苦しい時期を振り返るメルテザッカー 「W杯後のトラウマに悩まされた」
2015.05.29 20:00 Fri
ワールドカップ優勝がもたらした影響は、それほどまでに大きかったということだろうか。アーセナルのドイツ代表DFペル・メルテザッカーが、「トラウマ」に悩まされていたことを明かした。
メルテザッカーは昨年、ドイツ代表のワールドカップ優勝メンバーとなり、アルゼンチンとの決勝でも交代出場して、ピッチ上で世界一の瞬間を迎えた。その後、アーセナルに戻って今季が始まったが、前半戦は不調だったと振り返っている。
「ドイツ代表選手のほとんどが、およそ半年間、問題を抱えていた。ケガをしたメスト・エジルもそうだね。僕はケガこそ免れたけれど、ベストのプレーを見せることができなかった。あんな感覚は経験したことがなかったよ。半年間、“ワールドカップ後のトラウマ”のようなものに悩まされていたんだ。あの状況を、どうコントロールしていいのか分からなかった」
世界一という大きな目標を達成し、“燃え尽き症候群”に陥っていたようだ。新たな目標を見つけて気持ちを切り替えるのに、半年もの時間がかかったという。
「ワールドカップのことを忘れるように努めたんだ。いつまでも思い出に残るものだけれど、シーズンが始まれば、誰もが新しい目標を設定して、そこに向かっていかなければいけない。だから、昨年の夏に何が起こったのかを忘れようとしたんだ」
「ワールドカップの後、新しい目標とともに戦わなければいけなかった。半年が過ぎて、僕にとってはひどいシーズンになると思ったよ。正直に言って、もっとひどいシーズンになると思っていた」
苦しい道のりを経て調子を取り戻したメルテザッカーは、30日にシーズン最後の試合となるFAカップ決勝に臨む。相手のアストン・ビラを止めるために、エースのクリスティアン・ベンテケに最大限の注意を払うという。
「ベンテケのフィジカル能力が優れている。足元のプレーも、ヘディングもうまい。完成されたストライカーだ。おそらく僕がマークすることになるけれど、彼にボールが渡らないようにする必要があるね」
提供:goal.com
メルテザッカーは昨年、ドイツ代表のワールドカップ優勝メンバーとなり、アルゼンチンとの決勝でも交代出場して、ピッチ上で世界一の瞬間を迎えた。その後、アーセナルに戻って今季が始まったが、前半戦は不調だったと振り返っている。
「ドイツ代表選手のほとんどが、およそ半年間、問題を抱えていた。ケガをしたメスト・エジルもそうだね。僕はケガこそ免れたけれど、ベストのプレーを見せることができなかった。あんな感覚は経験したことがなかったよ。半年間、“ワールドカップ後のトラウマ”のようなものに悩まされていたんだ。あの状況を、どうコントロールしていいのか分からなかった」
世界一という大きな目標を達成し、“燃え尽き症候群”に陥っていたようだ。新たな目標を見つけて気持ちを切り替えるのに、半年もの時間がかかったという。
「ワールドカップのことを忘れるように努めたんだ。いつまでも思い出に残るものだけれど、シーズンが始まれば、誰もが新しい目標を設定して、そこに向かっていかなければいけない。だから、昨年の夏に何が起こったのかを忘れようとしたんだ」
「ワールドカップの後、新しい目標とともに戦わなければいけなかった。半年が過ぎて、僕にとってはひどいシーズンになると思ったよ。正直に言って、もっとひどいシーズンになると思っていた」
苦しい道のりを経て調子を取り戻したメルテザッカーは、30日にシーズン最後の試合となるFAカップ決勝に臨む。相手のアストン・ビラを止めるために、エースのクリスティアン・ベンテケに最大限の注意を払うという。
「ベンテケのフィジカル能力が優れている。足元のプレーも、ヘディングもうまい。完成されたストライカーだ。おそらく僕がマークすることになるけれど、彼にボールが渡らないようにする必要があるね」
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