バイエルンがゲッツェについたウソとは… ドルトムントCEOが発言の真意を説明

2016.08.15 23:40 Mon
先週、MFマリオ・ゲッツェがバイエルンで「ウソをつかれたから」成功できなかったと話したドルトムントのハンス=ヨアヒム・ヴァツケCEOだが、14日に行われたDFLスーパーカップの試合前にその発言について釈明している。

ゲッツェはこの夏に3年を過ごしたバイエルンを離れ、古巣のドルトムントに復帰。2013年夏に当時ドイツ最高の逸材としてバイエルンに移籍した同選手は、ジョゼップ・グアルディオラ監督の下ではチャンピオンズリーグの大一番で起用されず、主力選手の座をつかめなかった。

ヴァツケは先日、ゲッツェがバイエルンで成功を手にできなかった理由について、名前こそは伝えなかったものの「誰かがマリオにウソをついたからだ」と述べた。14日にドイツ『ZDF』から、その発言について質問された同CEOは以下のように明かしている。

「ネガティブな意味で言ったのではない。我々はバイエルンとは現在非常に良い関係におり、(バイエルンの)カール=ハインツ・ルンメニゲCEOもこれについてどう受け止めるべきか分かっているはずだ」

「名前を明かすことはない。ただ誰かがマリオに、彼がグアルディオラが希望するプレーヤーだと伝えた。そして彼は後にそうじゃなかったことを知ることになったんだ」

当時の報道でも、グアルディオラ監督が望んでいた選手は2013年夏にサントスからバルセロナに渡ることになったブラジル代表FWネイマールだと噂されていた。しかしバイエルン幹部は当時、ネイマールのメンタリティーが同クラブに合わないリスクを考慮し、ゲッツェの獲得を決断したとみられる。ヴァツケCEO曰く、その事実を知ったゲッツェは指揮官からの信頼を感じなくなったため、自信を失ったとのことだ。


提供:goal.com

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