モウリーニョに圧力? プレミアを希望するアンチェロッティ「復帰が近いと感じる」

2015.10.12 18:59 Mon
▽前レアル・マドリー指揮官のカルロ・アンチェロッティ氏(56)が、プレミアリーグで指揮を執る意向があることを明かした。イギリス『イブニング・スタンダード』が伝えた。

▽昨シーズン限りでマドリーの指揮官を解任されたアンチェロッティ氏は、現在フリーのため休養している。復帰を見据える同監督は、行き先にイングランドを希望していることを明かした。

「エンジンを稼動させる準備は1月には整うだろう。プレミアリーグに戻りたいね」
「あそこは単にフットボールというだけでなく、フットボールを取り巻く“試合”ができる理想的な環境だ。適度なプレッシャーがある。落ち着きや無関心さも必要だ。引退する前に、もう一度イングランドで経験したいね」

▽アンチェロッティ氏は、2009-10シーズンから2シーズンにわたってチェルシーを指揮。1年目にプレミアリーグとFAカップのダブルを達成するなど結果を残したが、無冠に終わった2010-11シーズン終了後に解任された。現在、不振を極めるチェルシーでは、ジョゼ・モウリーニョ監督の進退が取りざたされている状況。アンチェロッティ氏は、具体的なクラブ名を挙げることを避けたが、「復帰が近づいていると感じる」と話した。
「どこに行くかって? 向こうが私に電話してくるわけだからね。それから話だ。評価して決める。2、3週間前までは誰かから電話がかかってくるのが怖かった。だが、今は復帰が近いように感じる」

▽今シーズンのタイトルの行方に関しては以下のように占っている。

「イングランドでは、マンチェスター・シティだね。彼らのスカッドは最も強力だ。特別なクオリティがある。チャンピオンズリーグならバイエルン、レアル・マドリー、バルセロナかパリ・サンジェルマンだね」

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