疲労困憊のアーセナル、ジルーのプレミア通算50Gで公式戦3連勝《プレミアリーグ》
2015.12.14 00:28 Mon
▽アーセナルは13日、ビラ・パークで行われたプレミアリーグ第16節でアストン・ビラと対戦し、2-0で勝利した。
▽ガルデ体制初勝利を目指すアストン・ビラが集中した入りを見せたものの、地力に勝るアーセナルが試合序盤に先制点を奪う。8分、フラミニの縦パスに抜け出したウォルコットがボックス左でDFハットンに後方から引き倒されて、PKを獲得。これをキッカーのジルーが冷静に決め、プレミアリーグ通算50ゴール目を記録した。
▽ジルーの公式戦3試合連続ゴールで幸先良くリードを奪ったアーセナルは、連戦の疲労を考慮してゲームコントロール優先の戦い方にシフト。それでも、20分にはセットプレーからゴール前のジルーが惜しいヘディングシュートを放つなど、追加点に迫った。
▽一方、もったいない形からビハインドを背負ったホームチームは、シンクレアとジョルダン・アイェウの両ウイングによる仕掛けを軸に攻撃を展開。21分にはカルロス・サンチェスの右クロスをGKチェフが弾き切れなかったボールをファーサイドのバクナがダイレクトボレーで狙うが、これを枠に飛ばすことはできない。さらに25分には左サイドをドリブルで持ち上がったJ・アイェウがカットインしてシュートを放つが、今度は相手DFのブロックに阻まれた。
▽2点リードで後半を迎えたアーセナルは、前半同様に省エネスタイルの戦い方を継続。対するアストン・ビラは、ようやく攻撃のギアを上げて攻勢を仕掛けていく。49分には右サイドからハットンが上げたクロスをゴール前のジェステデが頭で合わせるが、これはやや当たりが薄く枠を捉えることができない。さらに57分には再び右サイドからハットンが上げたクロスにシンクレアが頭で合わせるが、これはわずかにクロスバーの上を越えた。
▽その後もアストン・ベラペースが続くものの、やや試合がこう着し始める。この状況を受けて、アストン・ビラはジェステデとグエイを下げてカルレス・ジル、グリーリッシュと個での打開が期待できるアタッカーを続けて投入。一方、疲労の影響から動きにキレを欠くアーセナルは64分、キャンベルとウォルコットの両翼を下げて、ギブスとチェンバレンを送り出した。
▽試合終盤にかけても無理の効かないアーセナルに対して、アストン・ビラがサイドを起点に押し込む場面を作るが、フィニッシュの精度を欠く。防戦一方のアーセナルも途中出場で元気なチェンバレンが、82分に惜しいシュートを放つも、こちらも相手GKグザンの好守に阻まれた。結局、後半にスコアは動かず、前半に奪ったリードを最後まで守り切ったアーセナルが、公式戦3連勝を飾った。
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▽前節、サンダーランドを破ってリーグ戦3試合ぶりの勝利を手にした2位のアーセナルは、ミッドウィークに敵地で行われたチャンピオンズリーグ(CL)・オリンピアコス戦で劇的な逆転突破を決め、勢いに乗る。相変わらず負傷者に悩まされるチームは、オリンピアコス戦から中3日での開催となった最下位のアストン・ビラとのアウェイゲームに向けて全く同じ先発メンバーをピッチに送り出した。▽ジルーの公式戦3試合連続ゴールで幸先良くリードを奪ったアーセナルは、連戦の疲労を考慮してゲームコントロール優先の戦い方にシフト。それでも、20分にはセットプレーからゴール前のジルーが惜しいヘディングシュートを放つなど、追加点に迫った。
▽一方、もったいない形からビハインドを背負ったホームチームは、シンクレアとジョルダン・アイェウの両ウイングによる仕掛けを軸に攻撃を展開。21分にはカルロス・サンチェスの右クロスをGKチェフが弾き切れなかったボールをファーサイドのバクナがダイレクトボレーで狙うが、これを枠に飛ばすことはできない。さらに25分には左サイドをドリブルで持ち上がったJ・アイェウがカットインしてシュートを放つが、今度は相手DFのブロックに阻まれた。
▽ややこう着状態が続いた中、前半終盤に再びアーセナルにゴールが生まれる。38分、自陣深くでラムジーがグエイからボールを奪い、ここからロングカウンターを発動。そして、相手ボックス付近で3対1の数的優位を作ると、ボックス中央でエジルから丁寧なラストパスを受けたラムジーが難なくシュートを流し込み、要所を抑えたアーセナルが2点リードで試合を折り返した。
▽2点リードで後半を迎えたアーセナルは、前半同様に省エネスタイルの戦い方を継続。対するアストン・ビラは、ようやく攻撃のギアを上げて攻勢を仕掛けていく。49分には右サイドからハットンが上げたクロスをゴール前のジェステデが頭で合わせるが、これはやや当たりが薄く枠を捉えることができない。さらに57分には再び右サイドからハットンが上げたクロスにシンクレアが頭で合わせるが、これはわずかにクロスバーの上を越えた。
▽その後もアストン・ベラペースが続くものの、やや試合がこう着し始める。この状況を受けて、アストン・ビラはジェステデとグエイを下げてカルレス・ジル、グリーリッシュと個での打開が期待できるアタッカーを続けて投入。一方、疲労の影響から動きにキレを欠くアーセナルは64分、キャンベルとウォルコットの両翼を下げて、ギブスとチェンバレンを送り出した。
▽試合終盤にかけても無理の効かないアーセナルに対して、アストン・ビラがサイドを起点に押し込む場面を作るが、フィニッシュの精度を欠く。防戦一方のアーセナルも途中出場で元気なチェンバレンが、82分に惜しいシュートを放つも、こちらも相手GKグザンの好守に阻まれた。結局、後半にスコアは動かず、前半に奪ったリードを最後まで守り切ったアーセナルが、公式戦3連勝を飾った。
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