ディアビがついにマルセイユデビュー! 542日ぶりのプレーも“ケガ仲間”グルキュフの2発に沈む

2016.03.19 18:36 Sat
マルセイユは、18日に行われたリーグ・アン第31節のレンヌ戦で2-5の敗戦を喫した。この試合で元フランス代表MFアブ・ディアビが待望のマルセイユデビューを飾った。

▽アーセナルに在籍していた9年間で度重なる負傷に悩まされていたディアビ。将来を期待されながらもプレーしない時間が長かった中、昨夏にアーセナルを退団。母国のマルセイユへとフリートランスファーで加入。だが、マルセイユでも故障癖は治らず、加入から半年以上が経ってもプレーすることができずにいた。

▽しかし、懸命にリハビリに励んでいたディアビは、18日のレンヌ戦でフランス人MFフロリアン・トヴァンとの交代で78分から途中出場し、待望のマルセイユデビューを飾った。なお、ディアビにとってはマルセイユデビューと共に542日ぶりとなる公式戦でのプレーだった。
▽ディアビとしては、自身のデビュー戦を勝利で飾りたいところだが、そのケガの多さからマルセイユのチームメートに“黒グルキュフ”と揶揄されていた同選手は、レンヌに在籍する本家グルキュフに2ゴールを決められ、ホームで屈辱的な大敗を喫した。

※写真はアーセナル時代のディアビ

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