今野&遠藤保弾で鹿島に完勝したG大阪が2位浮上《J1》

2015.06.03 20:58 Wed
▽明治安田生命J1リーグ1stステージ第10節の延期分が3日に行われ、G大阪vs鹿島は2-0でホームのG大阪が勝利を収めた。

▽逆転優勝のために1試合も落とせない4位のG大阪と、今季初の連勝を目指す鹿島の一戦。G大阪はGK東口と丹羽に宇佐美、鹿島は柴崎という先日発表された日本代表組が先発した。

▽試合はホームのG大阪が徐々に攻勢に出る。ボールを保持して鹿島を押し込むと、10分には左サイドを駆け上がった藤春のクロスをファーサイドの宇佐美がヘディングで合わせる。しかし、昌子の寄せもあり、宇佐美のヘディングシュートは枠を捉えきれなかった。
▽一方の鹿島は、手数をかけずにカウンターで応戦。18分には金崎がボックス手前の好位置で倒されてFKを獲得すると、柴崎が右足で直接狙う。しかし、壁の外を巻いたシュートは枠の右に外れた。

▽その後は拮抗した展開となるものの、鹿島が今季苦手とするセットプレーからG大阪がチャンスを作っていく。34分には、右CKからファーサイドのパトリックがヘディングで競り勝つも、このシュートは惜しくも枠の右に逸れた。
▽それでもG大阪は41分、左サイド寄りの位置から遠藤保がゴール前にFKを入れると、対応したGK佐藤のパンチングしたボールがボックス中央の今野へ。これを今野がダイレクトでゴールに蹴り込み、G大阪がリードを得て前半を終えた。

▽迎えた後半、G大阪が鹿島を早々に突き放す。51分、ボックス内で倒された宇佐美がPKを獲得。これを遠藤保が落ち着いて決めて追加点を奪った。リードを広げたG大阪は、この直後にも宇佐美の浮き球パスから裏に抜け出したパトリックが決定機を迎えたが、シュートをミスして3点目を奪えない。

▽一方、トニーニョ・セレーゾ監督は55分、赤崎を下げて遠藤康を投入。金崎を1トップの位置に上げて反撃を目指した。しかし、この後もG大阪が攻勢に出ると、57分には宇佐美が鋭いシュートを放ったが、GK佐藤の好守に阻止される。続く65分には岩下がネットを揺らすも、オフサイドの判定でゴールが取り消された。

▽鹿島は高崎らをピッチに送り出してゴールを狙ったが、最後までゴールを奪えずに試合は終了。完勝したG大阪は2位に浮上し、1試合多い首位・浦和との勝ち点差を7とした。

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