バルサが敵地でマドリーを4発粉砕し首位キープ《リーガエスパニョーラ》
2015.11.22 04:21 Sun
▽リーガエスパニョーラ第12節でレアル・マドリーとバルセロナによる“エル・クラシコ”が21日、サンチャゴ・ベルナベウで行われ、4-0でバルセロナが勝利した。
▽前節セビージャ戦をセルヒオ・ラモスのゴラッソで先制しながらも今季初黒星を喫した2位レアル・マドリー(勝ち点24)は、バルセロナにかわされ首位陥落となった。しかし、負傷を抱えていたセルヒオ・ラモスとマルセロが大一番を前に間に合い、ヴァルブエナ事件に関与したベンゼマも先発となった。
▽一方、ネイマールのゴラッソなどでビジャレアルに3-0と勝利し、リーガ4連勝として首位に躍り出たバルセロナ(勝ち点27)は、メッシとラキティッチが戦列に復帰。メッシはベンチスタートとなったものの、ラキティッチが先発での起用となった。
▽2列目に右からハメス・ロドリゲス、ベイル、C・ロナウドと配し、ピボーテにモドリッチとクロースを並べる[4-2-3-1]の攻撃的な布陣で臨んだレアル・マドリーが立ち上がり、仕掛けていく。
▽一方、セルジ・ロベルトを右ウイングに配す[4-3-3]で臨んだバルセロナは徐々にポゼッションを高めていくと、7分にネイマールが両チーム通じて初シュートを放つ。その後は自陣に引いて構えるレアル・マドリーに対し、バルセロナが押し込む展開となると、11分に最初のチャンスを生かしてバルセロナが先制する。右サイドから中央へ持ち上がったセルジ・ロベルトがスルーパスを供給。このパスを受けたボックス右のスアレスが右足アウトでゴール左へ流し込んだ。
▽その後、マスチェラーノが負傷でプレー続行が不可能となり、27分にマテューとの交代を強いられたバルセロナだったが、直後のハメス・ロドリゲスのミドルシュートはGKブラーボがセーブ。
▽前半半ばを過ぎてもバルセロナが試合をコントロールする中、39分にスアレスのプレスバックを起点にショートカウンターに転じたバルセロナが追加点を奪う。イニエスタのスルーパスに抜け出したネイマールがボックス左から左足でシュートを流し込んだ。さらに追加タイム2分にもネイマールがボックス左ゴールライン際から折り返したクロスにスアレスが合わせる決定機を迎えたバルセロナだったが、ここはゴールライン前のマルセロにクリアされ、3点目は奪えずに前半を終えた。
▽後半開始2分、マルセロが単騎突破でシュートに持ち込んだレアル・マドリーは、48分にもハメス・ロドリゲスのミドルシュートでゴールに迫ったが、GKブラーボの好守に阻まれる。
▽するとバルセロナは52分にネイマールの直接FKで反撃を開始。そして、53分に決定的な3点目を奪いきってしまった。イニエスタの縦パスをネイマールがダイレクトヒールで落としてDFを引き付けると、フリーランで駆け上がったイニエスタがボックス中央からフリーの状態でゴール右上へ突き刺した。55分にもスアレスのシュートでゴールに迫った余裕のバルセロナは、ラキティッチに代えてメッシを投入する。
▽68分のC・ロナウドに訪れた決定機をGKブラーボが顔面でのビッグセーブで阻止したバルセロナは、74分にジョルディ・アルバのポストプレーを受けて抜け出したスアレスがゴールを決めて4-0とし、引導を渡した。
▽そして、81分のベンゼマのヘディングシュートもGKブラーボが好守で阻止したバルセロナに対し、レアル・マドリーは84分にネイマールを蹴り飛ばしたイスコに一発レッドカードが出て崩壊。89分のC・ロナウドのヘディングシュートもGKブラーボがビッグセーブで阻止して完勝したバルセロナが首位攻防戦を制し、レアル・マドリーとのポイント差を[6]に広げている。
▽前節セビージャ戦をセルヒオ・ラモスのゴラッソで先制しながらも今季初黒星を喫した2位レアル・マドリー(勝ち点24)は、バルセロナにかわされ首位陥落となった。しかし、負傷を抱えていたセルヒオ・ラモスとマルセロが大一番を前に間に合い、ヴァルブエナ事件に関与したベンゼマも先発となった。
▽一方、ネイマールのゴラッソなどでビジャレアルに3-0と勝利し、リーガ4連勝として首位に躍り出たバルセロナ(勝ち点27)は、メッシとラキティッチが戦列に復帰。メッシはベンチスタートとなったものの、ラキティッチが先発での起用となった。
▽一方、セルジ・ロベルトを右ウイングに配す[4-3-3]で臨んだバルセロナは徐々にポゼッションを高めていくと、7分にネイマールが両チーム通じて初シュートを放つ。その後は自陣に引いて構えるレアル・マドリーに対し、バルセロナが押し込む展開となると、11分に最初のチャンスを生かしてバルセロナが先制する。右サイドから中央へ持ち上がったセルジ・ロベルトがスルーパスを供給。このパスを受けたボックス右のスアレスが右足アウトでゴール左へ流し込んだ。
▽失点を受けて高い位置からプレスをかけ始めたレアル・マドリーだったが、ボールを取りきれずにいると、バルセロナが25分にも決定機を迎える。ラキティッチの鋭いパスをボックス中央で収めたセルジ・ロベルトがシュート。しかし枠の上へ外れてしまった。
▽その後、マスチェラーノが負傷でプレー続行が不可能となり、27分にマテューとの交代を強いられたバルセロナだったが、直後のハメス・ロドリゲスのミドルシュートはGKブラーボがセーブ。
▽前半半ばを過ぎてもバルセロナが試合をコントロールする中、39分にスアレスのプレスバックを起点にショートカウンターに転じたバルセロナが追加点を奪う。イニエスタのスルーパスに抜け出したネイマールがボックス左から左足でシュートを流し込んだ。さらに追加タイム2分にもネイマールがボックス左ゴールライン際から折り返したクロスにスアレスが合わせる決定機を迎えたバルセロナだったが、ここはゴールライン前のマルセロにクリアされ、3点目は奪えずに前半を終えた。
▽後半開始2分、マルセロが単騎突破でシュートに持ち込んだレアル・マドリーは、48分にもハメス・ロドリゲスのミドルシュートでゴールに迫ったが、GKブラーボの好守に阻まれる。
▽するとバルセロナは52分にネイマールの直接FKで反撃を開始。そして、53分に決定的な3点目を奪いきってしまった。イニエスタの縦パスをネイマールがダイレクトヒールで落としてDFを引き付けると、フリーランで駆け上がったイニエスタがボックス中央からフリーの状態でゴール右上へ突き刺した。55分にもスアレスのシュートでゴールに迫った余裕のバルセロナは、ラキティッチに代えてメッシを投入する。
▽68分のC・ロナウドに訪れた決定機をGKブラーボが顔面でのビッグセーブで阻止したバルセロナは、74分にジョルディ・アルバのポストプレーを受けて抜け出したスアレスがゴールを決めて4-0とし、引導を渡した。
▽そして、81分のベンゼマのヘディングシュートもGKブラーボが好守で阻止したバルセロナに対し、レアル・マドリーは84分にネイマールを蹴り飛ばしたイスコに一発レッドカードが出て崩壊。89分のC・ロナウドのヘディングシュートもGKブラーボがビッグセーブで阻止して完勝したバルセロナが首位攻防戦を制し、レアル・マドリーとのポイント差を[6]に広げている。
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