AT被弾での敗戦に落胆するエバートン監督「延長になれば我々の方が強いと感じていた」
2016.04.24 18:50 Sun
23日に行われたFAカップ準決勝の試合で、エバートンはマンチェスター・ユナイテッドに1-2の敗戦を喫して大会を終える結果となった。ロベルト・マルティネス監督は試合後に悔しさをのぞかせている。
前半に先制点を奪われたエバートンは、56分にPKのチャンスを得たが、FWロメル・ルカクのシュートがGKダビド・デ・ヘアの好守に阻まれてしまう。それでも75分にはオウンゴールを誘い、一旦は1-1の同点に持ち込んだ。
だが延長戦突入かと思われた後半アディショナルタイム、ユナイテッドFWアントニー・マルシャルが劇的に決勝ゴールを奪って決着。マルティネス監督は、延長戦に入れば勝てるチャンスは十分にあると感じていたようだ。試合後のコメントをイギリスメディアが伝えている。
「PKは試合の中で重要な場面だったが、それでも我々のプレーが止まることはなく、ゴールを奪うことができた。心が痛むのはそこからの展開だ。プレーの流れに反してアディショナルタイムにゴールを奪われた」
「後半の戦いぶりを考えれば、我々が敗れる側になるべきチームだったとは思わない。延長戦に入れば、我々の方がより力強いチームになれると感じていた。だからこそ落胆は大きい」
プレミアリーグでの低迷に加えてタイトル獲得を逃したことで、マルティネス監督の続投は危ういのではないかとの憶測も強まりつつあるが、自分はクラブにとって適切な指揮官だと同監督は主張した。
「私はここで3年間やってきた。エバートンは非常に特別なサッカークラブだ。このクラブに再びタイトルをもたらすには時間がかかるだろうが、それこそが私の望んでいることだ」
「私はこのクラブに強い愛着があり、私の野心とクラブの野心は一致している。この3年間、クラブは大きな出費をしてきたわけではなく、手持ちの戦力を本当にうまく管理してきた。今のメンバーには非常に高い価値があるし、若い選手たちもうまく成長させてきた」
提供:goal.com
前半に先制点を奪われたエバートンは、56分にPKのチャンスを得たが、FWロメル・ルカクのシュートがGKダビド・デ・ヘアの好守に阻まれてしまう。それでも75分にはオウンゴールを誘い、一旦は1-1の同点に持ち込んだ。
だが延長戦突入かと思われた後半アディショナルタイム、ユナイテッドFWアントニー・マルシャルが劇的に決勝ゴールを奪って決着。マルティネス監督は、延長戦に入れば勝てるチャンスは十分にあると感じていたようだ。試合後のコメントをイギリスメディアが伝えている。
「PKは試合の中で重要な場面だったが、それでも我々のプレーが止まることはなく、ゴールを奪うことができた。心が痛むのはそこからの展開だ。プレーの流れに反してアディショナルタイムにゴールを奪われた」
「後半の戦いぶりを考えれば、我々が敗れる側になるべきチームだったとは思わない。延長戦に入れば、我々の方がより力強いチームになれると感じていた。だからこそ落胆は大きい」
プレミアリーグでの低迷に加えてタイトル獲得を逃したことで、マルティネス監督の続投は危ういのではないかとの憶測も強まりつつあるが、自分はクラブにとって適切な指揮官だと同監督は主張した。
「私はここで3年間やってきた。エバートンは非常に特別なサッカークラブだ。このクラブに再びタイトルをもたらすには時間がかかるだろうが、それこそが私の望んでいることだ」
「私はこのクラブに強い愛着があり、私の野心とクラブの野心は一致している。この3年間、クラブは大きな出費をしてきたわけではなく、手持ちの戦力を本当にうまく管理してきた。今のメンバーには非常に高い価値があるし、若い選手たちもうまく成長させてきた」
提供:goal.com
エバートンの関連記事
プレミアリーグの関連記事
|
エバートンの人気記事ランキング
1
「完全に明白であれば…」後半ATのPK判定を巡りモイーズ監督が怒り…PKで喜んだのも束の間、一転して取り消しに「シャツを引っ張っただけで十分」
エバートンのデイビッド・モイーズ監督が、覆されたPKの判定に怒りを露わにしている。 22日、プレミアリーグ第26節でエバートンはホームにマンチェスター・ユナイテッドを迎えた。 下位で苦しむ両チームの対戦。それでもエバートンはベト、アブドゥライエ・ドゥクレのゴールで前半のうちに2点のリードを手にする。 しかし、ユナイテッドも後半反撃。ブルーノ・フェルナンデスのゴールで1点を返すと、マヌエル・ウガルテのゴールで同点に追いつき、2-2となった。 そのまま引き分けに終わるかと思われた中、後半アディショナルタイムにドラマが。93分、イドリサ・グイエのシュートをGKアンドレ・オナナが弾くと、跳ね返りに反応したエバートンのアシュリー・ヤングが倒され、アンドリュー・マドリー主審はPKを宣告した。 エバートンが劇的な勝利を手にするかと思われたが、VAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)チェックが入り、オンフィールド・レビューに。その結果、PKが取り消され、ドロップボールでの再開に。そのまま2-2のドローに終わった。 ヤングが倒れたシーンは、マタイス・デ・リフトとハリー・マグワイアに挟まれており、デ・リフトがユニフォームを引っ張ったようにも見えており、マグワイアもヤングの腰の辺りに手を当てていた。 しかし、PKの判定が覆される結果に。引き分けに終わったモイーズ監督は、PKのシーンでのVAR介入について言及。完全に明白な間違いでない限りは介入すべきではないとした。 「もし完全に明白であれば、彼はモニターのところに行くべきだが、私はそれを見ていなかった。彼はジャージを引っ張っていた」 「審判は当時正しい判断を下したと思うし、それを貫くべきだった」 「サッカーを観戦する人であれば誰でも、審判が『いや、私は自分の決断したことを貫く』と言うことを待ち望んでいると思う。審判は完全に間違っていると言われている」 「『それがPKだ』と言う人はほとんどいない。もし完全に明白で、間違いだった場合にVARがある」 そもそもVARの判定は、主審のジャッジが明白に間違っていた場合に介入され、そのほかは、得点シーンやPKに関わるシーンに介入する。 モイーズ監督は、一体モニターで何を確認したのかと疑問を投げかけ、自分の目からはユニフォームが引っ張られていると主張。PKが妥当だという意見を貫いた。 「彼らはシャツを引っ張ったことについて調べたのか?では、彼はシャツの引っ張ったことには言及せず、必要な部分だけに触れたのか?私にとっては、シャツを引っ張っただけで十分なように見えた」 「私はVARの専門家ではないので、見たことしか言えない。ユニフォームを引っ張って逃げ果せるべきではない。タッチラインから見て、彼は誰かの足の上を通ったと思った」 なお、ユナイテッドのルベン・アモリム監督は「私が見た限りでは、ソフトタッチだったと思う。ソフトなペナルティだった。明らかだった」とコメント。接触は認めたが、PKになる程ではないと主張した。 主審の目にはPKに映ったシーン。ただ、VARに異議を唱えられてモニターを見るように促されれば、自分の判定が間違っていたと言う疑念は間違いなく生じる。判定が変わることが多い傾向だが、モイーズ監督の言いたいことは多くの人も感じる部分ではないだろうか。 <span class="paragraph-title">【動画】土壇場のPK獲得に沸くも、判定覆り取り消しに…</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="aNO_MfoPgTM";var video_start = 199;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2025.02.23 23:20 Sun2
エバートンに辛くもドローのユナイテッド、アモリム監督はスロースタートの悪癖を嘆く「時間が過ぎるのを待つのが本当に辛い」
マンチェスター・ユナイテッドのルベン・アモリム監督が22日にアウェイで行われ、2-2で辛くも引き分けたプレミアリーグ第26節エバートン戦を振り返った。 リーグ戦連敗で迎えた1ポイント差の14位エバートン戦、ユナイテッドは19分に前々から課題となっているセットプレーの流れから失点。そして33分にも失点し、2点ビハインドで前半を終えた。 それでも迎えた後半、72分にワンチャンスでMFブルーノ・フェルナンデスの直接FK弾で1点差とすると、80分にFKの流れからMFマヌエル・ウガルテが移籍後初ゴールを挙げて追いついた。 試合終了間際、PKを与えたユナイテッドだったが、VARが入ってノーファウル判定に覆り辛くもドローで終えた。 アモリム監督就任後、リーグ戦11試合で前半にゴールしたのはわずか1点のみとスロースタートが大きな課題となっているが、指揮官は前半の不出来を当然ながら嘆いた。 「前半は存在感がなかった。セカンドボールから2失点したが、相手がその局面でチャンスを作ろうとしていたのは明らかだった。我々は弱かった。最悪なのは我々にはフリーの選手が居るのにプレッシャーをかけずにボールを失い、やるべきことができていないことだ。試合に行って時間が過ぎるのを待つのが本当に辛い。後半は自信が深まって勝利に近づくことができた」 最後に15位と低迷しているチームの打開策を問われたアモリム監督は「わらかない。もし知っていたら変えられるだろう。我々は日々のことに集中する必要がある。今季を乗り切り、その後で先のことを考える必要がある」ともがき苦しんでいる様子だった。 2025.02.23 09:00 Sun3
2点差を追いついたユナイテッド、VARにも救われエバートンにドロー【プレミアリーグ】
マンチェスター・ユナイテッドは22日、プレミアリーグ第26節でエバートンとのアウェイ戦に臨み、2-2で引き分けた。 前節トッテナムとの名門不振対決を落として連敗となった15位ユナイテッド(勝ち点29)は、ガルナチョに代えてウガルテのみを変更した。 モイーズ監督就任後復調し、5戦負けなし(4勝1分け)の14位エバートン(勝ち点30)に対して、6分にベトのヘディングシュートでゴールを脅かされたユナイテッドが攻撃の形を作れない序盤となると、19分に失点。CKの流れから混戦を作られ、ルーズボールをゴール前のベトにボレーで叩き込まれた。 その後も主導権を握れないユナイテッドは33分、ベトにディフェンスライン裏を突かれた流れからハリソンにGKオナナ強襲のシュートを打たれると、ルーズボールをドゥクレに頭で押し込まれた。 ハーフタイムにかけても攻め手を見出せなかったユナイテッドは2点ビハインドのまま前半を終えた。 迎えた後半、ボールを持つ入りとしたユナイテッドだったが、引き続きシュートチャンスを作れずにいると、62分にカゼミロに代えてガルナチョを投入。しかし66分にはドゥクレのボレーで3点目に迫られるも、ここはGKオナナが好守で阻止した。 その後、チド・オビを投入したユナイテッドが72分、ワンチャンスで1点差とする。ボックス手前左で得たFKをブルーノ・フェルナンデスが直接決めきった。 さらに80分、ユナイテッドが一気に追いつく。FKの流れからルーズボールをボックス中央で拾ったウガルテが胸トラップから左足ボレーを蹴り込んだ。 その後、両チームに好機があった中、追加タイム3分にはデ・リフトがヤングのユニフォームを引っ張って倒し、エバートンにPKが与えられるもVARが入ってノーファウル判定に。助かったユナイテッドが引き分けで終え、辛くも連敗を止めている。 エバートン 2-2 マンチェスター・U 【エバートン】 ベト(前19) アブドゥライエ・ドゥクレ(前33) 【マンチェスター・U】 ブルーノ・フェルナンデス(後27) マヌエル・ウガルテ(後35) 2025.02.22 23:44 Sat4
エバートンが新スタジアム移転を後ろ倒し、2025-26シーズンから使用…130年使用したスタジアムとの時間は残り1年半
エバートンは15日、2025-26シーズンより新スタジアムを使用することを発表した。 現在はグディソン・パークを使用しているエバートン。1892年に建設された歴史あるスタジアムとは、2024-25シーズンでお別れになることが決定した。 今シーズンのエバートンは、2021-22シーズンまでの損失が1億2450万ポンド(約224億5000万円)に達したことを受け、勝ち点10剥奪という処分を下されている状況。現在控訴中となっている。 この中には、7億6000万ポンド(約1370億5000万円)の新スタジアム建設費用も含まれており、支払う利息分が上乗せされている状態のようだ。 ブラムリー・ムーア・ドックに建設中の新たなスタジアムは5万2888人収容で、2024年末までに完成予定。しかし、エバートンは、シーズン途中の移転を望まず、2024-25シーズンをグディソン・パークのラストシーズンにすることにしたという。 理由については「商業的、物流的、スポーツ的、ファン関連のさまざまな要素を考慮した結果」とのこと。また、ラストシーズンを1年間用意したことで、グディソンパークに「相応しい見送り」の期間を設けることにしたようだ。 <span class="paragraph-title">【写真】エバートンが2025-26シーズンから使用する新スタジアム</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="en" dir="ltr">We can confirm our Men’s Senior Team will play competitive fixtures at <a href="https://twitter.com/EvertonStadium?ref_src=twsrc%5Etfw">@EvertonStadium</a> at the start of the 2025/26 season. </p>— Everton (@Everton) <a href="https://twitter.com/Everton/status/1735691251213627498?ref_src=twsrc%5Etfw">December 15, 2023</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2023.12.16 20:40 Sat5