レスターが昨季王者撃破で首位キープ! 連敗のチェルシーは降格圏と1ポイント差の16位転落…《プレミアリーグ》
2015.12.15 07:13 Tue
▽プレミアリーグ第16節、首位レスター・シティと14位チェルシーの一戦が、14日にキングパワー・スタジアムで開催され、ホームのレスターが2-1で勝利した。レスターの日本代表FW岡崎は、88分から途中出場した。
▽前節、マフレズのハットトリックの活躍でスウォンジーを一蹴したレスターは、首位返り咲きに成功。だが、年末に向けてはチェルシー、エバートン、リバプール、マンチェスター・シティと強豪との4連戦が控えており、地力が試されるところ。その初戦となった今回のチェルシー戦では、前節連続得点記録がストップしたヴァーディとウジョアが2トップを組み、岡崎はベンチスタートとなった。
▽一方、ホームで昇格組ボーンマス相手に今シーズンの8敗目を喫したチェルシーだが、ミッドウィークに行われたチャンピオンズリーグのポルト戦で快勝し、グループステージ首位通過を決めた。結果内容ともに最高の形でバウンスバックを見せたモウリーニョ率いるブルーズは、ポルト戦と全く同じ11人をピッチに送り出した。
▽前節から中8日と休養十分のレスターが、アグレッシブな入りを見せる。開始2分には前節ハットトリックのマフレズが右サイドから中に切り込んで左足のシュートを放つ。その後は相手にボールを持たせながら機を見ては、鋭いカウンターを仕掛けていった。
▽一方、相手の激しいプレスと中央を固める堅固な守備に苦戦するチェルシーは、ボールを持っても思うような攻撃を仕掛けられない。13分にはボックス左でクロスを受けたアザールが右足を振り抜くが、相手DFのブロックに遭った。
▽両者共に主力の負傷離脱で嫌な空気が漂う中、レスターの絶好調コンビが先制点をもたらす。34分、カンテのクサビをボックス付近のヴァーディ、ウジョアと繋いで最後は右サイドに張っていたマフレズがボールを晒してDFの注意を引いて意表を突いたクロスを入れる。これを絶妙なタイミングでゴール前に走り込んだヴァーディが、ワンタッチで流し込んだ。
▽エースの2試合ぶりのゴールで勢いづくレスターは、前半終了間際にもオルブライトンが強烈なシュートで相手GKクルトワを脅かすなど、良い形で前半を終えた。
▽迎えた後半も優勢に試合を運ぶレスターが立ち上がり3分に追加点を奪う。左サイドのオルブライトンからクロスを受けたボックス右のマフレズが、細かいフェイントで対面のアスピリクエタを外して絶妙な左足のコントロールシュートをファーポストに流し込んだ。
▽枠内シュート0のまま2失点目を喫したチェルシーは、53分にテリーを下げてセスクを投入。この交代でシステムを[3-6-1]の攻撃的な布陣に変更した。リスクを冒した攻めで相手を押し込むチェルシーは、60分過ぎに続けて決定機を迎える。
▽60分、オスカルのロビングパスがゴール前にこぼれたところをペドロが押し込みにかかるが、これはDFシンプソンにブロックされる。その直後にはセスクの絶妙な浮き球スルーパスに抜け出したジエゴ・コスタがGKと一対一を迎えるが、ここはGKシュマイケルのビッグセーブに阻まれた。さらに65分にレミを投入して前がかるアウェイチームだが、ペドロらが再三の決定機を決め切れない。
▽その後も攻勢を続けるチェルシーは、76分にようやく1点を返す。左サイドをドリブルで持ち上がったペドロが絶妙なクロスをゴール前に送ると、これをレミが頭で合わせた。このゴールで流れを引き寄せたいチェルシーだったが、失点後も自陣にこもらず前に出るレスターの強気な姿勢に気圧されて、徐々に押し返されてしまう。82分にはセスクの緩慢な対応からオルブライトンに決定的なシュートを許すが、わずかに枠の左に外れた。
▽試合終盤に殊勲のマフレズとヴァーディを下げてインレルと岡崎を投入して逃げ切りを図るレスターは、危なげなく1点差のまま試合をクローズ。ホームで昨シーズンの王者を撃破したレスターが、2連勝で首位をキープ。一方、2連敗のチェルシーは降格圏の18位ノリッジと勝ち点1差の16位に転落した。
▽前節、マフレズのハットトリックの活躍でスウォンジーを一蹴したレスターは、首位返り咲きに成功。だが、年末に向けてはチェルシー、エバートン、リバプール、マンチェスター・シティと強豪との4連戦が控えており、地力が試されるところ。その初戦となった今回のチェルシー戦では、前節連続得点記録がストップしたヴァーディとウジョアが2トップを組み、岡崎はベンチスタートとなった。
▽前節から中8日と休養十分のレスターが、アグレッシブな入りを見せる。開始2分には前節ハットトリックのマフレズが右サイドから中に切り込んで左足のシュートを放つ。その後は相手にボールを持たせながら機を見ては、鋭いカウンターを仕掛けていった。
▽一方、相手の激しいプレスと中央を固める堅固な守備に苦戦するチェルシーは、ボールを持っても思うような攻撃を仕掛けられない。13分にはボックス左でクロスを受けたアザールが右足を振り抜くが、相手DFのブロックに遭った。
▽ボールを保持するチェルシーとカウンターで応戦するレスターという明確な構図の下、拮抗した状況が続く。その中で両チームの主軸に負傷者が出てしまう。まずは16分、スプリントした際にハムストリングを痛めたドリンクウォーターが、アンディ・キングとの交代でピッチを後に。すると、今度はヴァーディとの接触で左足を痛めたアザールが、ペドロとの交代で30分過ぎにピッチを退いた。
▽両者共に主力の負傷離脱で嫌な空気が漂う中、レスターの絶好調コンビが先制点をもたらす。34分、カンテのクサビをボックス付近のヴァーディ、ウジョアと繋いで最後は右サイドに張っていたマフレズがボールを晒してDFの注意を引いて意表を突いたクロスを入れる。これを絶妙なタイミングでゴール前に走り込んだヴァーディが、ワンタッチで流し込んだ。
▽エースの2試合ぶりのゴールで勢いづくレスターは、前半終了間際にもオルブライトンが強烈なシュートで相手GKクルトワを脅かすなど、良い形で前半を終えた。
▽迎えた後半も優勢に試合を運ぶレスターが立ち上がり3分に追加点を奪う。左サイドのオルブライトンからクロスを受けたボックス右のマフレズが、細かいフェイントで対面のアスピリクエタを外して絶妙な左足のコントロールシュートをファーポストに流し込んだ。
▽枠内シュート0のまま2失点目を喫したチェルシーは、53分にテリーを下げてセスクを投入。この交代でシステムを[3-6-1]の攻撃的な布陣に変更した。リスクを冒した攻めで相手を押し込むチェルシーは、60分過ぎに続けて決定機を迎える。
▽60分、オスカルのロビングパスがゴール前にこぼれたところをペドロが押し込みにかかるが、これはDFシンプソンにブロックされる。その直後にはセスクの絶妙な浮き球スルーパスに抜け出したジエゴ・コスタがGKと一対一を迎えるが、ここはGKシュマイケルのビッグセーブに阻まれた。さらに65分にレミを投入して前がかるアウェイチームだが、ペドロらが再三の決定機を決め切れない。
▽その後も攻勢を続けるチェルシーは、76分にようやく1点を返す。左サイドをドリブルで持ち上がったペドロが絶妙なクロスをゴール前に送ると、これをレミが頭で合わせた。このゴールで流れを引き寄せたいチェルシーだったが、失点後も自陣にこもらず前に出るレスターの強気な姿勢に気圧されて、徐々に押し返されてしまう。82分にはセスクの緩慢な対応からオルブライトンに決定的なシュートを許すが、わずかに枠の左に外れた。
▽試合終盤に殊勲のマフレズとヴァーディを下げてインレルと岡崎を投入して逃げ切りを図るレスターは、危なげなく1点差のまま試合をクローズ。ホームで昨シーズンの王者を撃破したレスターが、2連勝で首位をキープ。一方、2連敗のチェルシーは降格圏の18位ノリッジと勝ち点1差の16位に転落した。
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