今季5敗目にも先を見据えるペジェグリーニ「まだ多くの試合が残っている」

2015.12.22 12:43 Tue
マンチェスター・シティは21日、敵地で行われたプレミアリーグ第17節でアーセナルと対戦。前半に2点のリードを許すと、終盤にMFヤヤ・トゥーレのゴールで1点を返したものの追いつくことはできずに1-2で敗れた。

▽今季5敗目を喫し、2位アーセナルとは勝ち点4差に、首位レスターとの勝ち点差は「6」に拡大したが、マンチェスター・シティを指揮するマヌエル・ペジェグリーニ監督は「多くの試合が残っている」と主張。優勝を諦めるのは“早計”との見解を示した。チリ人指揮官のコメントをイギリス『スカイ・スポーツ』が伝えている。

「私は過去ではなく、今後のことを考えている。手にできる63ポイントの勝ち点のことを。レスターとは勝ち点6差、アーセナルとは勝ち点4差だが、まだ多くの試合が残っている」
▽イングランドでは、1986-87シーズンのエバートンを最後に、クリスマス前に5敗したチームが優勝したことはない。しかし、ペジェグリーニ監督は意に介していないようだ。

「前半と後半の一部で見せたパフォーマンスは、我々がタイトルを目指して戦い続ける上で重要だったと思っている。統計に関しては心配していない。私は今後のことを考えている。63ポイントもの勝ち点が残っており、その差が4ポイントや5ポイントであれば、タイトルに関する話をすべきではない」
▽また、試合に関しては、自分たちのミスが要因だったと述べ、勝てる試合だったとの考えを示している。

「2つ目のゴールが決定的だった。我々はアーセナルを上回るパフォーマンスを披露したが、彼らの初シュートが最初のゴールとなってしまった。我々は、その前に明確な得点機を迎えていたが、ゴールに結びつけることができなかった。そういったときは往々にして失点するものだ。そして、我々のミスから生まれた2点目が重要な意味を持ってしまった」

「アーセナルよりも良いパフォーマンスを披露していただけに痛恨だったよ。我々はポゼンションでもシュート数でも彼らを上回ったが、勝利を手にすることができなかった。勝たなければいけないんだ。後半に入ってよりリスクを冒して攻め入り、少なくとも引き分けに持ち込むことはできた。こういった重要な試合では、何度もミスを犯してはならないんだ」

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