レスターvsアーセナルは痛み分けのゴールレスドロー 今季初先発の岡崎は67分までプレー《プレミアリーグ》
2016.08.21 03:42 Sun
▽プレミアリーグ第2節のレスター・シティvsアーセナルが20日にキングパワー・スタジアムで行われ、0-0の引き分けに終わった。レスターの日本代表FW岡崎慎司は今季初先発を飾り、67分までプレーした。
▽昨季王者のレスターは、連覇を狙う新シーズンの初戦で昇格組のハル・シティを相手にまさかの敗戦を喫し、今後に不安を残すシーズンの幕開けとなった。今季初勝利を目指すホーム開幕戦では、昨季2位のアーセナルと激突。前節からのメンバー変更は4点。出場停止明けのフートや岡崎が復帰し、新戦力のメンディが初先発を飾った。
▽一方、ホームでリバプールとの打ち合いに敗れ、苦手の開幕戦を今季も落としたアーセナルは、遅々として進まぬ補強に業を煮やすサポーターがヴェンゲル監督批判を展開するなど、厳しい船出となっている。昨季王者のホームに乗り込んだこの試合に向けては、前節から先発4人を変更。負傷のラムジー、イウォビに代えて、カソルラとチェンバレン。チャンバースとエルネニーに代えて、コシエルニーとジャカを起用した。
▽互いに今季初勝利を目指して積極的な入りを見せたことで、序盤から緊迫感のある攻防が続いていく。基本的にはアーセナルがボールを保持し、レスターが堅守速攻で応戦。互いに集中した守備を見せたことで、なかなか決定機は生まれず。
▽それでも、徐々にサイドを起点に攻め手を見いだしたアーセナルは、25分に左サイドからカットインしたチェンバレンが右足で鋭いシュートを放つが、これはわずかに枠の右に外れた。さらに31分に相手陣内左サイドで得たFKの場面でカソルラがゴール前に入れたボールが、誰にも触れずに枠の右を捉えるも、ここはGKシュマイケルの好守に遭う。
▽互いに選手交代なしで迎えた後半もこう着状態が続いていく中、53分にアクシデント発生。足を痛めたメンディが一度はピッチに復帰するも、そのままピッチにうずくまってしまい、プレー続行不可能に。これを受けて、アンディ・キングが投入された。
▽後半も半ばを過ぎると、互いに疲労の影響か、イージーなミスが目立ち、行ったり来たりのオープンな展開に。この状況を受けて、ラニエリ監督は67分に岡崎を下げてウジョアを投入。対するアーセナルのヴェンゲル監督は、73分にジャカとカソルラを下げて、ウィルシャーとエジル、78分にはチェンバレンに代えてジルーを投入した。
▽この選手交代で試合に流れが出てくると、70分にはオルブライトンのハイプレスからヴァーディ、80分には裏に抜け出したウォルコットがボックス右でシュートを放つ。さらに83分にはサンチェスのスルーパスに抜け出したエジルがボックス左ライン際でシュートも、ここはGKシュマイケルの飛び出しに遭う。
▽試合終盤に切り札のムサを投入したレスターは、そのムサがボックス左で仕掛けてDFベジェリンのファウルを誘うが、クラッテンバーグ主審はここでもPKを与えず。さらにアディショナルタイムにはマフレズが見事なドリブルでボックス右に抜け出してシュートを放つが、これはGKチェフの好守に阻まれ、試合はゴールレスのままタイムアップ。
▽共に今季初勝利を目指した昨季の首位チームと2位チームによるビッグマッチは、停滞感の漂う痛み分けのゴールレスドローに終わった。
▽昨季王者のレスターは、連覇を狙う新シーズンの初戦で昇格組のハル・シティを相手にまさかの敗戦を喫し、今後に不安を残すシーズンの幕開けとなった。今季初勝利を目指すホーム開幕戦では、昨季2位のアーセナルと激突。前節からのメンバー変更は4点。出場停止明けのフートや岡崎が復帰し、新戦力のメンディが初先発を飾った。
▽一方、ホームでリバプールとの打ち合いに敗れ、苦手の開幕戦を今季も落としたアーセナルは、遅々として進まぬ補強に業を煮やすサポーターがヴェンゲル監督批判を展開するなど、厳しい船出となっている。昨季王者のホームに乗り込んだこの試合に向けては、前節から先発4人を変更。負傷のラムジー、イウォビに代えて、カソルラとチェンバレン。チャンバースとエルネニーに代えて、コシエルニーとジャカを起用した。
▽それでも、徐々にサイドを起点に攻め手を見いだしたアーセナルは、25分に左サイドからカットインしたチェンバレンが右足で鋭いシュートを放つが、これはわずかに枠の右に外れた。さらに31分に相手陣内左サイドで得たFKの場面でカソルラがゴール前に入れたボールが、誰にも触れずに枠の右を捉えるも、ここはGKシュマイケルの好守に遭う。
▽その後もカソルラやサンチェス、ジャカが積極的にミドルシュートを放つなど、アーセナルの時間が続く中、前半終了間際にはレスターに決定機。42分、右サイドでボールを持ったマフレズがゴール前のスペースにダイアゴナルのスルーパス。これに抜け出したヴァーディはGKチェフに阻まれるも、こぼれ球に反応したドリンクウォーターがボックス内でDFコシエルニーに倒される。だが、主審のクラッテンバーグはこのプレーでPKを与えず。前半はゴールレスで終了した。
▽互いに選手交代なしで迎えた後半もこう着状態が続いていく中、53分にアクシデント発生。足を痛めたメンディが一度はピッチに復帰するも、そのままピッチにうずくまってしまい、プレー続行不可能に。これを受けて、アンディ・キングが投入された。
▽後半も半ばを過ぎると、互いに疲労の影響か、イージーなミスが目立ち、行ったり来たりのオープンな展開に。この状況を受けて、ラニエリ監督は67分に岡崎を下げてウジョアを投入。対するアーセナルのヴェンゲル監督は、73分にジャカとカソルラを下げて、ウィルシャーとエジル、78分にはチェンバレンに代えてジルーを投入した。
▽この選手交代で試合に流れが出てくると、70分にはオルブライトンのハイプレスからヴァーディ、80分には裏に抜け出したウォルコットがボックス右でシュートを放つ。さらに83分にはサンチェスのスルーパスに抜け出したエジルがボックス左ライン際でシュートも、ここはGKシュマイケルの飛び出しに遭う。
▽試合終盤に切り札のムサを投入したレスターは、そのムサがボックス左で仕掛けてDFベジェリンのファウルを誘うが、クラッテンバーグ主審はここでもPKを与えず。さらにアディショナルタイムにはマフレズが見事なドリブルでボックス右に抜け出してシュートを放つが、これはGKチェフの好守に阻まれ、試合はゴールレスのままタイムアップ。
▽共に今季初勝利を目指した昨季の首位チームと2位チームによるビッグマッチは、停滞感の漂う痛み分けのゴールレスドローに終わった。
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