇格組のライプツィヒは第12節消化時点で9勝3分けと勝ち点30でバイエルン・ミュンヘンを首位の座から押しのけ、予想をはるかに上回る快進撃を続けている。一方で今夏からマルクス・ヴァインツィアル監督が指揮を執っているシャルケはシーズン開幕こそは5連敗と最悪なスタートを切ったものの、以降のリーグ戦では黒星なしを維持し、最下位から8位に浮上。ライプツィヒに次ぐ好調ぶりを見せている。

そんな相手との対戦を前に、ハーゼンヒュットル監督は以下のように語った。会見の模様をドイツ紙『ビルト』が伝えている。

「シャルケ戦は我々にとって一番難しい試合になるだろう。リーグで我々が立ち向かう最も完成度が高いミッションと言えるからだ。彼らは波に乗っており、極端なほどの安定感を見せている。なので我々はすべてを出し切らなければいけない。プレス、ゲーゲンプレッシング、ボールコントロール。それらをすべてピッチ上で実行しなければ、3ポイントの獲得は厳しくなる」

同監督は先日、イギリス紙『サン』でアーセナルのアーセン・ヴェンゲル監督の後継者候補として挙げられた。その報道について質問されたオーストリア人指揮官は、このように答えている。

「プレミアリーグで最も長く政権を握ってきた監督の後継者候補に挙げられた? それよりひどい目に遭うことも考えられるさ。冗談はさておき、私はライプツィヒで幸せを見つけたのだよ」

2014年、インゴルシュタットを1部昇格に導き、昨シーズン残留させたハーゼンヒュットル監督は今夏にライプツィヒの指揮官に就任。自身のキャリアにおいて1部2年目で優勝を成し遂げることになれば、欧州のビッグクラブから実際に具体的なオファーが届くかもしれない。


提供:goal.com