セビージャに加入のベン・イェデル、「アーセナルへ行く可能性もあった」とトゥールーズ監督

2016.08.02 13:59 Tue
セビージャに加入することが決定したFWウィサム・ベン・イェデルは、アーセナルへ移籍する可能性もあったようだ。同選手の前所属クラブとなったトゥールーズのパスカル・デュプラズ監督が明らかにしている。

FWケヴィン・ガメイロをアトレティコ・マドリーへ放出する一方で、そのアトレティコからFWルシアーノ・ビエットを獲得したセビージャだが、前線にさらにもう1人の選手を加えた。昨季トゥールーズで公式戦23得点を記録したベン・イェデルを獲得することが決まり、1日にはメディカルチェックが完了して正式にサインが行われたことが発表されている。

だがベン・イェデルは、前線補強の必要性が盛んに取りざたされるアーセナルの新戦力候補でもあったという。デュプラズ監督はスペイン『エスタディオ・デポルティボ』に次のように語った。

「彼はアーセナルへ行っていた可能性もあった。アーセナルは最高のクラブのひとつだ。だがセビージャもビッグクラブであり、リーガは彼にとって完璧だと思う。彼は技術が高く、非常に攻撃的な選手だからだ」

古巣の指揮官はベン・イェデルがスペインで成功できることを確信している。

「セビージャはガメイロの代役を見つけたわけではない。ガメイロ以上に優れたFWを獲得したんだ。ガメイロはファンタスティックだが、ウィサムは私が見てきた中で最高の点取り屋だよ」

提供:goal.com

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