世界4強進出を喜ぶスコラーリ「バルサにも勝つ」

2015.12.13 22:30 Sun
クラブ・ワールドカップ(W杯)準々決勝で、広州恒大はクラブ・アメリカに逆転で勝利した。ルイス・フェリペ・スコラーリ監督は、準決勝のバルセロナ戦にも果敢に挑む姿勢を強調した。

広州にとっては苦しい展開だった。後半に入り、自陣でのFKから逆襲を受けると先制を許し、その後も押される展開となった。だが、終盤に入って速攻で1点を奪うと、終了間際に決勝点を奪った。

スコラーリ監督は、先制点は想定の範囲内だったと話す。

「相手の先制点は、ああいうプレーをして、すぐにカウンターに来ると分かっていた。分かっていたが、ミスで失点してしまった。大きな代償を払ったが、チームにとっては未来への大きな経験だ」

選手交代も効果は大きかった。ブラジル人選手も下げる采配で、白星を引き寄せた。

「勝負にいくしかなかった。賭けがうまくいった」

「とてもリスクの高い交代をするしかなかった。FW4-5人入れたのだから。中盤ガラガラになったが、決断しなければならなかった」

準決勝では、バルセロナと対戦する。「勝てるのだと信じてほしい。次は勝つ。選手は勝てると信じるべき」と、勝利だけを見据えた。


提供:goal.com

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