今夜開幕のリーガの見どころは!? 小柳ルミ子さん「バルサがどう課題を克服するか」、佐々木則夫氏「清武がレギュラーを掴むかどうか」
2016.08.19 22:18 Fri
▽2016-17シーズンのリーガ・エスパニョーラの放送が決定したWOWOWは、17日に『リーガ・エスパニョーラ開幕記念 UEFA EURO 2016TM ネクスト・サッカー・フォーラム』のイベントを行った。
佐々木則夫氏:「この間も2試合(UEFAスーパーカップ、スーペル・コパ)に出ていたので、まずはレギュラーを取ってもらう。彼はレギュラータイプだと思いますね。あとはリーグの雰囲気に慣れて欲しいです」
「最初からいきなりというのは難しいですが、力を発揮して欲しいです。日本を代表してトップリーグに参戦しているので、日本全国で応援してあげたいです」
──今シーズンのバルセロナについてはいかがですか
小柳ルミ子さん:「ダニエウ・アウベスがユーベに行ってしまい、彼からのクロスでメッシやスアレスが結構得点していました。ですので、彼が居ないのは本当に痛手です。代わりの選手がどれだけ頑張ってくれるかに懸かっていると思います。あと守備はちょっと不安ですね。そこを課題として強化して頂きたいです」
──かなりサッカーを観戦されているとのことですが、どれぐらい見られていますか
小柳ルミ子さん:「全部のリーグです。リーガはもちろん全部生で見ますし、バルサの試合に限っては再放送なども含めて6、7回観ます。どうして失点したのか、あとはメッシの動きだけ重点的に観るとか、どうやって得点が生まれたのかとか。映画と同じで、何回も観ているうちに発見があります。こういったミスが失点に繋がったんだとか。私がそんなこと勉強しても何の足しにもならないんですけど、そういった観方をすると、より楽しさが分かります」
「リーガだけでなく、セリエAもプレミアもブンデスも見ると、それぞれの違いが分かります。最終的にはチャンピオンズリーグで戦うわけですから、私なりに分析をしながら観ると楽しいです」
──サッカーを観るようになったキッカケはメッシですか
小柳ルミ子さん:「メッシがプロデビューした辺りからです。凄いのが出てきたという感じでした。彼の生い立ちを知っていくうちに、もっと尊敬するようになりましたね」
「スポーツ全般が好きなんですが、なんでサッカーが好きかというと、サッカーは人生の縮図であり、社会の縮図であり、人間関係の縮図と自分に落とし込んで観ています。チームワークが大事ですし、人を助けることを率先しているとか。私の仕事でも、マネージャーの仕事でも、皆さんの仕事でも共通する部分だと思うので、色々なことを学んでいます」
──サッカーで1番大切だと感じることは
小柳ルミ子さん:「やっぱりチームワークですね。フィジカルとかテクニックとかは当然ですが、頭の良さとか、性格、人間性がプレーに表れます。どの仕事も最終的には人間性が大事かなと思います」
──リーガエスパニョーラの面白さは
佐々木則夫氏:「良い選手が集まってきています。その中でトップを目指すということで、国よりもチームの方が年間を通して戦術的な要素がとてもためになります。そういった意味では世界トップのリーグだと思いますね。変化をしていくという意味ではレアルというチームは、選手の集め方もそうですが、戦術的なところや戦い方も現実的な所を行っていると思います。そういったところから僕は学んでいますし、バルサはサッカーの全ての理想が詰まっていると思います。そこでどうやって勝ち続けるかというドラマもありますね」
小柳ルミ子さん:「昨シーズンのチャンピオンズリーグとヨーロッパリーグでも示したとおり、リーガ、スペインのチームが3チーム(決勝に)入っていました。それぐらいスペインのサッカーが強いということを証明したシーズンだったと思います。美しく、スマートでもあり、熱さもあり、一対一の強さもあり──サッカーの観るべき要素が詰まっているのがリーガという感じがします」
──今シーズンならではの見どころは
佐々木則夫:「日本の皆さんが観るとういうことは、清武くんがレギュラーを掴みそうになっている。そこだけでもワクワクしてしまいます。他には、スーパースターが居て、監督も素晴らしい人が揃っている。そして、ビッグチームが沢山あってしのぎを削るので、僕が語ることはないです(笑)」
小柳ルミ子:「清武くんもそうですし、乾くんもエイバルで頑張っています。日本人選手はもちろん応援すると同時に、去年のチャンピオンズリーグでアトレティコ・マドリーに負けてしまったバルサがどうやって課題を克服して輝いてくれるかが、私の中では見どころです」
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▽イベント終了後、佐々木則夫氏と小柳ルミ子さんが囲み取材に応じ、リーガ・エスパニョーラの魅力や今シーズンの見どころについて語ってくれた。──今シーズンからセビージャにMF清武弘嗣選手が加入しましたが佐々木則夫氏:「この間も2試合(UEFAスーパーカップ、スーペル・コパ)に出ていたので、まずはレギュラーを取ってもらう。彼はレギュラータイプだと思いますね。あとはリーグの雰囲気に慣れて欲しいです」
──今シーズンのバルセロナについてはいかがですか
小柳ルミ子さん:「ダニエウ・アウベスがユーベに行ってしまい、彼からのクロスでメッシやスアレスが結構得点していました。ですので、彼が居ないのは本当に痛手です。代わりの選手がどれだけ頑張ってくれるかに懸かっていると思います。あと守備はちょっと不安ですね。そこを課題として強化して頂きたいです」
「ネイマールがオリンピックから戻ってくれば前の3人は健在だと思います。あとはケガをしないで欲しいですね。昨シーズンはメッシがケガで2カ月離脱しました。私はバルサのサッカーを観ていると美しいなと思うので、今シーズンも頑張って欲しいです。CLもチャンピオンになって欲しいです」
──かなりサッカーを観戦されているとのことですが、どれぐらい見られていますか
小柳ルミ子さん:「全部のリーグです。リーガはもちろん全部生で見ますし、バルサの試合に限っては再放送なども含めて6、7回観ます。どうして失点したのか、あとはメッシの動きだけ重点的に観るとか、どうやって得点が生まれたのかとか。映画と同じで、何回も観ているうちに発見があります。こういったミスが失点に繋がったんだとか。私がそんなこと勉強しても何の足しにもならないんですけど、そういった観方をすると、より楽しさが分かります」
「リーガだけでなく、セリエAもプレミアもブンデスも見ると、それぞれの違いが分かります。最終的にはチャンピオンズリーグで戦うわけですから、私なりに分析をしながら観ると楽しいです」
──サッカーを観るようになったキッカケはメッシですか
小柳ルミ子さん:「メッシがプロデビューした辺りからです。凄いのが出てきたという感じでした。彼の生い立ちを知っていくうちに、もっと尊敬するようになりましたね」
「スポーツ全般が好きなんですが、なんでサッカーが好きかというと、サッカーは人生の縮図であり、社会の縮図であり、人間関係の縮図と自分に落とし込んで観ています。チームワークが大事ですし、人を助けることを率先しているとか。私の仕事でも、マネージャーの仕事でも、皆さんの仕事でも共通する部分だと思うので、色々なことを学んでいます」
──サッカーで1番大切だと感じることは
小柳ルミ子さん:「やっぱりチームワークですね。フィジカルとかテクニックとかは当然ですが、頭の良さとか、性格、人間性がプレーに表れます。どの仕事も最終的には人間性が大事かなと思います」
──リーガエスパニョーラの面白さは
佐々木則夫氏:「良い選手が集まってきています。その中でトップを目指すということで、国よりもチームの方が年間を通して戦術的な要素がとてもためになります。そういった意味では世界トップのリーグだと思いますね。変化をしていくという意味ではレアルというチームは、選手の集め方もそうですが、戦術的なところや戦い方も現実的な所を行っていると思います。そういったところから僕は学んでいますし、バルサはサッカーの全ての理想が詰まっていると思います。そこでどうやって勝ち続けるかというドラマもありますね」
小柳ルミ子さん:「昨シーズンのチャンピオンズリーグとヨーロッパリーグでも示したとおり、リーガ、スペインのチームが3チーム(決勝に)入っていました。それぐらいスペインのサッカーが強いということを証明したシーズンだったと思います。美しく、スマートでもあり、熱さもあり、一対一の強さもあり──サッカーの観るべき要素が詰まっているのがリーガという感じがします」
──今シーズンならではの見どころは
佐々木則夫:「日本の皆さんが観るとういうことは、清武くんがレギュラーを掴みそうになっている。そこだけでもワクワクしてしまいます。他には、スーパースターが居て、監督も素晴らしい人が揃っている。そして、ビッグチームが沢山あってしのぎを削るので、僕が語ることはないです(笑)」
小柳ルミ子:「清武くんもそうですし、乾くんもエイバルで頑張っています。日本人選手はもちろん応援すると同時に、去年のチャンピオンズリーグでアトレティコ・マドリーに負けてしまったバルサがどうやって課題を克服して輝いてくれるかが、私の中では見どころです」
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