FIFA会長候補インファンティーノ氏「大陸全体でのW杯開催を」

2016.01.20 18:00 Wed
FIFAの次期会長選に立候補しているUEFA事務局長のジャンニ・インファンティーノ氏は、ワールドカップ(W杯)を同一大陸の複数国での共催とすることも含めたマニフェストを表明している。

ゼップ・ブラッター前会長の後任を選ぶ会長選は2月26日に実施される。候補の一人であるインファンティーノ氏は、W杯の出場国数を現在の32から40に増加させることに加え、開催国の選定について次のように方針を打ち出した。

「各大陸連盟は、W杯を再び開催するためには少なくとも2大会待たなければならないこととする。これによりさらに公平なローテーションが約束され、各連盟がこの独特なイベントを開催する機会を持てるようになる」

「さらにFIFAは、W杯を1カ国や2カ国ではなく、地域全体で開催する可能性について検討すべきだ。複数の国がW杯を開催する名誉と恩恵にあずかることができるようにするためだ」

W杯ではこれまで、2002年大会が日本と韓国で開催されたのが複数国による共催の唯一の例となっている。一方、UEFAではユーロ2020が欧州13カ国で開催されることが決まっており、インファンティーノ氏の方針はそれを参考としたもののようだ。

会長選にはインファンティーノ氏のほか、プリンス・アリ・ビン・アル・フセイン氏(ヨルダンサッカー協会会長)、ジェローム・シャンパーニュ氏(元FIFA幹部)、シェイク・サルマン・ビン・エブラヒム・アル・ハリファ氏(アジアサッカー連盟会長)、トーキョー・セクスウェール氏(南アフリカ政治家・実業家)の計5名が立候補している。


提供:goal.com

ワールドカップの関連記事

日本代表は9月から始まった26年北中米W杯のアジア3次予選でも快調に白星を重ね、6試合を終えて5勝1分の勝点16で首位を独走。来年3月20日に再開されるホームのバーレーン戦に勝てば、3試合を残して8大会連続のW杯出場が決まる。 これほど楽な、緊張感のないW杯最終予選は初めてだ。日本は“海外組”が所属チームで出場機 2024.11.29 18:30 Fri
プーマ(PUMA)が、ポルトガルサッカー連盟(FPF)との長期的な大型パートナーシップの締結を発表した。この契約により、プーマは2025年からポルトガルの男子、女子、ユースチームに加え、フットサル、ビーチサッカー、eスポーツチームに対してユニフォームを提供することになる。 ポルトガルは、2016年の欧州選手権優勝 2024.11.29 17:10 Fri
マルコ・マテラッツィ氏がジネディーヌ・ジダン氏と会いたいそうだ。 2006年ドイツW杯決勝「イタリア代表vsフランス代表」。試合後、世界王者が決まった勝敗以上に注目され、業界の枠を超えた世界的関心ごととなったのは、あの「頭突き」の件だ。 延長戦、イタリア代表DFマテラッツィに対し、フランス代表キャプテンのM 2024.11.21 21:05 Thu
イングランド代表のエースであるFWハリー・ケインが、まだまだ国を代表して戦いたいようだ。イギリス『BBC』が伝えた。 トッテナムで長らくエースとしてプレーしたケイン。しかし、キャリアを通じてタイトルに恵まれない人生を歩んでいると、2023年夏にバイエルンへと完全移籍。国外挑戦を決めた。 しかし、絶対王者のバ 2024.11.19 22:40 Tue
かつてはセレッソ大阪でもプレーし、ウルグアイ代表のエースとしても活躍していたディエゴ・フォルラン。ワールドカップ得点王という実績もありながら、引退後にプロテニスプレーヤーに転身した。 そのフォルランは13日、テニスプレーヤーとしてプロデビュー戦を戦った。 45歳での新たな挑戦となったフォルラン。アルゼンチン 2024.11.14 13:55 Thu

NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly