アジア王者を警戒するバルセロナ L・エンリケ「最後まで気を抜かない」

2015.12.16 19:29 Wed
バルセロナは17日、横浜で行われるクラブ・ワールドカップ(W杯)の準決勝に臨む。世界一をつかむための大会初戦に、バルセロナのルイス・エンリケ監督は「万全の状態で臨める」と太鼓判を押した。

バルセロナは12日にリーガエスパニョーラ第15節のデポルティボ戦を終え、14日に来日したばかり。来日当日から体を動かし、アジア王者・広州恒大との準決勝に準備を進めている。

L・エンリケ監督の前に会見に臨んだDFジェラール・ピケは、「長旅だった」と疲れもあったことをうかがわせた。だが、「やる気満々だし、非常に重要な大会だと思う。タイトル持ち帰りたい」と意欲を口にした。

L・エンリケ監督は、ベストの布陣で広州恒大戦に臨むかについては言葉を濁したが、「選手は100%回復している。明日の試合にも万全の状況で臨める。リスクはどんなところにもある」「明日勝たなければ、決勝には進めない。100%勝ちにいくつもりで戦っていく」と強調した。

広州については、ロビーニョらブラジル人選手やキャプテンの中国代表MFジョン・ジーらを要注意選手に挙げる。「クラブ・アメリカにも勝るとも劣らない中盤だった」と警戒を強めた。

来日直前にはデポルティボと2-2で引き分けた。明日対戦する広州は、終了間際に逆転ゴールを決めている。L・エンリケ監督は「気を抜いた時に何か起こるというのはよくあること」「最後まで注意を払って試合を運ぶ」と慎重な姿勢で決勝行きのチケットをつかむつもりだ。


提供:goal.com

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