鈴木啓太が引退を発表「僕の心には浦和以上に愛せるチームがありません」
2015.11.22 18:15 Sun
▽今季限りでの退団が決まっていた浦和のMF鈴木啓太(34)が22日、明治安田生命J1リーグ2ndステージ第17節の神戸戦終了後に行われた退団セレモニーの場で、今季限りでの引退を発表した。
▽退団セレモニーでは、同年代のMF阿部勇樹とDF那須大亮から花束が贈呈されると、その後のサポーターへの挨拶の中で引退を発表。ときに言葉を詰まらせ、声を震わせながらファンに対して感謝の気持ちを伝えた。セレモニーでの挨拶は以下のとおり。
「たくさんの方に支えられた16年間、浦和レッズの選手としてプレーできたことを誇りに思っています。ありがとうございました」
「16年前、このクラブと契約した日のことを忘れることはできません。あの日から浦和レッズの一員としての人生がはじまり、たくさんの素晴らしい選手たち、たくさんの素晴らしい人と一緒にサッカーをすることに恵まれました」
「僕は上手な選手ではありません。自分自身のプレーにいら立つこともありましたが、それでもチームのため、仲間のため、浦和レッズの勝利のために走り続けてきたことは、僕のプライドでした」
「この真っ赤に染まるスタジアムを離れるときがきてしまったことは、とても寂しいです。でもこの場所でリーグチャンピオンをとり、シャーレを掲げ、アジアの頂点をつかみ、人生で最も情熱に溢れた時間を(ゴール裏を見て)皆と過ごすことができて最高に幸せでした」
「ここで皆さんに報告があります。私、鈴木啓太は今シーズンをもって引退することを決断しました。どうしても自分の言葉で、ファン、サポーター、仲間、クラブスタッフ、浦和レッズに関わってくださっている皆さま、僕の愛する人たちに直接伝えたくて、この場所で発表することにしました」
「サッカー少年がプロサッカー選手として成功することを夢見て、静岡から出てきましたが、いつからか、“お前は浦和の男だ”、“俺たちの鈴木啓太だ”と認めてもらったことが本当にうれしかったです。誇らしかったです」
「僕の心には浦和以上に愛せるチームがありません。だから僕は、プロサッカー選手として浦和の男ではじまり、浦和の男で終わります。16年間、本当に大きな声援、大きな愛情をありがとうございました」
「まだシーズンは続きます。もう一度チームとして全力で戦いますので、皆さんの熱いサポートをよろしくお願いします。今日はありがとうございました」
▽鈴木は2000年に東海大学翔洋高校から浦和に入団。同年の天皇杯でデビューを飾ると、2001年8月の神戸戦でリーグデビューを飾り、浦和で通算501試合(リーグ戦379試合)に出場し、16得点(リーグ戦10得点)を記録した。2006年と2007年にはJリーグのベスト11にも名を連ね、日本代表としても28試合に出場したが、今シーズンは9試合(リーグ戦4試合)の出場にとどまっていた。
▽今年の10月20日には自身のブログを通じて、浦和でプレーするためのトップコンディションを維持できないことなどを理由に16年間在籍したチームを今季限りで退団することを発表していた。
▽退団セレモニーでは、同年代のMF阿部勇樹とDF那須大亮から花束が贈呈されると、その後のサポーターへの挨拶の中で引退を発表。ときに言葉を詰まらせ、声を震わせながらファンに対して感謝の気持ちを伝えた。セレモニーでの挨拶は以下のとおり。
「16年前、このクラブと契約した日のことを忘れることはできません。あの日から浦和レッズの一員としての人生がはじまり、たくさんの素晴らしい選手たち、たくさんの素晴らしい人と一緒にサッカーをすることに恵まれました」
「僕は上手な選手ではありません。自分自身のプレーにいら立つこともありましたが、それでもチームのため、仲間のため、浦和レッズの勝利のために走り続けてきたことは、僕のプライドでした」
「We are REDSと叫び、一緒に戦ってくれたサポーターの声が、苦しいときもつらい時も、いつも僕の背中を押し、前に進むための力になっていました。本当に感謝しています」
「この真っ赤に染まるスタジアムを離れるときがきてしまったことは、とても寂しいです。でもこの場所でリーグチャンピオンをとり、シャーレを掲げ、アジアの頂点をつかみ、人生で最も情熱に溢れた時間を(ゴール裏を見て)皆と過ごすことができて最高に幸せでした」
「ここで皆さんに報告があります。私、鈴木啓太は今シーズンをもって引退することを決断しました。どうしても自分の言葉で、ファン、サポーター、仲間、クラブスタッフ、浦和レッズに関わってくださっている皆さま、僕の愛する人たちに直接伝えたくて、この場所で発表することにしました」
「サッカー少年がプロサッカー選手として成功することを夢見て、静岡から出てきましたが、いつからか、“お前は浦和の男だ”、“俺たちの鈴木啓太だ”と認めてもらったことが本当にうれしかったです。誇らしかったです」
「僕の心には浦和以上に愛せるチームがありません。だから僕は、プロサッカー選手として浦和の男ではじまり、浦和の男で終わります。16年間、本当に大きな声援、大きな愛情をありがとうございました」
「まだシーズンは続きます。もう一度チームとして全力で戦いますので、皆さんの熱いサポートをよろしくお願いします。今日はありがとうございました」
▽鈴木は2000年に東海大学翔洋高校から浦和に入団。同年の天皇杯でデビューを飾ると、2001年8月の神戸戦でリーグデビューを飾り、浦和で通算501試合(リーグ戦379試合)に出場し、16得点(リーグ戦10得点)を記録した。2006年と2007年にはJリーグのベスト11にも名を連ね、日本代表としても28試合に出場したが、今シーズンは9試合(リーグ戦4試合)の出場にとどまっていた。
▽今年の10月20日には自身のブログを通じて、浦和でプレーするためのトップコンディションを維持できないことなどを理由に16年間在籍したチームを今季限りで退団することを発表していた。
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