ヴァーディ流失覚悟? ラニエリ「多くのお金を積んでくれるのであればOK」

2015.10.19 04:48 Mon
レスター・シティを率いるクラウディオ・ラニエリ監督は、今シーズンの開幕から好パフォーマンスを披露し続けるイングランド代表FWジェイミー・ヴァーディ(28)の流失を覚悟しているようだ。

▽今シーズンのリーグ戦で開幕から9試合9ゴールと得点を量産するヴァーディ。その活躍を受け、イングランド代表にも初招集されており、今シーズン終了後のヴァーディ争奪戦が噂され始めている。

▽それらの噂について、ラニエリ監督は無理に選手を引き止めることはないとの意向を示しつつ、多くの移籍金を投じてくれるクラブが出てきたら快くヴァーディの移籍を認めると話している。イギリス『エクスプレス』がイタリア人指揮官のコメントを伝えた。
「私が金のことを考えるクラブオーナーだったら、きっとこう言うだろう。『もっと、もっと、もっとだ! ジェイミーが欲しいのか? ならばもっと多くの金を積め』とね。ジェイミーのみならず全選手に言えることだが、重要なのは彼らの感覚なんだ。心、魂、脳がどう反応するかだ」

「私からはっきり言えることは、ここで幸せな選手しか要らない。それこそが私の哲学だ。我々としては彼をとどめておきたいが、ここに残りたいと思わない選手を望んでいるわけじゃない。他のクラブが多くのお金を積んでくれるのであればOKだ。我々は他の良い選手を見つけるだろう。とにかく、今はジェイミーとの時間を楽しむだけだ」

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今季は5名が新加入、イングランドでプレーする日本人女子選手の増加傾向に英紙が注目「今後も続く可能性が高い」

現在は9人、イングランドでプレーする日本人女子選手の増加傾向を英紙が注目「今後も続く可能性が高い」 イングランドのFA女子スーパーリーグ(FAWSL)には、現在9人の日本人選手が所属。アジア人プレーヤーが増加傾向にある理由を、イギリス『BBC』が探った。 マンチェスター・シティのMF長谷川唯を筆頭に、ウェストハムにはDF清水梨紗とMF林穂之香に加え、今季からはFW植木理子も在籍。リバプールではMF長野風花が主軸を担っている。 オーストラリア&ニュージーランド女子ワールドカップ(W杯)得点王の実績が評価され、マンチェスター・ユナイテッドにはMF宮澤ひなたが加入。チェルシーにはローンバックでFW浜野まいかが復帰し、今冬にはレスター・シティへ宝田沙織と籾木結花が籍を移した。 なでしこジャパンが2011年ドイツ女子W杯で優勝、2012年にロンドン・オリンピックで銀メダルを獲得した直後にも、2013年にチェルシーへ永里優季(現:ヒューストン・ダッシュ/アメリカ)が、2014年にアーセナルへ大野忍(スペランツァ大阪監督)や近賀ゆかり(サンフレッチェ広島レジーナ)が加入と、イングランドでのプレーを選択する日本人が続いたが、現在は当時とは異なる風向きで、勢いも加速している。 WSLで頭角を現した最初のアジア人選手と言えば、チェルシーで6度のリーグ優勝を達成した韓国女子代表MFチ・ソヨン(2014-2022年5月)をおいて他にないが、『BBC』では、続く存在として長谷川を挙げ、増加傾向にある日本人選手を特集。スカウティングへの投資、テレビによる世界的な女子サッカー中継の増加、移籍市場での競争の激化など、いくつかの要因を挙げた。 「映像が得られるという点で、スカウティングリソースは劇的に増加した。我々には2人の素晴らしいアナリストもいて、間違いのない選手を特定するのに役立っている」と、宝田と籾木を獲得したレスターのウィリー・カーク監督の言葉を引用。ウェストハムのレハネ・スキナー監督は、国際大会を通じて植木の才能を買っていたと話す。 また、イングランド内における女子サッカーの地位が高まったことによる、待遇の変化にも注目。給与の向上や移籍市場の変化により、WSLが選手にとってより魅力的なものになったと伝えている。 各チームの監督ともに、日本人選手の良さに「規律や戦術理解度、技術の高さ」などを挙げる。『BBC』は「これらの要因により、アジア系の才能ある人材がイギリスに流入することになり、最近到着した選手たちの成功を考えると、この傾向は今後も続く可能性が高い」と結んでいるが、まさしくその通りになるだろう。 最後に、各指揮官によるコメントを掲載。日本人選手、特に自チーム所属の選手を大いに評価している点がユニークだ。 「(WSLでプレーする)日本人選手はどんどん増えてくるだろうし、その理由も分かるだろう。非常に規律があり、聞く耳を持っている。強度も高く、ゲームの理解度もとても高い。もちろん、個々の能力は異なる。(長谷川)唯は非常に知的でゲームの読み方は誰にも負けないだろうし、信じられないほどの才能があると思う」(マンチェスター・シティ/ガレス・テイラー監督) 「風花は試合を読む力が高く、本当に素晴らしいサッカー選手だ。彼女たちは戦術面において非常にクレバーで、技術的にもとても優れている。後方から組み立てるチームの多いWSLの現状において、"日本ブランド"は我々にとって助けになる」(リバプール/マット・ビアード監督) 「日本人選手が増えた理由は明白です。戦術的に聡明で、技術的にも才能のある選手を望まない人はいないでしょう?彼女たちは私たちのチームに大きな価値をもたらしてくれました」(ウェストハム/レハネ・スキナー監督) 「必ずしもアジアの選手を探していたわけではなく、トップクラスのナンバー6を探していたら宝田を見つけたんだ。半年ほど注視して、夏に獲得しようとしたが、リンシェーピングとの合意に至らなかったから、(それなら満了後にと)事前契約を行った。チャンピオンズリーグのアーセナル戦は素晴らしかった」 「宝田選手をさらに見ていたら、籾木の良さにも気付いて、これは良い機会だと思ったんだ。2人とも素晴らしい才能のある選手だよ」(レスター・シティ/ウィリー・カーク監督) 2024.02.12 21:57 Mon
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アルゼンチン代表、直近のリーグ戦で負傷のガルナチョが招集辞退でブオナノッテを追加招集

アルゼンチンサッカー協会(AFA)は7日、2026年北中米ワールドカップ(W杯)南米予選に臨むアルゼンチン代表メンバーの変更を発表した。 3日に発表されたアルゼンチン代表メンバーに名を連ねていたマンチェスター・ユナイテッドのFWアレハンドロ・ガルナチョが負傷を理由に外れ、レスター・シティのMFファクンド・ブオナノッテが追加招集となった。 なお、ガルナチョは6日に行われたプレミアリーグ 第7節のアストン・ビラ戦をフル出場したが、この試合で左ヒザを負傷。ケガは軽傷であるが、療養のためにクラブに残ることとなった。 ここまで8試合で6勝2敗で南米予選首位を走るアルゼンチンは、10日にベネズエラ代表とアウェイで対戦。続く15日にはボリビア代表をホームに迎え撃つ。 2024.10.08 08:30 Tue
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【平成史に残るレジェンドチーム50選】vol.48 誰もが驚き、賞賛した“ミラクル・レスター”/レスター・シティ[2015-16]

1989年1月8日に日本で始まった「平成」。日本では31年にわたって使用されてきたが、2019年4月30日をもってその時代が終わりを告げる。 日本サッカーにおいても激動の時代であった「平成」だが、目をヨーロッパに向け、同じ時代で印象に残ったレジェンドチームを超ワールドサッカー編集部が選出。記憶や記録に残る50チームを紹介していく。 <div style="position: relative;margin: 2em 0;padding: 25px 10px 7px;border: solid 2px #FFC107;"><span style="position: absolute;display: inline-block;top: -2px;left: -2px;padding: 0 9px;height: 25px;line-height: 25px;vertical-align: middle;font-size: 17px;background: #FFC107;color: #ffffff;font-weight: bold;">vol.48</span><p style="margin: 0; padding: 0;font-weight:800">2015-2016シーズン/レスター・シティ ~“ミラクル・レスター”~</p></div> <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2021/2015-16leicester.jpg" style="max-width:100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">(C)CWS Brians,LTD.<hr></div><div style="padding: 0.5em 1em;margin: 2em 0;border: double 5px #4ec4d3;"><p style="margin: 0; padding: 0;">監督:クラウディオ・ラニエリ 獲得タイトル:プレミアリーグ 攻撃力7:★★★★★★★☆☆☆ 守備力8:★★★★★★★★☆☆ タレント7:★★★★★★☆☆☆ 連係9:★★★★★★★★★☆ 選手層7:★★★★★★★☆☆☆ </p></div> <div style="padding: 0.25em 0.5em;font-weight:800;font-size:1.2em;color: #494949;background: #dbeeff;border-left: solid 5px #7db4e6;">目標は残留のはずだったが…</div> レスター・シティが躍進したこのシーズンの1年前、2014-15シーズンに11年ぶりのプレミアリーグに復帰したが、前半戦を終えて最下位に終わり、降格間違いなしといわれていた。ところが、当時のナイジェル・ピアソン監督率いるレスターは、後半戦に8戦7勝1分を記録するなど巻き返しを見せ、「華麗なる脱出」を遂げていた。 1年での降格を免れたレスターだったが、その立役者であったピアソン監督をシーズン開幕直前に解任し、クラウディオ・ラニエリ監督を招へいした。就任後のラニエリ監督は、「目標は残留。勝ち点40を目指す」とコメント。すると、開幕後5戦を無敗で終えた後も、11月末に単独首位に躍り出たときも、その目標は変わらなかった。 それでも前半戦を2位で終えたとき、ラニエリ監督は初めて残留以外の目標を口にする。「上位を維持したい。前半戦で勝ち点39を積み上げたから、後半戦でも勝ち点40を目指す」。前代未聞となる目標の2倍を掲げ、いよいよ“優勝”が現実味を帯びていく。 『遅かれ早かれ彼らは失速するだろう』と思われながらも、後半戦も順調に勝ち点を重ねていったレスターは勝てば自力優勝が決まる36節のマンチェスター・ユナイテッド戦を引き分けるも、優勝を争うトッテナムも勝利を逃し、優勝が決定した。こうして開幕前優勝オッズ5001倍だったレスター・シティが「ミラクル・レスター」として後世に名を遺した。 <div style="padding: 0.25em 0.5em;font-weight:800;font-size:1.2em;color: #494949;background: #dbeeff;border-left: solid 5px #7db4e6;">噛み合った戦術とメンバー</div> ピアソン監督の解任を受けて今季開幕前にレスターの指揮官に就任したラニエリ監督に対して、当初は懐疑的な意見も出ていたが、見事な手腕で奇跡的な優勝に導いた。パス成功率やポゼッション率はリーグ最低クラスでも、選手たちの特長を生かすカウンター型の組織的なチームを構築した。 中でもサプライズとなったのは、フランス2部のカーンからレスター入りした小柄なフランス人MFエンゴロ・カンテだ。カンテは、開幕からの5試合のうち4試合がベンチスタートだった。しかし、そこからラニエリ監督の信頼を掴むと、不動のレギュラーとして君臨。驚異的なスタミナと圧倒的な運動量で“新たなマケレレ”と称されると、フランス代表にも定着。シーズン後にチェルシーへとステップアップした。 攻撃陣は、プレミア新記録の11戦連発を含む24ゴールを叩き出したジェイミー・ヴァーディと、17得点11アシストをマークしたリヤド・マフレズがチームの“飛車角”だった。 前線から守備のスイッチとなった岡崎慎司や、ヴァーディとのホットラインが光ったダニエル・ドリンクウォーターなど、ラニエリ監督はカウンター戦術の最適解となるイレブンを選び出した。 <div style="padding: 0.25em 0.5em;font-weight:800;font-size:1.2em;color: #494949;background: #dbeeff;border-left: solid 5px #7db4e6;">ピックアップ・プレイヤー</div> <span style="font-weight:700;font-size:1.1em;">FW:ジェイミー・ヴァーディ(28)</span> レスター・シティの絶対的エースとして君臨したヴァーディ。シーズン前には主力選手の1人に過ぎなかったヴァーディだが、このシーズンで完全に一皮向けた。 最終的にリーグ戦で24ゴール。11月には、ファン・ニステルローイ氏の記録を上回る11試合連続ゴールの新記録を樹立。PFA(イギリスプロフットボール選手協会)最優秀選手賞はマフレズに譲ったが、FWA(イギリスフットボール記者協会)選出の最優秀選手賞を受賞。イングランド代表としても活躍した。 2019.04.29 21:00 Mon
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オーストラリア代表の絶対的存在も…レスターで構想外のDFサウターにアーノルド監督が最後通牒「次のマーケットで移籍を」

オーストラリア代表のグラハム・アーノルド監督が、同代表DFハリー・サウター(25)に最後通牒だ。豪『news.com.au』が伝えている。 身長198cmの体躯だけでなく、国際Aマッチ通算21試合10得点のセンターバックという点がよく知られるサウター。豪代表の攻守ともに絶対的存在であり、セットプレー時は相手の脅威となる。 その特徴・風貌・名前から“もう1人のハリー・マグワイア”とも言われるサウターだが、現所属はマグワイアもかつてプレーしたレスター・シティ。 レスターでのサウターは、加入当初の2022-23シーズン後半戦こそレギュラーに定着も、チャンピオンシップ(イングランド2部)に舞台を移した今季はほぼ構想外。第37節までにリーグ戦出場3試合・計98分間にとどまっているのだ。 これについて、サウター本人もアジアカップ期間中に「豪代表にとどまるためにはクラブで出場機会を増やさないと…」と本音。今回の代表ウィークも引き続き招集されているが、とうとうアーノルド監督からも最後通牒と取れる発言が飛び出した。 「彼のフィジカルレベルは素晴らしく、なんと我々のトップスコアラー、そして我々のチームリーダー…彼の素養はセンターバックというポジションにおいて非常に重要であり、我々が必要とするものでもある」 「そんな彼がレスターで厳しい時期を過ごしていることを私も把握している。この状況を正すべきだ。私が彼のためにできるのは、せいぜい代表ウィーク中に2試合分のプレータイムを与えることだけ。来たるマーケットで移籍できるかが重要だ」 サウターはアジア杯期間中の今冬、生まれ故郷のスコットランド、またサウジアラビアのクラブからオファーが届いていたとされるが、この時は挽回を信じてレスター残留。契約を2028年6月まで残すなか、どうやら夏で移籍しなければアーノルド監督から決断を下されることになりそうだ。 2024.03.21 13:30 Thu

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