かつてバルセロナが18億円で買った男の新天地はタイ ACLで広島と対戦へ

2016.01.18 17:59 Mon
20歳でバルセロナに加入し、世界のサッカー界の新たなスター候補として大きな期待をかけられた男は、それから数年を経てタイでプレーすることになりそうだ。コリチーバに所属していたブラジル人FWケイリソン(27)のブリーラム・ユナイテッド移籍が濃厚だと伝えられている。

ブラジル国内で若くしてゴールを量産して評価を高めたケイリソンが、1400万ユーロ(当時のレートで約18億5000万円)とされる移籍金でバルセロナに加入したのは2009年夏。その後ベンフィカ、フィオレンティーナにレンタルされて成長を待たれたが、バルセロナでは結局一度も出場機会を得られることはなく、母国のクラブへのレンタルを経て2014年夏にコリチーバへ完全移籍することになった。

ブラジル『グローボエスポルチ』が伝えるところによれば、昨年末でコリチーバを退団したケイリソンは、タイのブリーラム・ユナイテッドへの加入に近づいているという。『Goal』タイ版の得た情報によれば、今週中には加入が決定に至る見通しのようだ。

タイを代表する強豪クラブであり、国内リーグ5連覇中のブリーラムは、2016年AFCチャンピオンズリーグ(ACL)にも出場予定。Jリーグ王者であるサンフレッチェ広島と同じグループFに入り、グループ第3節および第4節での対戦が予定されている。

ブリーラムでは昨季のタイ・プレミアリーグ得点王であり、オリンピアコスなどでもプレーしたブラジル人FWジオゴ・ルイス・サントと前線でコンビを組むことが予想される。広島にとっては十分に警戒が必要な相手となりそうだ。


提供:goal.com

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