故郷・福島への想いを語る高倉監督「みんなが勇気をもらえる試合をする」
2016.04.27 20:29 Wed
▽日本サッカー協会(JFA)は27日、なでしこジャパンの新監督にU-20女子日本代表指揮官の高倉麻子監督(48)が就任することを発表した。U-20女子代表となでしこジャパンの兼任監督となる。
▽高倉監督は記者会見で出身地でもある福島県についてコメント。なでしこジャパンを率いることで「元気や勇気を与えること」ができるようにすると語った。
──代表監督就任にあたり、出身地であり東日本大震災や原発事故の被災地でもある福島県への想いは
「福島は私がサッカーを始めた土地でもありますし、サッカーを楽しんだ土地でもあります。震災後、たくさんの方々が苦しんでいらっしゃいます。友人も多く住んでいますし。早く元通りの生活に戻ってほしいなと思っています」
「その中で私自身ができること、女子サッカー、日本サッカー界ができることというのは、大会の中で全員が全てを懸けて戦って、最後まで諦めない姿を見て頂いて、みんなが勇気をもらえる試合をすることだと思います。とにかくブレないで、一歩ずつ進んで行きたいと思います」
──現役時代は、福島から東京に通うなど苦労もされ、選手としても監督としても道を切り開いてきた原動力は何なのか。そしてそれは、指導者としてどうか
「私が女子サッカーに関わったのは中学1年生の時に、福島から東京に通って、チームに通って試合をしていました。その原動力というのは、“サッカーが好き”ということに尽きると思います。やっていく中で、サッカーの面白さの虜になって、負けたくないという気持ちを持って、サッカーをやりたいという気持ちだけでやってきました」
▽高倉監督は記者会見で出身地でもある福島県についてコメント。なでしこジャパンを率いることで「元気や勇気を与えること」ができるようにすると語った。
「福島は私がサッカーを始めた土地でもありますし、サッカーを楽しんだ土地でもあります。震災後、たくさんの方々が苦しんでいらっしゃいます。友人も多く住んでいますし。早く元通りの生活に戻ってほしいなと思っています」
「その中で私自身ができること、女子サッカー、日本サッカー界ができることというのは、大会の中で全員が全てを懸けて戦って、最後まで諦めない姿を見て頂いて、みんなが勇気をもらえる試合をすることだと思います。とにかくブレないで、一歩ずつ進んで行きたいと思います」
──現役時代は、福島から東京に通うなど苦労もされ、選手としても監督としても道を切り開いてきた原動力は何なのか。そしてそれは、指導者としてどうか
「私が女子サッカーに関わったのは中学1年生の時に、福島から東京に通って、チームに通って試合をしていました。その原動力というのは、“サッカーが好き”ということに尽きると思います。やっていく中で、サッカーの面白さの虜になって、負けたくないという気持ちを持って、サッカーをやりたいという気持ちだけでやってきました」
「今でもその気持ちは変わっていないと自分では思っています。なでしこジャパンの監督をやらせていただく中で、チームを預かって試合ができるということは、試合を観る色々な方に元気や勇気を与えることができる立場にいることは非常に嬉しいです」
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