ヴァーディの“シンデレラ・ストーリー”がハリウッド映画に!? 主演候補にディカプリオらの名前も

▽現在、サッカー界で“時の人”となっているレスター・シティのイングランド代表FWジェイミー・ヴァーディ(28)の奇跡の物語が、ハリウッドで映画化される可能性が浮上しているようだ。イギリス『デイリー・スター』が報じている。▽先日、元マンチェスター・ユナイテッドFWルート・ファン・ニステルローイ氏を抜きプレミアリーグ連続ゴール記録(11試合)を樹立するなど、飛ぶ鳥を落とす活躍を見せているヴァーディ。今やイングランド代表でもその存在価値を高めている同選手には、レアル・マドリーやマンチェスター・ユナイテッドなどのメガクラブが関心を示すなど、サッカー界で最も“ホット”な選手の筆頭だ。▽また、ヴァーディを語る上で外すことができないのが、奇跡とも形容できる波乱に満ちたキャリアだ。
▽16歳のときに「身長の低さ」を理由に地元の名門クラブ、シェフィールド・ウェンズデイから放出されたヴァーディは、その後地元の工場で働く傍ら、イングランドのアマチュアクラブを渡り歩き、一時は障害を持つ友人を侮辱されたことをキッカケに起こした暴力事件で保護観察処分を科されるなど、苦難の日々を過ごした。

▽だが、卓越したスピードと決定力に加え、苦難の日々を通じて鍛え上げられた“鋼の心”を武器にフリートウッド(イングランド5部相当)から当時チャンピオンシップ(イングランド2部相当)のレスターにステップアップを果たしたヴァーディは、2014年に27歳で待望のプレミアリーグデビュー。そして、プレミア2シーズン目となった今シーズンは、多くのフットボールファンを驚愕させる驚きのパフォーマンスを見せている。▽そして、現在ヴァーディの“シンデレラ・ストーリー”に注目するハリウッドが、同選手の半生を描いた映画を製作することを考慮しているようだ。

▽『デイリー・スター』の伝えるところによれば、ヴァーディの半生を描いた映画の製作を考えているのは、『ワーナー・ブラザーズ』だという。同社はここ最近アメリカでも人気を博しているサッカーを題材にした映画で、過去に大ヒットした『フィールド・オブ・ドリームス(野球を題材にした映画)』の再現を狙っているようだ。

▽ヴァーディ物語の映画化に関しては、過去に国際サッカー連盟(FIFA)公認で製作された『GOAL!』3部作の第1作と第2作の脚本を手掛けたエイドリアン・ブッチャート氏の登用が噂されている。

▽また、ヴァーディを演じる主演候補には、レオナルド・ディカプリオやマット・デイモン、ライアン・ゴズリングなど超有名俳優の名前が挙がっている。果たしてヴァーディの“シンデレラ・ストーリー”の映画化は、実現するのか。

▽なお、映画化が実現した場合、レスターでヴァーディの同僚である日本代表FW岡崎慎司の友情出演ということもあるかもしれない…。