ヴェンゲル「サンチェスは殺されていたかもしれない」 ノリッジ戦での危険なプレーに…
2015.12.05 17:28 Sat
アーセナルのアーセン・ヴェンゲル監督は、先月29日に行われたプレミアリーグ第14節ノリッジ戦でチリ代表FWアレクシス・サンチェスがピッチ外に押し出されたプレーが非常に危険なものだったとして苦言を呈している。
ノリッジ戦の前半、タッチラインを割ろうとするボールを追っていたサンチェスは、背後からDFライアン・ベネットに押されて転倒。カメラクルーのためピッチサイドに空けられた穴の上を乗り越えて広告看板に激突する形となった。
落ち方が悪ければ命に関わっていた危険性もあるとして、ヴェンゲル監督は強く非難している。イギリス複数メディアが同監督のコメントを伝えた。
「そもそも、あそこにカメラがあるのが危険なことだった。彼は殺されていたかもしれない。さらに、あんな形で押すのも必要ではなかったことだ。カメラの場所は本当に危険なものだったと思う」
サンチェスはこの試合でハムストリングを痛め、しばらく離脱を強いられる見通しとなった。コンディションに不安を抱えていた同選手を起用したことで批判の対象となったヴェンゲル監督は、ベネットに押し出された場面が負傷につながったかどうかについては分からないとしている。
「あの負傷があの場面で起きるということもあり得るかもしれない。私は十分な専門家ではないので分からないが、私を責めたいのであればそれでも構わないよ」
3カ月の長期離脱の可能性もあると見られるMFサンティ・カソルラなど、ほかにも多くの負傷者を抱えているアーセナルは、5日にホームでのサンダーランド戦に臨む。
提供:goal.com
ノリッジ戦の前半、タッチラインを割ろうとするボールを追っていたサンチェスは、背後からDFライアン・ベネットに押されて転倒。カメラクルーのためピッチサイドに空けられた穴の上を乗り越えて広告看板に激突する形となった。
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