7月1日にリオ五輪メンバー発表…注目の「託す人、託される人」を考察2016.06.30 20:00 Thu

twitterfacebookhatenalinegplus
photo
Getty Images
▽29日に、U-23南アフリカ代表との五輪前最後の国内強化試合を終えたU-23日本代表。8月3日に開幕するリオ・デ・ジャネイロ・オリンピック(リオ五輪)に向けてのメンバーが、7月1日に発表される。

▽リオ五輪に登録できるメンバーは18名。しかし、既に内定が発表されているFW興梠慎三(浦和レッズ)、DF塩谷司(サンフレッチェ広島)、DF藤春廣輝(ガンバ大阪)の3名が入ることを考えると、15名しか選出されないと考えられる。29日に行われた南アフリカ戦に向けて招集されたメンバーは21名。さらに、AFC U-23選手権やトゥーロン国際大会に招集されてきたメンバーを含めると、15人の枠に対して倍以上の候補が居ることになる。そこで、今回は招集されるメンバー18名を考察してみた。

◆オーバーエイジ3名は確定
Getty Images
▽まず、前述の通り、FW興梠、DF塩谷、DF藤春のオーバーエイジ3名は確定と見て良いだろう。現状3選手は負傷もしておらず、クラブチームでもプレー。特に塩谷は得点力も発揮するなど好調を維持。興梠も得点を重ねている。手倉森監督も3名には期待を寄せているコメントを残しているだけに、しっかりと戦力として計算されているはずだ。

◆これまで通りGKは2枠
Getty Images
◎櫛引政敏(鹿島アントラーズ)
◎中村航輔(柏レイソル)
△杉本大地(徳島ヴォルティス)

▽続いて、GKだ。これまでの五輪を見ても、このポジションは2名が選出されている。世代別の日本代表で正守護神の座を守り続けてきたGK櫛引政敏は確定と見て良いだろう。五輪開催のシーズンに清水エスパルスから期限付き移籍で鹿島へと移籍したことでリーグ戦の出場機会はなかったものの、この世代でのポジションを譲ることはなさそうだ。

▽そして、2人目にはGK中村航輔が入ると見る。昨シーズンはアビスパ福岡で守護神として躍動し、チームのJ1昇格に貢献。今シーズンは柏に復帰すると、守護神の座を掴み、持ち前の反射神経と得意のキックで大きな役割を担う。次点は、櫛引とともにこの世代で招集され続けていたGK杉本大地か。

◆負傷者続出のディフェンスライン
Getty Images
◎塩谷司(サンフレッチェ広島)※
◎藤春廣輝(ガンバ大阪)※
◎植田直通(鹿島アントラーズ)
◎亀川諒史(アビスパ福岡)
◎室屋成(FC東京)
◯岩波拓也(ヴィッセル神戸)
△松原健(アルビレックス新潟)
△中谷進之介(柏レイソル)
▲三浦弦太(清水エスパルス)
▲山中亮輔(柏レイソル)
▲三丸拡(サガン鳥栖)
▲ファン・ウェルメスケルケン際(ドルトレヒト)

▽AFC U-23選手権で優勝を遂げた後、ディフェンスラインにはケガ人が続出した。第3のセンターバックとして実力をつけてきたDF奈良竜樹(川崎フロンターレ)が骨折により五輪出場を断念することになった。その他、DF室屋成、DF亀川諒史、DF松原健、DF山中亮輔とサイドバックにケガ人が続出。さらに、トゥーロン国際大会では、DF岩波拓也もヒザのじん帯を負傷した。室屋、亀川、松原に関しては実戦に復帰し、29日の南アフリカ戦にも出場。一方で、岩波はトレーニングに復帰しているものの実戦復帰はできておらず、山中もまだ復帰出来ていない状態だ。

▽手倉森監督は一貫して4バックを採用しているが、オーバーエイジ枠の塩谷はセンターバックと右サイドバック、藤春は左サイドバックとして考えられる。今シーズン、鹿島でも結果を残しているDF植田直通は当確と考えて良い。また、右サイドバックの主力であり、復帰戦でも結果を残した室屋、左サイドバックの亀川も当確と言えるだろう。

▽焦点が当てられるのは3番手のセンターバックだ。塩谷、植田をセンターバックと考えた場合、順当であれば岩波が選出されるはずだ。トレーニングへの復帰は果たしているものの、実戦復帰はしていない。2日に開幕する明治安田生命J1リーグ・2ndステージからは出場する見込みだが、どこまでコンディションが戻るのか。岩波を予備登録にした場合は、DF中谷進之介、DF三浦弦太らが候補と見る。または、MF遠藤航を3番手のCBに置く可能性もあるだろう。

◆中盤の残り枠は最大2つか
Getty Images
◎遠藤航(浦和レッズ)
◎大島僚太(川崎フロンターレ)
◎矢島慎也(ファジアーノ岡山)
◎南野拓実(ザルツブルク)
◯井手口陽介(ガンバ大阪)
◯橋本拳人(FC東京)
△原川力(川崎フロンターレ)
△野津田岳人(アルビレックス新潟)
△豊川雄太(ファジアーノ岡山)
▲喜田拓也(横浜F・マリノス)
▲前田直輝(横浜F・マリノス)
▲伊東純也(柏レイソル)

▽中盤に関しては、ほぼメンバーが固まっていると思われる。キャプテンとしてU-23日本代表をけん引してきたMF遠藤航、遠藤不在時にキャプテンを務めるMF大島僚太、10番を託されているMF矢島慎也は当確と見て良いだろう。また、飛び級ながら攻撃面での違いを見せつけているMF南野拓実も入ると見る。

▽中盤には、ボランチとしてプレーを続けてきたMF原川力、G大阪でも欠かせない存在となり、U-23チームでも頭角を現してきたMF井手口陽介、左足からの強烈なシュートが特徴なMF野津田岳人、ジョーカー的存在で結果を残しているMF豊川雄太、そして南アフリカ戦ではDF登録され、ボランチ以外にサイドバックもこなせるユーティリティ性を持つMF橋本拳人も居る。

▽守備面を補うのであれば、橋本や井手口、攻撃面であれば野津田、豊川、遠藤や大島の代わりと考えると原川を選びたいところだ。

◆選考を左右するのは久保の状態次第か
Getty Images
◎興梠慎三(浦和レッズ)※
◎中島翔哉(FC東京)
◎浅野拓磨(サンフレッチェ広島)
◎久保裕也(ヤング・ボーイズ)
△鈴木武蔵(アルビレックス新潟)
△オナイウ阿道(ジェフユナイテッド千葉)
▲富樫敬真(横浜F・マリノス)

▽フォワードはオーバーエイジ枠のFW興梠慎三の他、FW浅野拓磨は当確と見る。負傷の影響が心配されたFW中島翔哉も、南アフリカ戦では違いを見せ、自身の存在を存分にアピールした。さらに、ヤング・ボーイズでプレーし、力強さと決定力を身につけたFW久保裕也も当確とする。しかし、久保に関しては負傷の影響が心配だ。久保のコンディションが難しいと判断されれば、FW鈴木武蔵、FWオナイウ阿道が候補となる。

◆手倉森監督の判断やいかに
▽あくまでも人数に合わせ、メンバーを予想したものであり、手倉森監督がどのような判断を下すかは、1日の14時から行われるメンバー発表会見で明らかになる。「託す人と、託される人」。手倉森監督が、南アフリカ戦に向けた会見で語った言葉だ。

▽これまで主力としてプレーしてきた選手も、ケガやコンディションの問題で外れる可能性も大いにあることが見えてきたはずだ。どの選手に“託す”のかは、手倉森監督の中にある。運命のメンバー発表は明日。リオ五輪での“メダル獲得”という目標に向けたメンバーは、14時に発表される。

※…オーバーエイジ、◎…当確、〇…濃厚、△…可能性あり、▲…厳しいか

コメント

関連ニュース

thumb

選手よ、夢を持ってチャレンジを! 東京五輪代表の森保一監督が就任会見

▽日本サッカー協会(JFA)は30日、2020年の東京オリンピック(五輪)に出場するサッカー男子日本代表監督に就任した森保一監督(49)の記者会見を行った。 ▽1994年のアメリカ・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選の“ドーハの悲劇”を経験した日本代表の一員としても知られる森保監督は、現役時代にマツダサッカークラブや、サンフレッチェ広島、ベガルタ仙台など複数クラブでプレー。現役引退後は2012年から広島を率い、3度のJ1優勝に導いた。田嶋幸三会長、西野朗技術委員長とともに会見に出席した森保監督は次のように所信表明した。 ◆<span style="font-weight:700;">森保一(東京五輪サッカー男子代表監督)</span><div style="text-align:center;"><img src="http://image.ultra-soccer.jp/800/image/get20171030_21_tw1.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">(C)CWS Brains,LTD.<hr></div>「自国開催である東京オリンピックで監督をするということは重責だが、喜んで頂ける結果を出せるように全身全霊をもって向かっていきたい。選手たちは、沢山の指導者や関係者から育てられてきたという風に思っている。私が率いたときに、さらに良い経験を積んでもらい、これまでの指導者や関係者の努力が花咲くように、皆さんが喜んでくださるような結果を求めながら成長を助けていきたい」 <span style="font-weight:700;">――五輪代表監督就任の決め手と目標について</span> 「(決め手は)日本代表だが、アンダー世代であるということ。これまで関わってきた指導者が大切に育ててきた選手たちを更に上の舞台に引き上げていきたい」 「ロシア・ワールドカップもそうだが、その次のカタール・ワールドカップに向けた育成に励んでいきつつ、選手たちの所属チームが喜んでいただけるような育成もしていきたい」 「結果について、皆さんが自国大会で望んでおられるのは間違いなくメダルの獲得。なので、メダルを獲得できるように頑張りたい」 <span style="font-weight:700;">――目指すサッカースタイルについて</span> 「抽象的になるが、チームの組織力を持って、連携、連動して攻守に関わるサッカーがしたい。もちろん、個の成長にも目をつぶることはできないが、日本人の良さである連携、連動して攻守に全員が関わるサッカーを目指したい」 <span style="font-weight:700;">――スタイルは古巣サンフレッチェ広島の形を踏襲するのか。選手に求めることとは</span> 「スタイルについて、これから選手を見極めながら柔軟に考えていきたい。広島でやってきたものはあるが、サッカーの原則原理は変わらない。個人戦術やグループ戦術も大事になってくるので、最良なスタイルで戦っていきたい。東京五輪を目指す選手たちについて、夢を持ってチャレンジしてもらいたい」 <span style="font-weight:700;">――ご自身は現役時代にドーハの悲劇を経験した。あの経験が指導者として何かに影響しているか</span> 「あの経験を経て、選手たちに『思い切ってプレーしてもらうこと』と、『ボールを奪うことだけを考えた守備は守備にならない』というところを伝えていきたい」 「私自身、あの経験を経て、サッカーをやっている限り、『あれ以上、悲しい思いをすることはないだろう』と。悲しい思いも全てにポジティブに考えていくことを教えてもらえた経験だった」 「心が折れそうになることもあるかと思うが、選手として成長を続けていかないといけないということを教えてもらえた機会でもあったので、常に前向きに前進することを伝えていきたい」 <span style="font-weight:700;">――この世代の選手の印象や選考について</span> 「この世代でプレ-できる選手であれば、年齢に関係なく、実績に関係なく、五輪出場の扉が開かれている。五輪に出たいという思いを持つ選手には、そこを目指して、夢を持って、ひたむきに頑張ってもらいたい」 「今まで関わってきた世代別の監督をはじめ、協会やJリーグ、大学、高校から様々な情報をいただきながら、少しでも多くの選手に成長してもらえるように、チームが強くなるような選考をしていきたい」 「おそらく、私が指揮する2年半の中で、選手たちの力関係が変わってくる年代だと思う。色々な選手を見ながら、個人の力、チーム力を引き上げていきたい」 <span style="font-weight:700;">――欧州を訪ねたことで改めて気づいた点について</span> 「まずサッカーを取り巻く環境が違う。クラブチームを見てきたが、おらが街のチームを応援する雰囲気が普段の生活の中にあった。ホームチームのサポーターがアウェイチームのサポーターに『この街に来て勝てると思うな』という雰囲気を作るなど、一体感を持って試合が行われていると感じた」 「我々のチームも、皆さんに応援していただけるように頑張っていくことが大事になる。その頑張りを感じていただいたファンやサポーターの方々に更に応援していただいて、『日本の力』として試合をしたいし、相手を上回っていきたい」 「あとは、練習を見ていて感じた選手個々の自己主張や野心、成功を掴み取るための努力という部分というところも選手たちに伝えていきたい」 <span style="font-weight:700;">――コーチングスタッフの人事について。新たな要望はあるか</span> 「コーチングスタッフについては今、お願いしているところ。新たなお願いについては、思い浮かび次第、伝えていきたい。だが、既に全面的なバックアップを約束していただいているので、心強くやっていきたい」 <span style="font-weight:700;">――コーチングスタッフの具体的な人名は。広島での経験を五輪にどう還元してきたいか</span> 「Jリーグはまだシーズン中で、そこで仕事をされている方の名前も挙げさせていただいているので、ここでの公表は控えたい」 「広島では、選手としてマツダ、サンフレッチェでプレーさせていただいて、指導者としての経験もさせていただいた。選手としても、指導者としても、人としても、広島で育ててもらったと思っている」 「私は選手たちに偉そうに教えるつもりはない。サッカー選手としても、人としても、私がこれまでしてきてもらったことを預かる選手にもしていきたい」 「そして、私は長崎県出身で、広島で過ごしてきた。2つの街は、世界で2カ所しかない被爆地で、平和都市。五輪は平和の祭典だと認識しているので、発信もしていければ幸い」 <span style="font-weight:700;">――自国開催ということで予選がない。その中での強化方針は</span> 「予選がないというメリットを生かして、じっくりとチーム作りをしていきたい。予選がない部分、足りないところはコーチをはじめとする指導者や、(西野朗)技術委員長と相談していき、トレーニングや強化試合でもう1つ殻を破って世界を戦うために足りない部分を補っていきたい」 2017.10.30 15:30 Mon
twitterfacebook
thumb

森保一体制で臨むAFC U-23選手権中国の組み合わせが決定! 北朝鮮、タイ、パレスチナと対戦

▽アジアサッカー連盟(AFC)は24日、来年1月に行われるAFC U-23選手権中国2018の組み合わせ抽選会を実施した。 ▽東京オリンピックを目指すチームが出場する今大会。森保一監督にとっての初出場となる大会では、日本はグループBに入り北朝鮮、タイ、パレスチナと同組となった。 ▽その他、開催国の中国はグループAでカタール、ウズベキスタン、オマーンと同居。韓国はグループDでオーストラリア、シリア、ベトナムと同居した。 ▽日本は1月10日(水)にパレスチナと初戦を戦い、13日(土)にタイと、16日(火)に北朝鮮と対戦。19日(金)に準々決勝、23日(火)に準決勝、26日(金)3位決定戦、27日(土)に決勝が行われる。 ◆AFC U-23選手権中国 2018 【グループA】 中国(開催国)、カタール、ウズベキスタン、オマーン 【グループB】 <span style="color:#cc3300;font-weight:700;">日本</span>、北朝鮮、タイ、パレスチナ 【グループC】 イラク、ヨルダン、サウジアラビア、マレーシア 【グループD】 韓国、オーストラリア、シリア、ベトナム ◆試合日程(予定) ▽1月10日(水) 日本 vs パレスチナ ▽1月13日(土) タイ vs 日本 ▽1月16日(火) 日本 vs 北朝鮮 ▽1月19日(金) 準々決勝 ▽1月23日(火) 準決勝 ▽1月26日(金) 3位決定戦 ▽1月27日(土) 決勝 2017.10.24 20:25 Tue
twitterfacebook
thumb

【会見&質疑応答】指揮官として対戦経験のある森保一監督について西野朗技術委員長「自分自身にも見えない指導力がある」《東京オリンピック2020》

▽日本サッカー協会(JFA)は12日に理事会を実施。理事会終了後、JFAの技術委員長を務める西野朗氏は、メディアに向けた記者会見に出席し、森保一氏(49)が2020年東京オリンピックのサッカー日本代表監督に決定したことを発表した。 ▽西野氏はその後、メディア陣による質疑に応対。森保氏を選考した理由や経緯、今後のスケジュールについて説明した。 <span style="font-weight:700;">◆西野朗 技術委員長</span>(日本サッカー協会) 「理事会を終えまして、理事会の中で東京オリンピック代表チームの監督に、今シーズンの7月までサンフレッチェ広島で指揮を執っていた森保一氏を推挙して、理事会の中で承認を得られましたので、ここにご報告をさせて頂きます」 「森保氏は、2004年からサンフレッチェ広島の強化部育成コーチから指導をスタートして、2005年から2007年まではJFAのU-20のコーチとしてカナダの世界大会にも参加し、経験を積みました。その後、サンフレッチェ広島とアルビレックス新潟のトップチームのコーチの指導歴を踏んで、2012年からサンフレッチェ広島の監督に就任し、4年間で3度のリーグ優勝を果たしたJリーグの中でも最高の実績を持った指導者だと考えています。今回、東京オリンピックの監督として要請して、引き受けていただいて、今日理事会の中で正式に就任することになりました」 <span style="font-weight:700;">――東京オリンピックの監督を選ぶ上でどこを重要視したか</span> 「自国でのオリンピックであるから、特別変わるということはないです。23歳以下の代表監督として、やはり育成世代の指導経験、国際経験を持っている指導者であるべき。そして、そういう経験を経てJリーグのトップレベルの監督を経験して、トップチームのチーム作りに対する評価や実績を持っているべきだろうと思っていました。技術委員会の中では名前を出してというよりは、そういう基準やサッカー観の議論の中で、最低の基準や指導歴を持った指導者でなければいけないというところを重視しました」 <span style="font-weight:700;">――メダルが目標になると思うが、西野氏が考える目標は</span> 「前回大会の結果は、予選敗退でした。それを踏まえて自国開催だからといって、メダルやトップ3にという世界ではないと思います。ワールドカップに比べれば、先進国はトップメンバーを編成して出場している訳ではないですが、オリンピックにも相当力を入れてきています」 「それでも当然、そういうトップ3に入ってメダル獲得というのは、目標として持たなければいけないです。遠い目標ではないとも感じています。今やアジアのチャンピオンにもなりましたし、これから着実に成長して、さらに自国開催というアドバンテージが加われば、届かないところではないと思っています。それは、最近のオリンピックを見ても感じるところではあります」 「そういう目標設定は当然高いところにありますけど、着実にチームや選手が成長していくようなチーム作りをしてもらいたいです。そういうことを我々もサポートしながらやっていくことができれば、想像以上のアドバンテージを貰った中でしっかりと戦ってくれると思います。そういう意味でも、1年半後にメダルという目標設定ができるようなチーム作りをしていきたいです」 <span style="font-weight:700;">――西野氏から見た森保氏の魅力は</span> 「僕らはポイチ、ポイチと軽く愛称で呼んでしまう間柄ですし、同じステージで何年も戦ってきた仲でもあります。皆さんもご存知の通りの指導実績も持っています。その中で、同じステージで戦っていて、自分自身も経験しましたけど、常勝チームを率いていく中で、逆に苦労することは多いと思います。メンバーが変わったり、補強がうまくいかなかったりと。それで自分の理想のサッカーを追求したい、でも現状は厳しい戦力であった時に違う形で臨まなくてはいけないということがあります」 「そういう中で、森保監督は、サンフレッチェ広島で4年間で3度のリーグチャンピオンになりました。それができたということは、自分自身にも見えない指導力があると思っています。チームが変化しても、色々と柔軟にブレずに自分のスタイルを踏襲していく部分とチーム状況が変化していく中で柔軟に対応して戦っていける力が彼にはあります」 「それはおそらく彼のキャラクターと言ってはアレですけど、サッカーに対する知識も豊富で、様々なことに対応出来る彼は、魅力的だと思っています。人を惹きつける求心力も強いですし、若者に対してのアプローチの仕方も様々な角度からできる性格だということを感じていました。謙虚に真摯にサッカーを向き合ってくれて、日本らしさを出しながら世界を見据えた戦いを振興的にやっている指導者だなという感じを受けました」 「それは、私だけではなく、委員会のメンバーも口を揃えて言っていた部分なので、若年層の世界大会を経験しているし、色々な意味でトップの経験は十分にあると思います」 <span style="font-weight:700;">――今後のスケジュールは</span> 「初陣は、12月のタイの国際大会に行ってもらう予定でいます。来年1月にU-23アジア選手権があり、それが公式戦になります。ただ、選考を兼ねる12月のタイの国際大会、おそらく1試合目が北朝鮮になるのではないかというところです」 <span style="font-weight:700;">――タイの国際大会の位置付けと森保一氏の正式な就任会見の場は</span> 「1月のU-23選手権は、オリンピックの出場をかけた最終予選になりますが、参加することになり、12月のタイの国際大会は、それまでに猶予もない中、大会を通した中でのメンバー選考をするという形で捉えています。本人もある程度のリストがあり、色々な形で情報は提供していますけど、選考の期間がJリーグの数試合だけと短いので、タイの国際大会に出場してもらい、ある程度メンバーを絞る大会にしてもらおうと思っています」 「本人は今ヨーロッパで研修中です。帰国の当初の予定が30日前後になっていましたけど、少し早めた中で準備をしたいという意向も持っているので、現状はハッキリしていません。会見については改めて案内をしたいと思っています。帰国後、会長を含めて速やかにやりたいとは考えています」 <span style="font-weight:700;">――リオ・デ・ジャネイロ五輪時代に監督を務めていた手倉森誠氏は、A代表コーチとの兼任もあったが、森保氏もそういうことがあるか</span> 「そのプランについては、現状は全く考えていません。今はとにかくチームの監督としてこれからコーチングスタッフを揃えていくというところに傾注してもらいたいです。そこの将来的なことは、経験やステップアップしていけば、当然そういうこともあると考えてもらっていいと思います」 <span style="font-weight:700;">――コーチングスタッフについては</span> 「コーチングスタッフに関しては、ある程度は彼の意向に沿っていきたいと思っています。彼はイメージしていると思いますが、現状は調整中です。彼の意向を聞きながらやっていきたいですけど、国内のスケジュールがあるので、それに合わせてJクラブに迷惑がかかるようなことは避けたいと思っています」 <span style="font-weight:700;">――森保氏とお話しした際にどのような決意をしていたか</span> 「研修前に一度彼と話をする機会がありました。協会としての気持ちを伝えました。その中で彼自身がこのようなポジションに就けることに対しての驚きの中で、今の現状の自分とオリンピックの監督が合致せず、戸惑いは感じられていました」 「ただ、サッカー観は常に自分の世界観を持っていて、いろいろな自分の理想のスタイルや日本人にとっての日本人らしいサッカーの追求してきた部分をサンフレッチェでも実践してくれてきていました。今は色々なイメージを膨らませていると思いますし、改めてその時に代表監督としての強い気持ちを作り始めてるなと感じました」 「サンフレッチェの時に実践していたサッカーのような日本人の技術的な面や規律、俊敏性や持久力をうまく使ってサッカーをやっていきたいという、日本人らしさやアイデンティティをよく口にはしていました」 2017.10.12 19:40 Thu
twitterfacebook
thumb

東京五輪代表森保新監督「世界に“日本のサッカー”の名を轟かせたい」《東京オリンピック2020》

▽日本サッカー協会(JFA)は12日、森保一氏(49)を2020年東京オリンピックのサッカー日本代表監督に指名したことを発表した。 ▽この度、U-23日本代表監督に就任した森保監督は、「代表監督に選出されたことを光栄に思います」というコメントとともに、「監督としてのタスクは大きくふたつあります」と、自国開催される2020年東京オリンピックで指揮を執ることの責任と目標を語った。 「このたび、東京2020オリンピックに出場する代表チームの監督に選出されましたことを大変光栄に思います。2020年は地元開催ということから、重責を感じるとともに、身の引き締まる思いでおります」 「監督としてタスクは大きく二つあります。一つはもちろん成績です。日本サッカーが長足の進歩を遂げた今、オリンピックもワールドカップも出場することが目標の大会ではなく、そこでトップに食い込むことが使命になっています」 「ですから、目指すところは当然、メダル獲得です。“日本サッカーの父”と言われたクラマーさんの教えの通り、“大和魂”を胸に最高峰の舞台に臨み、世界に“日本のサッカー”の名を轟かせたいと考えています」 「また、歴代監督と同様、この2020東京を経て、2022年のワールドカップカタール大会に多くの代表選手を送り込むことも重要な任務だと考えています」 「JFA、47都道府県サッカー協会をはじめ、多くの選手を育ててきた全国の指導者の皆さん、チーム関係者の皆さんのご努力に報いるため、また、ファン・サポーター、ご支援いただいている企業・団体など全ての皆さんの応援に応えるために、全身全霊をかけて戦いに挑みたいと考えております。これからも熱い応援をよろしくお願いします」 2017.10.12 17:48 Thu
twitterfacebook
thumb

東京オリンピックのサッカー日本代表監督に元広島指揮官の森保一氏《東京オリンピック2020》

▽日本サッカー協会(JFA)は12日、森保一氏(49)を2020年東京オリンピックのサッカー日本代表監督に決定したことを発表した。 ▽現役時代は、サンフレッチェ広島やベガルタ仙台でプレーした森保氏は、2012年に広島の監督に就任。1年目からJ1年間王者に輝くと、翌シーズンに連覇を達成。2015年にも年間優勝を果たし、4シーズンで3度のJ1王者に輝く功績を残した。しかし、今シーズンは開幕から不振に陥り、7月4日に広島を退任していた。 ▽なお、森保新監督は、来年1月に中国で行われるU-23アジア選手権で、初めて公式戦で指揮を執る見込みだ。 2017.10.12 16:51 Thu
twitterfacebook


欧州移籍情報
Jリーグ移籍情報
hikari

アクセスランキング

新着ニュース