モウリーニョ、ガブリエウへの処分取り消しに「今後は報復行為が認められるということ」

2015.09.24 14:30 Thu
チェルシーのジョゼ・モウリーニョ監督は、アーセナルのブラジル人DFガブリエウ・パウリスタに対する出場停止処分が取り消しになったことが、危険な前例になるとの見解を示している。

ガブリエウはアーセナルがチェルシーに敗れた19日のプレミアリーグでの一戦で、スペイン代表FWジエゴ・コスタと口論し、同選手を蹴ったとして退場となった。

だが、イングランドサッカー協会(FA)は、ガブリエウの「不適切行為」に対する異議を受け入れ、3試合の出場停止処分を取り消すことを決定している。一方で、フランス代表DFローラン・コシエルニーの顔をはたくなどしていたジエゴ・コスタには、「暴力的行為」で3試合の出場停止処分を科した。

23日のキャピタルワンカップ3回戦でウォルソールを下したモウリーニョ監督は、試合後にガブリエウの処分が取り消されたことについて次のように述べている。イギリス『BBC』が伝えた。

「これで我々は、これからは報復行為が許されるということが分かった。ノー・プロブレムなんだよ。それをやれるということなんだ」

一方で、ジエゴ・コスタの出場停止処分について、モウリーニョ監督は発言することで処分が自身にも及ぶことを避けるとし、チームにとって大きな痛手だと述べた。

「議論に感情を持ち込めば、私には大きな停止処分が待っているだろう。それは望まない。チームは重要な選手を3試合失った。監督まで失う必要はないと思う」

「ケガなら受け入れるのはもっと簡単だ。だが、こういう状況はもっと感情に響く。チームは傷ついているよ」

提供:goal.com

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