シティが先勝を許す エバートンは勝利もルカク&コールマンが負傷《キャピタルワンカップ》
2016.01.07 07:07 Thu
▽キャピタルワンカップ準決勝1stレグのエバートンvsマンチェスター・シティが6日にグディソン・パークで行われ、2-1でエバートンが先勝した。
▽一方、カウンターでゴールチャンスをうかがうエバートンは、37分に相手を脅かす。ベインズのFKをバリーが頭で折り返すと、これに詰めたストーンズがネットを揺らす。しかし、ここはバリーにオフサイドの判定が下り、ノーゴールとなる。
▽前半の終盤、エバートンはアグエロに枠内シュートに持ち込まれるも、これをGKロブレスがストップすると、アディショナルタイムに試合を動かした。CKのルーズボールに反応したバークリーが、ボックスのわずか外から強烈な枠内シュートを放つ。これはGKカバジェロにセーブされるも、こぼれ球をフネス・モリが押し込み、エバートンがリードした。
▽すると、シティが76分にカウンターから同点に追いつく。ロングボールを収めたアグエロが時間をつくりながら仕掛けると、駆け上がってきた途中出場のヘスス・ナバスがラストパスを受けてネットを揺らし、スコアをタイに戻した。
▽追いつかれたエバートンだが、すぐさま勝ち越す。左サイドからバリーが入れたアーリークロスを正面のルカクがヘッド。これが決まり、再びリードを手にした。しかし、この場面でルカクが足首あたりを痛め、交代を余儀なくされる。
▽さらに終盤、交代枠を使い切った後にコールマンも負傷したことにより、10人でプレーすることになったエバートン。それでも、何とか逃げきってホームで先勝した。シティのホームで行われる2ndレグは、今月27日に開催される予定だ。
PR
▽ホームのエバートンは、3日前に行われたトッテナム戦(1-1)から先発3選手を変更し、ルカクやバークリー、クレバリーらを引き続き起用した。一方、勝利したワトフォード戦(1-2)から中3日のシティも3カ所を入れ替えた。ペジェグリーニ監督は、ゴールマウスをカバジェロに託し、最終ラインに右からサーニャ、オタメンディ、マンガラ、クリシを起用。中盤の底にデルフとフェルナンジーニョを据え、最前線に配したアグエロの後方にデ・ブライネ、ヤヤ・トゥーレ、シルバを置いた。▽試合序盤は、慎重な入りを見せたエバートンに対して、シティが押し込む時間が長くなる。しかし、シティはなかなかエバートンの守備を崩すことができず、リズムを掴めない。▽前半の終盤、エバートンはアグエロに枠内シュートに持ち込まれるも、これをGKロブレスがストップすると、アディショナルタイムに試合を動かした。CKのルーズボールに反応したバークリーが、ボックスのわずか外から強烈な枠内シュートを放つ。これはGKカバジェロにセーブされるも、こぼれ球をフネス・モリが押し込み、エバートンがリードした。
▽迎えた後半、1点リードのエバートンは前半とは打って変わって力強い立ち上がりを見せる。65分には、最終ライン裏に出たボールに反応したバークリーが、オタメンディとの走り合いに勝って枠内シュートまで持ち込む。しかし、これはGKカバジェロのセーブに遭う。
▽すると、シティが76分にカウンターから同点に追いつく。ロングボールを収めたアグエロが時間をつくりながら仕掛けると、駆け上がってきた途中出場のヘスス・ナバスがラストパスを受けてネットを揺らし、スコアをタイに戻した。
▽追いつかれたエバートンだが、すぐさま勝ち越す。左サイドからバリーが入れたアーリークロスを正面のルカクがヘッド。これが決まり、再びリードを手にした。しかし、この場面でルカクが足首あたりを痛め、交代を余儀なくされる。
▽さらに終盤、交代枠を使い切った後にコールマンも負傷したことにより、10人でプレーすることになったエバートン。それでも、何とか逃げきってホームで先勝した。シティのホームで行われる2ndレグは、今月27日に開催される予定だ。
PR
エバートンの関連記事
プレミアリーグの関連記事
|
エバートンの人気記事ランキング
1
10失点で開幕3連敗のエバートン、上層部はダイチ監督の続投方針か
エバートンはショーン・ダイチ監督を信じているようだ。イギリス『スカイ・スポーツ』が報じた。 今シーズンはプレミアリーグ開幕3連敗スタートのエバートン。第3節のボーンマス戦では、2点を先行しながら終盤に3点を返される大逆転負けを喫した。 3試合で10失点、得点はボーンマス戦の2つのみで最下位に沈んでいる状況だが、クラブ幹部はダイチ監督を全面的に支持しているとのこと。過去2シーズン、勝ち点剥奪や財政難がありながらチームを残留に導いた手腕を評価しているようだ。 なお、ダイチ監督との契約が最終年を迎えているエバートンだが、契約延長には未着手。クラブの所有権を巡る動きがあり、不安定な状況が続いているためだという。 14日にはアウェイで行われる第4節のアストン・ビラ戦。ダイチ監督は上層部の信頼に応え、連敗を止めることができるのだろうか。 2024.09.14 17:54 Sat2
トリッピアーがニューカッスル退団を希望、エバートンが関心を寄せる
ニューカッスルのイングランド代表DFキーラン・トリッピアー(33)は、今夏の移籍市場でチームを去ることを望んでいるという。 トリッピアーはマンチェスター・シティの下部組織育ちで、バーンズリー、バーンリー、トッテナム、アトレティコ・マドリーでプレー。2022年1月にサウジアラビアの政府系ファンド『PIF』がオーナーとなったことにより、ニューカッスルに完全移籍で加入した。 右サイドバックを支えるトリッピアーは、エディ・ハウ監督の下でチームの躍進に貢献。ニューカッスルでは公式戦92試合で4ゴール21アシストを記録している。 今夏のプレシーズンには終盤まで参加せず、ジャパンツアーにも帯同しなかったトリッピアー。移籍の噂がある中、開幕戦となったサウサンプトン戦もプレーはしなかった。 今季は右サイドバックにヴァレンティノ・リヴラメントが起用され、キャプテンもブラジル代表MFブルーノ・ギマランイスが務める可能性が高まっている状況。トリッピアーはレギュラーとしてプレーできるクラブを探そうとしているという。 『The Athletic』によれば、そのトリッピアーに関心を持っているのがエバートン。右サイドバックを強化したく、レンタル移籍での獲得を打診するという。 エバートンのショーン・ダイチ監督は、バーンリー時代に指導を受けた相手。ニューカッスルは、今年1月のバイエルン移籍やサウジアラビアへの移籍を拒否してきたが、トリッピアーをどう扱うのか注目だ。 2024.08.22 23:05 Thu3
エバートン戦判定に憤るフォレストが物議醸す声明…「VAR担当がルートンのファンであると警告したが…」
ノッティンガム・フォレストが、エバートン戦での幾つかの物議を醸す判定を受け、異例の声明を発表した。 共にPSR違反でプレミアリーグから勝ち点剥奪処分を科され、熾烈な残留争いに巻き込まれている16位のエバートンと17位のフォレストは、21日に行われたプレミアリーグ第34節で対戦。このシックスポインターはホームのエバートンがMFイドリサ・ゲイエ、MFドワイト・マクニールの見事なミドルシュートによる2ゴールで勝利した。 今節は18位のルートン・タウンが敗れており、自動降格圏との勝ち点1差を維持して残留圏内をキープしたフォレストだが、この試合ではいずれもエバートンDFアシュリー・ヤングが絡んだプレーに関してPK獲得の可能性があったとして、プロ審判協会(PGMOL)に対して公式X(旧ツイッター)で異例の声明を発表した。 「3件の非常に不適切な決定、つまり3件のPKが与えられなかったということは、我々には到底受け入れられない」 「我々は試合前にPGMOLに対し、VAR担当がルートンのファンであると警告したが、彼らは彼を変えることはなかった。我々の忍耐力は何度も試されてきた」 「ノッティンガム・フォレストは今後、幾つかのオプションを検討する予定だ」 なお、今回フォレストが名指しで批判したVAR担当はスチュアート・アトウェル氏。クラブは同氏がフォレストの残留争いのライバルであるル-トンのファンであり、今回のエバートン戦において自分たちに不利な判定を下す可能性を排除するため、担当の変更をPGMOLに訴えたものの、それが受け入れられなかったとして、公平性を欠く同協会の対応を非難した格好だ。 なお、フォレストが指摘した3つのPKの獲得の可能性があった前半終盤のヤングのハンド疑惑と、後半序盤のFWカラム・ハドソン=オドイがボックス内で後ろから倒されたプレーに関しては、確かに当事者としては受け入れがたい判定だったと言える際どいものだった。 また、フォレストは第18節のボーンマス戦においてもDFウィリー・ボリーのイエローカード2枚での退場に関して、後にPGMOLでチーフを務めるハワード・ウェブ氏がミスを認めたとも報じられる前例があり、その際には主審を務めたロブ・ジョーンズ氏とVARによる会話の録音データ公開や、ジョーンズ氏の資格停止を要求したという一件があった。 そのため、今シーズンを通じての不満が爆発する形で今回の異例の声明発表に至ったようだ。 ただ、イギリス『スカイ・スポーツ』でコメンテーターを務めるジェイミー・キャラガー氏は、「不満はわかるが、VAR担当がルートンのファンか? とのくだりに関してそんなことに首を突っ込んではいけない」、「フットボールクラブであるならば、少しは品格を見せなければならない」と、一部の表現に関して苦言を呈している。 また、イングランドサッカー協会(FA)は今回のフォレストの投稿を大いに問題視しており、今後の処分に向けて調査を開始したようだ。 2024.04.22 08:00 Mon4
スパーズがエバートンに4発完勝で今季初勝利! ビスマ禊弾にソン・フンミンが超絶カウンター弾含む2発【プレミアリーグ】
プレミアリーグ第2節、トッテナムvsエバートンが24日にトッテナム・ホットスパースタジアムで行われ、ホームのトッテナムが4-0で快勝した。 チャンピオンシップ王者のレスター・シティとの開幕戦を1-1のドローで終え、昨季上位陣で唯一の取りこぼしスタートとなったトッテナム。エバートンを迎え撃ったホーム開幕戦では初白星を狙った。 ポステコグルー監督は前節から先発3人を変更。足首に軽傷を負ったソランケに代えて新加入オドベールをデビューさせ、脳震とうのプロトコルで起用不可のベンタンクールの代役にクルゼフスキを起用したほか、パプ・サールに代えて笑気ガス問題でクラブ独自の出場停止処分を科されたビスマが復帰した。最前線にソン・フンミンを配した攻撃的な布陣を採用した。 開始直後からエンジン全開のホームチームはレスター戦同様に押し込む立ち上がりに。開始2分と5分にはいずれもセットプレーの流れからロメロ、ソン・フンミンが続けて強烈なシュートを枠に飛ばすが、いずれもGKピックフォードの好守に遭う。 以降もハーフコートゲームを展開し、マディソン、ブレナン・ジョンソンと決定機を作りながらも決め切れないトッテナム。しかし、嫌な流れが漂う前に渦中のマリ代表MFが決定的な仕事を見せた。 14分、右サイドを起点にボックス内で細かい繋ぎを見せると、ボックス右のクルゼフスキからの丁寧なマイナスパスに反応したビスマがペナルティアーク左から右足を一閃。相手DFの足先を掠めた強烈なシュートがクロスバーの内側を叩いてゴールネットに突き刺さった。 ビスマの加入後初ゴールとなる禊の一撃によって先制に成功したホームチーム。前節は追加点が大きな課題として残ったなか、先制後はやや押し返されて攻撃が停滞。 それでも、冷静にゲームを進めると、25分にはGKピックフォードへのバックパスに猛然とプレスを仕掛けたソン・フンミンが見事にボックス内で奪い切って無人のゴールへシュートを流し込み、エースの今季初ゴールで2点目を奪い切った。 この追加点によってゲームコントロール優先の戦い方にシフトしたホームチームは、引き続きボールを握りながらオドベールの左サイドでの単騎突破や盛んにローリングする右サイドを起点に3点目を狙う。前半終了間際には課題のセットプレーでエバートンに際どい場面を作られたが、身体を張った守備で撥ね返した。 互いに選手交代なしで臨んだ後半は拮抗した展開に。序盤の57分には2点を追うエバートンがリンドストローム、エンディアイエと新戦力のアタッカー2人を同時投入。すると、その直後にはリンドストロームが鋭いシュートでGKヴィカーリオを脅かす。 一方、後半はなかなか決定機まで持ち込めないトッテナムは67分、オドベール、クルゼフスキを下げてリシャルリソン、サールを同時投入。攻撃に変化を加えていくと、71分には左CKの場面でキッカーのマディソンの完璧なクロスをロメロが打点の高いヘディングシュートで合わせ、スパーズ通算100試合目のメモリアルゲームを自ら祝った。 完全に勢いづいたホームチームは驚愕のロングカウンターからトドメの4点目まで奪取。77分、自陣ペナルティアークでボールを奪ったファン・デ・フェンがそのまま快足を飛ばして中央突破。相手ボックス付近まで運んで左を並走するソン・フンミンにラストパスを送ると、韓国代表FWが左足シュートで股間を抜いてこの試合2点目を奪った。 これでエバートンの心を完全に折ったスパーズはグレイ、ベリウヴァルら若手に出場機会を与えつつゲームをクローズに入る。そして、このまま冷静にクリーンシートで試合を締めくくったトッテナムが4-0の快勝で今季初勝利を挙げた。 トッテナム 4-0 エバートン 【トッテナム】 イヴ・ビスマ(前14) ソン・フンミン(前25、後32) クリスティアン・ロメロ(後26) <span class="paragraph-title">【動画】プレミア最速CBの圧巻の中央突破からソン・フンミンがロングカウンター完結!</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr">ファン・デ・フェンの持ち上がりから<br>ソン・フンミン本日2ゴール目<br><br>プレミアリーグ 第2節 <a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%83%88%E3%83%83%E3%83%86%E3%83%8A%E3%83%A0?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#トッテナム</a> v <a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%82%A8%E3%83%B4%E3%82%A1%E3%83%BC%E3%83%88%E3%83%B3?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#エヴァートン</a><br><br><a href="https://t.co/IQcfgHP0GD">https://t.co/IQcfgHP0GD</a> <a href="https://t.co/ZfBs5zRwvN">pic.twitter.com/ZfBs5zRwvN</a></p>— U-NEXTフットボール (@UNEXT_football) <a href="https://twitter.com/UNEXT_football/status/1827371127380844629?ref_src=twsrc%5Etfw">August 24, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.08.25 01:07 Sun5