バルサ、リーガ脱退の可能性高まる カタルーニャ州議選で分離独立支持派が過半数を獲得
2015.09.28 17:15 Mon
▽バルセロナの行く末はどうなるのだろうか。スペイン北東部カタルーニャ自治州で27日、州議会選挙が行われ、分離独立支持派が過半数を獲得した。イギリス『BBC』が報じた。
▽分離独立支持派の選挙連合のCDCを率いるアルトゥール・マス州首相は27日、「我々が勝利した」と勝利宣言し、カタルーニャ独立への道を本格化させることを強調。一方、スペインは独立を認めない構えで、今後も激しい駆け引きが続くとみられる。独立支持派の選挙連合は過半数を獲得した場合、18カ月以内に独立手続きを進める考えを示していた。
▽この場合、カタルーニャ州に拠を構えるバルセロナとエスパニョールは、リーガエスパニョーラから脱退する可能性が出てくる。スペイン・プロリーグ機構のハビエル・テバス会長は先日、「スペインが壊れれば、リーガも壊れることになる」と、バルセロナとエスパニョールの両クラブの扱いについて、リーグ脱退となることを示唆していた。
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▽カタルーニャ民主集中党(CDC)、カタルーニャ共和主義左翼(ERC)を筆頭とする分離独立支持派の選挙連合は、135議席のうち62議席を獲得。これだけでは過半数に届かないが、独立を掲げる別の極左政党CUPが獲得した10議席を合わせると72議席となり、議会の過半数を獲得したことになる。▽この場合、カタルーニャ州に拠を構えるバルセロナとエスパニョールは、リーガエスパニョーラから脱退する可能性が出てくる。スペイン・プロリーグ機構のハビエル・テバス会長は先日、「スペインが壊れれば、リーガも壊れることになる」と、バルセロナとエスパニョールの両クラブの扱いについて、リーグ脱退となることを示唆していた。
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