途中出場ジルーの今季初弾含む2発でアーセナルが最下位サンダーランドに4発快勝《プレミアリーグ》

2016.10.29 22:32 Sat
Getty Images
アーセナルは29日、プレミアリーグ第10節でサンダーランドとのアウェイ戦に臨み、4-1で快勝した。
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▽前節ミドルスブラ戦をゴールレスドローで終えた2位アーセナル(勝ち点20)はリーグ戦での連勝が6でストップした。ただ、4日前に行われたEFLカップのレディング戦では控え主体で臨んだ中、チェンバレンの2ゴールで勝利。そのレディング戦のスタメンから7選手を変更。ウォルコットとモンレアルが負傷欠場となり、チェンバレン、イウォビ、エルネニー、ギブスが引き続きスタメンとなった。

▽最下位サンダーランド(勝ち点2)に対し、チェンバレンが2列目の右サイドに入る[4-2-3-1]で臨んだアーセナルは、中盤での攻防が主となった立ち上がりを経て、13分にボックス右でサンチェスのパスを受けたエジルが枠内シュートを浴びせる。

▽そして、ポゼッションを高めていったアーセナルは19分、右サイドを突破したチェンバレンの鋭いクロスに、L・コネの前に飛び込んだサンチェスがヘディングでゴールへ流し込んで先制した。
▽21分にファン・アーンホールトの直接FKでゴールを脅かされたアーセナルだったが、35分にチェンバレンが枠内シュートを浴びせると、38分に追加点のチャンス。エジルがディフェンスライン裏に飛び出してループシュートを狙う。しかし、中途半端に飛び出していたGKピックフォードにセーブされてしまった。

▽アーセナルの1点リードで迎えた後半、サンダーランドが前がかる中、59分にアーセナルはチェンバレンがボックス右に侵入して決定的なシュートを浴びせる。62分にはサンチェスがボックス内でL・コネに倒されるもノーファウルの判定が下された。

▽しかし64分、ロングフィードに反応したワットモアにムスタフィが入れ替わられ、ボックス中央への侵入を許す。そして、GKチェフがワットモアを倒したと判定され、PKが宣告された。これをデフォーに決められ、アーセナルは試合を振り出しに戻されてしまった。

▽失点を受けてイウォビに代えてジルーを投入したアーセナルは、71分に勝ち越す。決めたのはジルー。左サイドからのギブスのクロスにボレーでうまく合わせてゴールへ流し込んだ。

▽ジルーの今季初ゴールでリードしたアーセナルはさらに76分、右CKからジルーのヘディングシュートが決まって3-1とすると、78分には分厚い攻めを見せてサンチェスがゴールへ押し込み、一気にリードを広げる。途中出場ジルーの活躍で4-1と快勝したアーセナルが勝利を取り戻している。



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