試合巧者アーセナル、エジルの2アシストでシティとの上位対決を制す!《プレミアリーグ》
2015.12.22 07:14 Tue
▽プレミアリーグ第17節、2位のアーセナルと3位のマンチェスター・シティによる上位対決が、21日にエミレーツ・スタジアムで開催され、ホームのアーセナルが2-1で勝利した。
▽アーセナルは前節、ジルーとラムジーのゴールにより、アストン・ビラに2-0で快勝した。公式戦3連勝と勢いに乗るチームは、勝ち点1差で3位に付けるシティを撃破し、今節で勝利している首位のレスター・シティを追走したいところ。このビッグマッチに向けてはサンチェスの復帰が予想されたもののベンチ外。相変わらずの負傷者に悩まされるチームは、アストン・ビラと全く同じスタメンとなった。
▽一方のシティは、前節のスウォンジー戦を試合終了間際のゴールにより、2-1で制した。リーグ戦では第9節以降に連続白星がない状況で、ここで連勝したいところ。好調アーセナルのホームに乗り込んだこの一戦では、負傷明けのアグエロが先発に復帰。その一方で好調のスターリングがベンチスタートとなり、左ウイングにデルフが入るやや守備的な布陣となった。
▽直近の前回対戦ではアーセナルが守備的なスタイルで結果を残したものの、さすがにホームゲームということで、真っ向から打ち合う構えを見せた。それでも、中盤の力関係で勝るシティがボールを保持して主導権を握った。
▽トップ下に入るシルバと比較的プレッシャーなくボールを受けられるヤヤ・トゥーレを起点に小気味いいパスワークを見せるシティは、ボックス付近でシルバやデ・ブライネが積極的にシュートを放つ。22分には右サイドからカットインしたデ・ブライネが強烈な左足のシュートを放つが、これはGKチェフの好守に阻まれた。さらに32分にはアグエロの巧みなポストプレーからボックス右に持ち込んだデ・ブライネが決定機を迎えるが、右足のシュートは枠の左に外れた。
▽33分、コシエルニーの縦パスがバイタルエリアのエジルに入ると、エジルはすかさずフリーのウォルコットにボールを繋ぐ。すると、ウォルコットがボックス左角から放った右足のコントロールシュートが、ゴール右隅に決まった。
▽さらに勢いづくアーセナルは、前半終了間際にもマンガラのパスミスからショートカウンターに転じると、エジルのスルーパスに反応したジルーがボックス左に抜け出し、GKハートの股間を抜くシュートを決めた。そして、前半に放ったシュート2本をいずれもゴールに結び付けたアーセナルが、前半を2点リードで終えた。
▽優勢に試合を進めながら2点ビハインドで後半を迎えたシティは、デルフに代えて切り札のスターリングを後半頭からピッチに送り出す。この交代で攻勢を強めたシティだったが、崩しの場面での精度を欠いてチャンスを作り出すまでには至らず。54分と57分にはコラロフとデ・ブライネのプレースキックからアグエロが続けてヘディングシュートを放つが、GKチェフに難なく対応された。
▽一方、バタ付くシティを相手にカウンターがハマるアーセナルは、キャンベルに続けて決定機が訪れると、59分に追加点のチャンス。ボックス手前でボールを持ったエジルがボックス中央に走り込むキャンベルに丁寧なパス。これをキャンベルがワンタッチで叩くと、ゴール前に抜け出したラムジーがGKと一対一になるが、GKハートのビッグセーブに阻まれた。
▽60分過ぎにアグエロが負傷交代を余儀なくされたシティは、63分にボニーを投入。さらに72分にはやや消えていたシルバを諦めてヘスス・ナバスを投入。すると78分、巧みな動き直しで最終ライン裏に抜け出したヘスス・ナバスがボックス内に進入する。だが、絶妙なポジショニングで待ち受けるGKチェフに気圧されたヘスス・ナバスは味方への折り返しを選択するが、これはDFメルテザッカーにブロックされた。
▽試合終盤にかけてはギブスやチェンバレンを投入して逃げ切りを図るアーセナルに対して、シティが攻勢を仕掛ける展開が続く。すると82分、サーニャとのパス交換からボックス手前でリターンパスを受けたヤヤ・トゥーレが意表を突く左足の見事なダイレクトシュートをゴール左上隅に突き刺し、1点を返す。このゴールで息を吹き返したシティはその後も猛攻を見せるが、ボニーらが決定機を決め切れず、試合は2-1のままタイムアップ。
▽強敵相手に試合巧者ぶりを発揮したアーセナルが、上位対決を制して公式戦4連勝。首位レスターの背中をきっちりと視界に捉えた。一方、試合運びの拙さがたたったシティは痛恨の敗戦となった。
▽アーセナルは前節、ジルーとラムジーのゴールにより、アストン・ビラに2-0で快勝した。公式戦3連勝と勢いに乗るチームは、勝ち点1差で3位に付けるシティを撃破し、今節で勝利している首位のレスター・シティを追走したいところ。このビッグマッチに向けてはサンチェスの復帰が予想されたもののベンチ外。相変わらずの負傷者に悩まされるチームは、アストン・ビラと全く同じスタメンとなった。
▽一方のシティは、前節のスウォンジー戦を試合終了間際のゴールにより、2-1で制した。リーグ戦では第9節以降に連続白星がない状況で、ここで連勝したいところ。好調アーセナルのホームに乗り込んだこの一戦では、負傷明けのアグエロが先発に復帰。その一方で好調のスターリングがベンチスタートとなり、左ウイングにデルフが入るやや守備的な布陣となった。
▽トップ下に入るシルバと比較的プレッシャーなくボールを受けられるヤヤ・トゥーレを起点に小気味いいパスワークを見せるシティは、ボックス付近でシルバやデ・ブライネが積極的にシュートを放つ。22分には右サイドからカットインしたデ・ブライネが強烈な左足のシュートを放つが、これはGKチェフの好守に阻まれた。さらに32分にはアグエロの巧みなポストプレーからボックス右に持ち込んだデ・ブライネが決定機を迎えるが、右足のシュートは枠の左に外れた。
▽一方、シティの強力な攻撃に晒されて意図せず重心が下がったアーセナルは、ジルーとエジルが孤立してなかなか良い形で仕掛けることができない。積極的な攻撃参加が売りのラムジーもシルバを警戒してか、中盤の底に留まる場面が目立った。それでも、好調を継続するホームチームは、ファーストチャンスをゴールに結びつける。
▽33分、コシエルニーの縦パスがバイタルエリアのエジルに入ると、エジルはすかさずフリーのウォルコットにボールを繋ぐ。すると、ウォルコットがボックス左角から放った右足のコントロールシュートが、ゴール右隅に決まった。
▽さらに勢いづくアーセナルは、前半終了間際にもマンガラのパスミスからショートカウンターに転じると、エジルのスルーパスに反応したジルーがボックス左に抜け出し、GKハートの股間を抜くシュートを決めた。そして、前半に放ったシュート2本をいずれもゴールに結び付けたアーセナルが、前半を2点リードで終えた。
▽優勢に試合を進めながら2点ビハインドで後半を迎えたシティは、デルフに代えて切り札のスターリングを後半頭からピッチに送り出す。この交代で攻勢を強めたシティだったが、崩しの場面での精度を欠いてチャンスを作り出すまでには至らず。54分と57分にはコラロフとデ・ブライネのプレースキックからアグエロが続けてヘディングシュートを放つが、GKチェフに難なく対応された。
▽一方、バタ付くシティを相手にカウンターがハマるアーセナルは、キャンベルに続けて決定機が訪れると、59分に追加点のチャンス。ボックス手前でボールを持ったエジルがボックス中央に走り込むキャンベルに丁寧なパス。これをキャンベルがワンタッチで叩くと、ゴール前に抜け出したラムジーがGKと一対一になるが、GKハートのビッグセーブに阻まれた。
▽60分過ぎにアグエロが負傷交代を余儀なくされたシティは、63分にボニーを投入。さらに72分にはやや消えていたシルバを諦めてヘスス・ナバスを投入。すると78分、巧みな動き直しで最終ライン裏に抜け出したヘスス・ナバスがボックス内に進入する。だが、絶妙なポジショニングで待ち受けるGKチェフに気圧されたヘスス・ナバスは味方への折り返しを選択するが、これはDFメルテザッカーにブロックされた。
▽試合終盤にかけてはギブスやチェンバレンを投入して逃げ切りを図るアーセナルに対して、シティが攻勢を仕掛ける展開が続く。すると82分、サーニャとのパス交換からボックス手前でリターンパスを受けたヤヤ・トゥーレが意表を突く左足の見事なダイレクトシュートをゴール左上隅に突き刺し、1点を返す。このゴールで息を吹き返したシティはその後も猛攻を見せるが、ボニーらが決定機を決め切れず、試合は2-1のままタイムアップ。
▽強敵相手に試合巧者ぶりを発揮したアーセナルが、上位対決を制して公式戦4連勝。首位レスターの背中をきっちりと視界に捉えた。一方、試合運びの拙さがたたったシティは痛恨の敗戦となった。
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