南米トリデンテ活躍のバルセロナがバイエルンを退けて4季ぶり決勝進出《CL》
2015.05.13 05:51 Wed
▽CL準決勝2ndレグ、バイエルンvsバルセロナが12日にバイエルンの本拠地アリアンツ・アレーナで行われ、3-2でバイエルンが勝利した。しかし、2戦合計スコア3-5でバルセロナが4季ぶりの決勝進出を果たしている。
▽ラームを右サイドに、シュバインシュタイガーを左サイド中寄りに配す変則的な[4-4-2]の布陣を敷いたバイエルンが、立ち上がりから猛烈なハイプレスを仕掛けていった。しかし5分、そのハイプレスを持ち前のパスワークでかいくぐるバルセロナが最初の決定機を作る。ダニエウ・アウベスのフィードに抜け出したボックス右のラキティッチがシュート。しかし、枠の左を捉えたシュートはGKノイアーにセーブされた。
▽すると直後の6分、カウンターからバイエルンも決定機を演出。ミュラーが左サイドを持ち上がってクロスを折り返し、チアゴがシュート。だが、ピケの好ブロックに阻まれてしまった。それでも7分、バイエルンが先制点を奪いきる。シャビ・アロンソの右CKからフリーとなっていたファーサイドのベナティアのヘディングシュートがゴール左に決まった。
▽しかし15分、バルセロナは勢い付くバイエルンを尻目にアウェイゴールをあっさり奪う。メッシのスルーパスに抜け出したスアレスがボックス右に侵入。ゴール前でフリーとなったネイマールにパスを送ると、ネイマールは難なくシュートを流し込んだ。
▽すると29分、バルセロナが突き放す。ロングフィードをメッシがヘッドで逸らし、これにスアレスが反応。抜け出したスアレスがボックス右からクロスを送り、パスを受けたファーサイドのネイマールが胸トラップからシュートをゴール左隅に流し込んだ。
▽絶望的な状況となったバイエルンは40分、チアゴの中央突破からボックス中央のレヴァンドフスキの放ったシュートがGKテル・シュテーゲンを強襲。弾いたボールがゴールラインを割りかけたが、GKテル・シュテーゲンの懸命の戻りによってかき出されてしまった。
▽後半頭から負傷した影響か、スアレスに代えてペドロを右サイドに投入したバルセロナは、フラットな[4-4-2]に変更。ラキティッチとブスケッツがドブレピボーテを形成し、守備の安定を図った。
▽そのバルセロナに対してプレスをかけに行ったバイエルンだったが、ボールを奪いきれない状況が続く。それでも59分、バイエルンが1点を返す。ペナルティアーク中央でチアゴのパスを受けたレヴァンドフスキが巧みなステップワークでシュートコースを作り、ゴール右へ流し込んだ。
▽まだ3点の猶予があるバルセロナは、ラキティッチに代えてマテューをセンターバックに投入し、マスチェラーノを中盤に上げて守備の強度を維持しにかかる。
▽リスクを負わないバルセロナに対し、バイエルンは74分、シュバインシュタイガーの丁寧な落としを、ペナルティアーク中央のミュラーがゴール右へ蹴り込み、奇跡の逆転突破まであと3点とした。しかし反撃はここまで。自陣に引くバルセロナからこれ以上ゴールは奪えず、準決勝で敗退となった。
▽一方、2戦合計スコア5-3でバイエルンを撃破したバルセロナは4季ぶりの決勝進出を果たし、来月6日にレアル・マドリーvsユベントスの勝者とベルリンで欧州最強の座を懸けて激突する。
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▽1stレグを0-3で落としたバイエルンは、2年ぶりの決勝進出が絶望的な状況となった中、1stレグと同様のスタメンを送り出した。一方、アウェイゴールを与えずに快勝したバルセロナも、1stレグ同様のスタメンで4年ぶりの決勝進出を目指した。▽すると直後の6分、カウンターからバイエルンも決定機を演出。ミュラーが左サイドを持ち上がってクロスを折り返し、チアゴがシュート。だが、ピケの好ブロックに阻まれてしまった。それでも7分、バイエルンが先制点を奪いきる。シャビ・アロンソの右CKからフリーとなっていたファーサイドのベナティアのヘディングシュートがゴール左に決まった。
▽しかし15分、バルセロナは勢い付くバイエルンを尻目にアウェイゴールをあっさり奪う。メッシのスルーパスに抜け出したスアレスがボックス右に侵入。ゴール前でフリーとなったネイマールにパスを送ると、ネイマールは難なくシュートを流し込んだ。
▽これで4点が必要となったバイエルンは、19分にミュラーのヘディングシュートがゴール左角を捉えたが、GKテル・シュテーゲンの好守に阻まれてしまう。その後は自陣に引くバルセロナ相手に、プレスの強度が落ちたバイエルンが攻め手を見いだせない展開に。そんな中27分、右サイドを突破したミュラーの折り返しを受けたレヴァンドフスキが枠内シュートを浴びせるが、GKテル・シュテーゲンの正面を突いてしまった。
▽すると29分、バルセロナが突き放す。ロングフィードをメッシがヘッドで逸らし、これにスアレスが反応。抜け出したスアレスがボックス右からクロスを送り、パスを受けたファーサイドのネイマールが胸トラップからシュートをゴール左隅に流し込んだ。
▽絶望的な状況となったバイエルンは40分、チアゴの中央突破からボックス中央のレヴァンドフスキの放ったシュートがGKテル・シュテーゲンを強襲。弾いたボールがゴールラインを割りかけたが、GKテル・シュテーゲンの懸命の戻りによってかき出されてしまった。
▽後半頭から負傷した影響か、スアレスに代えてペドロを右サイドに投入したバルセロナは、フラットな[4-4-2]に変更。ラキティッチとブスケッツがドブレピボーテを形成し、守備の安定を図った。
▽そのバルセロナに対してプレスをかけに行ったバイエルンだったが、ボールを奪いきれない状況が続く。それでも59分、バイエルンが1点を返す。ペナルティアーク中央でチアゴのパスを受けたレヴァンドフスキが巧みなステップワークでシュートコースを作り、ゴール右へ流し込んだ。
▽まだ3点の猶予があるバルセロナは、ラキティッチに代えてマテューをセンターバックに投入し、マスチェラーノを中盤に上げて守備の強度を維持しにかかる。
▽リスクを負わないバルセロナに対し、バイエルンは74分、シュバインシュタイガーの丁寧な落としを、ペナルティアーク中央のミュラーがゴール右へ蹴り込み、奇跡の逆転突破まであと3点とした。しかし反撃はここまで。自陣に引くバルセロナからこれ以上ゴールは奪えず、準決勝で敗退となった。
▽一方、2戦合計スコア5-3でバイエルンを撃破したバルセロナは4季ぶりの決勝進出を果たし、来月6日にレアル・マドリーvsユベントスの勝者とベルリンで欧州最強の座を懸けて激突する。
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